大会日程や選手年俸について語る
APAC地域のVALORANT Esports責任者であるJake “RiotJaker” Sin 氏が、韓国メディア「Asia Today」のインタビューに応じ、2024年のVCTについて語りました。
以下の内容は、Asia Todayのインタビューを一部抜粋・翻訳したものになります。
大会スケジュールについて
「今シーズンは、選手側も運営側も大会スケジュールがタイトだと感じました。一方で、シーズン終了後のオフシーズンは4ヶ月と長いです。」
「今シーズンは、国際大会に出場できなかったチームの場合、タイトなスケジュールの後、長いオフシーズンができてしまうという問題点がわかりました。」

「来シーズンは大会が増える予定なので、オフシーズンの問題はある程度解決されると思います。一方で、大会間の休暇期間が大幅に増えることはないでしょう。2025年からはあらかじめスケジュールを計画し、休憩時間を適切に配分することを考慮しようとしています。」
チームの収益について
「経営難でチームが解体されるようなことは、運営に直接的な影響を及ぼし、ファンもなぜチームが消えるのか疑問を持ちます。チーム運営は各チームの責任ですが、チームは私たちにとって非常に重要なパートナーであるため、パートナーシップ構造を設けました。」
「無闇にチームを増やすのではなく、エコシステムを創り上げながら好循環を生み出す計画です。基本的にチームに支援金を提供し、アイテムの販売収益を共有します。このようなモデルでチームの収益性を向上させることができます。」
選手の年俸について

「私たちの目標は、チーム・選手が平均的な成果を出せば、安定した生活をすることを可能にすることです。ほとんどの費用は予測可能な範囲にありますが、選手の給与はそうはいきません。選手の中でも上位圏に属する選手は、実力に見合った年俸を受け取らなければなりません。」
「しかし、チームが年俸を負担しなければならない状況下では、高額な年俸はチームの収益と不均衡をもたらす可能性があります。中国市場も見守るべきポイントであり、年俸競争がさらに激化する可能性があります。それらに対し、必要であれば制度的な措置も用意しますが、現時点ではそのような計画はありません。」
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