会心と会心ダメージ

結論から言うと、一般的には会心ダメージを上げた方がいいです。

会心は、クリティカル（会心）が発生する確率と、クリティカルが発生したときに上昇するダメージ割合に関するパラメータです。
そして会心ダメージというのは、そのクリティカルが発生したときに上昇するダメージ割合、のことです。

では両方が上がる会心を上げた方がいいのかというとそうではありません。会心はあくまでパラメータであって会心が15%上がっても会心ダメージが15パーセ上がるわけじゃないです。

会心の計算式は正確かどうかは微妙ですが

会心0→会心発生率0%
会心300→会心発生率30%
（0〜300の間の発生率の上昇率は一定）
会心1000→会心発生率55%
（300〜1000の間の発生率の上昇率は一定）
会心5000→会心発生率80%
（1000〜5000の間の発生率の上昇率は一定）

会心0→会心時ダメージ上昇率0%
会心200→会心時ダメージ上昇率30%
（0〜200の間のダメージ上昇率の上昇率は一定）
会心1000→会心時ダメージ上昇率94%
（200〜1000の間のダメージ上昇率の上昇率は一定）
会心5000→会心時ダメージ上昇率150%
（1000〜5000の間のダメージ上昇率の上昇率は一定）

となっています。
例えばですが、
基礎の会心値が1000のキャラに
会心20%のスロットをつけた場合は
会心1000→1200
つまり
会心発生率55%＋1.25%で56.25%
会心時ダメージ上昇率94%＋2.8%で96.8%（1.968倍）

一方で会心ダメージ20%のスロットをつけた場合は
会心1000は据え置き
会心発生率は55%のまま
しかし
会心時ダメージ上昇率94%＋20%で114%（2.14倍）

会心は1000を超えると発生率もダメージ上昇率もあまり上がらなくなるので、会心が1000を超えるキャラだと会心ダメージを上げた方が火力が上がりやすいです。
ここで参照する会心はステータス画面のものではありません。ステータス画面に、オートスキルや付与効果の倍率をかけたものになります。
例えば写真↑の茶熊エレノアだと
ステータス画面では325ですが、スキル1の付与効果で150%、オートスキル3のチャージ時で300%強化されるので
325×5.5＝1787 となります。

また、会心自体の計算は
（基本値）×（タウン補正）×（付与効果やオート）
となっていて
会心20%のスロットをつけた場合は
既に450%強化（5.5倍）のものが470%強化（5.7倍）になるだけなので
325×5.7＝1852 となります。
茶熊エレノアでなくとも最近のキャラはたいてい数百%の会心強化を持ってるので、実際の会心に対しての会心の伸びは微々たるもの、火力の上昇も微々たるものです。
なので、会心を伸ばすのであればアクセやスロットではなく、石板や武器がよいです。
石板や武器のステータスはキャラの基本値を底上げします。例えばブルースプリーガーの石板（会心90)を装備すると、基本値が130から220になり、タウン補正をかけた数値は551。実際には
551×5.5＝3030 になります。

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会心値を上げると会心率(クリティカル発生率)と会心ダメージの2つが上がります。
会心値自体には上限(5000)がありますが会心ダメージには上限がなく、また会心値が1000以上になると会心ダメージの伸びが悪くなるのでアクセや武器スロットでは会心ダメージを盛るのがCC環境での定石となってる感じですね。
ちなみに上限の5000のとき会心ダメージの補正は150%程、1000くらいだと95%くらいの補正がかかるので会心のステータスが高い石板は結構重宝されますね