黒猫のウィズについて質問してみよう。
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黒猫のウィズの回答詳細
おっしゃる通りですが、前例が無いわけではありません。まさかの展開で終わったスザク2~スザク3は特に期間が空いたと記憶しています。ただ、メアレス3~メアレス4は比較的すぐに続編が出ましたね。煮え切らない終わり方だったのは私の記憶にある限りですと、このくらいです。
続編の予想も兼ねて、3つの伏線を整理しました。
※以下ネタバレになります※
今回のグレイスの伏線ですが、わざとらしいくらいだったかと思います。というのも、終始「それが伏線である」とはっきりわかる表現がなされていて、その内容も読者が容易に想像ができるような仕掛けになっているからです。
詳しく書くと、「グレイスの名前が変」「ズレた知識や言動」「知るはずのないことを知っている」「リュディガーの書いた少女グレイスの冒険譚」といった事項は何度も繰り返し言及されていましたし、極めつけに最後の生き返り→それらをリザが指摘するという流れで、明確に提示されました。(さらに重要なのは、リザが知らない「リュディガーの書いた少女グレイスの冒険譚」について読者は知っているということで、それが答え、あるいは真の答えへのミスリードであると見て間違いないでしょう)
それから、精霊の召喚の扱い。「精霊との契約」や「クエス・アリアスの魔法を異界人が使う」という点で、今までのシリーズとは一線を画しています。(喰牙RISEシリーズは例外ですが、シリーズないの異界自体が異色のものであるという伏線があるので無視します)
今の情報だと予測が難しいですが、後々キーになってくる要素かもしれません。あるいは単に、ウィズが「キミ」と別軸で動いているという流れから来ているのかもしれませんが……
もうひとつ、リュディについての伏線は、グレイスの伏線に隠されてわかりにくくなっていましたね。
「○○殺し」という異名と、「ここに来てから、いろいろあってね」という台詞がお約束のように繰り返されて来ましたが、ギャグ風にカムフラージュされていました。最後の最後でこのように使われるのは予想外で、かなりグッときました。
前提として
・「殺し」は「お人好し」と並んで彼の育ての親である魔王アルドベリクのテーマです
・人間であるリュディはロスエデ3において、アルドベリクに「殺し」を禁止されている旨の記述があったはずです
・3章の最後、リュディは子供を殺したエルフを封印という形で助けています。そもそもリュディの「殺し」はセリフに出てくるだけで、実際の描写はありません
さて、なにか見えてきたのではないでしょうか。もう1人の主人公であるリュディをウィズと組ませ、「キミ」と重ねる形で進行するストーリーというのは、今までと毛色が違っていて、それだけでもワクワクしますが、個人的にリュディのキャラクターが好きなので、続編で「いろいろ」の内容が説明されていくといいなと思います! 質問意図とはズレてしまったかもしれません。長文失礼しました
今やってる「ぽっかみさま2」のノーマル5章まで終わったんですけどストーリーが中途半端だったんですけど今回はここまでで続きはイベント続編が来るという解釈で大丈夫でしょうか?
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