黒猫のウィズの回答詳細

クルイサ序盤まではご存知ということでOKですか？
激しくネタバレですので以下ご注意を。

(エリア12カムシーナ)
アヤナから最後の四聖賢・レマの情報を得た「君」はカムシーナに向かいます。レマはカムシーナに幽閉されており、彼を救おうとしているのが彼の義理の孫のエリエリです。
成り行きで協力関係になったギュゼル、エリエリが禁術で墓場から盗んだ死体に精神だけ憑依させたレマと共に、レマの本当の身体を取り戻すべくカムシーナの研究所に向かいますが、結局研究所は火災で焼失、レマは元の身体を失ってしまいます。
この騒動をきっかけにカムシーナと全面的に戦うことになった「君」たちは、王の直属部隊の頭でありギュゼルの義理の父カルマンと王宮で戦い勝利、王と対面すべく扉を開くと…そこには愛人に暗殺された王の姿が。実は王の愛人は術で化けたアナスタシアでした。切り落とした王の指から封印を解くための指輪を抜き取るとアナスタシアは姿を消します。

（エリア13ウルドラ/ルディニア)
すべては王を操っていたアナスタシアの仕業だと知り和解したカルマンから情報を得て、カムシーナが秘匿していた秘境・ウルドラに向かう「君」。途中でアナスタシアの妨害を受けますが、魔道士ギルドから派遣されたアレクの手助けもあってウルドラの奥に隠された「異界の門」まで辿り着きます。門を潜った先にはノクトニアポリスの柱に似た巨大な異界の柱が。

そこにはアナスタシアと、龍の仮面を被った魔道士が居ました。ルーフェンと名乗る魔道士に会ったウィズは彼(？)が、トルリッカで猫に変えられた時に戦った龍だと確信します。また初めてヴェルタで零世界への穴を開いた際に、穴の向こうから覗き返していたのが彼だったとも。
一方でルーフェンは「君」に告げます。「お前、もしかして私か？」
実は「君」はルーフェンの一部で、かつて世界を守るべく異界に積極的に干渉していたノクトニア(ウィズ達)と、滅びる異界もあるがそれに関わるべきではないとするルーフェン達の間で争いが起き、その時に分かたれてしまったルーフェンの「真名」から生まれたのが「君」だと告げられます。

圧倒的な力を持つルーフェンの前に、なすすべもなく逃げることしか出来ず、レマの仮初の肉体を失いつつも魔道具に精神を移すことでなんとか持ち堪えつつ、エリエリの秘められた才能・空間魔法を用いて幾つもの異界を転々とする「君」たち。そこで気づいたのは、この世界は幾つもの時間の「層」で出来ており(パラレルワールド)、自分ではない「君」も異界を移動し、世界を救っていたということ。ルーフェンたちが勝って不幸な結末のまま放置されてしまったパラレルワールドも存在する。
また、ルーフェンの圧倒的な力は、異界の精霊の力の一部を「召喚」するだけではなくその真名を理解することで存在そのものを召喚する「真名召喚」であるということ。

真名召喚を会得した「君」は召喚したユッカとエニィの力を借りてルーフェンを倒すことに成功します。しかし、一瞬の隙をつかれ、石に変えられてしまいます。
「君」を調べたユッカはエリエリとレマに「異なる時間層」の黒猫の魔法使いを見つけて連れてきてくれれば、この状況を打破できると伝えて…。

というところで終わっています。だいぶ端折りましたが長文ですね。