アップデートを待つだけの価値がある
Riot Gamesは、11月21日、VALORANTについて語るpodcastを公開。VALORANTのリード・エージェント・デザイナーであるJay Watford氏を招き、パッチ5.10のアップデートについて話し合いが行われましたが、その中で今後のチェンバーの修正を示唆しました。
Jay Watford氏はチェンバーがセンチネルの中で圧倒的な強さを見せている状況において、チェンバーのさらなる弱体化を考えていると話し、「これらは単なる応急処置的な修正ではない。Riotは "長期的 "なゲームバランを考えており(アップデートを)待つだけの価値があることを約束する。」と述べました。
圧倒的な強さを誇るチェンバー
パッチ5.10ではセンチネルエージェントである「サイファー」の強化が実施。圧倒的なピック率を誇るチェンバーに対抗できるかと思いましたが、ファンからはこの強化に対する賛否両論の声が寄せられていました。
ZETA DIVISION所属のLaz選手は「何よりも先にチェンバーどうにかしないといけない!」と投稿。SentinelsのTenz選手も「サイファーは前より強くはなったが、チェンバーという名の圧制的なエージェントの足元にも及ばない。」と述べており、チェンバーの強さを問題視していました。
チェンバーは昨年11月に登場して以来、パッチ4.09 ・パッチ5.03で2度弱体化していますが、その強さは猛威を奮っており、Champions 2022でのピック率は67.44%に達しています。
チェンバーの弱体化を示唆
今回、Jay Watford氏はチェンバーの弱体化について、「(チェンバーの)特徴を『研ぎ澄ませる』ことで他のセンチネルエージェントもピックされるようにしながら、チェンバー自身も輝きを放つことができるだろう。」と発言。
各エージェントに独自の戦術、特徴的な長所と短所を与えることを重要視していることを明かし、「もし、チェンバーを大幅に弱体化し、サイファーや他のセンチネルエージェントを強化したら、チェンバーの問題は他のエージェントの破滅につながる。」と回答。
「このようなアプローチ(長期的な視点でエージェントの強さを修正していくこと)は、すぐにプレイヤーを満足させることはできないかもしれないが、ゲームをあるメタから次のメタへと常に揺れ動くことから救うことができるでしょう。」と話し、長期的なゲームバランスを考える重要性を主張しました。
今回、チェンバーがいつ調整されるのかなど明確な時期についての言及はありませんでしたが、2023年に向け、どの様な調整・アップデートがなされるのかに注目です。
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