黒猫のウィズについて質問してみよう。
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黒猫のウィズの回答詳細
当然ながら、勝手なイメージです。
文明の崩壊と再生というのは、「ノアの箱舟」を代表として古くからあるテーマですね。実際の地球上でも、過去起きたのかもしれません。
人類も、現代の我々とは若干異なる人類(ホモサピエンスの仲間)がたくさんいたわけですが、今は我々だけ。最近の研究では、ネアンデルタール人やデニソワ人が、服を着て、街を歩いていても気づかないだろうということですから、かなり似ているのですね。交配もしていたそうですから。
ということで、グリットたちとエニィも、その程度の差しかないけれど、若干違う存在なのかなと思っています。この話にはDNA解析の詳細なつっこみがないのでわかりませんけれども。
文明や種が滅びるのには、いろいろな理由があります。環境変化や、生存競争、天変地異、時にはほんのわずかな生体機能の差が致命的な差にもなります。
結晶化大災害というのも、そうしたことのひとつの象徴なのだろうと思います。ですので、その当時文明を誇ったメインの種は滅びたけれど、わずかな差で環境に適応できた亜種は生き残って、新たな文明を築いたという感じが私のイメージですね。
ただ、大きな失敗を経験したら、その原因を避けるのが合理的に思われますが、我々も含めて、進化とか進歩というのは、皮肉にも同じ轍を踏む方向に進みやすい傾向もあるなぁと感じています。
この異界では少なくとも2回、旧文明が滅んでいることになっていますが、それは全人類が死滅、を意味していると思いますか?
それともどこかにごく少数の人が生き残っていて、それまでの高度に発達した科学技術を捨て去り、あえて原始的な生活から再スタートしたと思いますか?
ディライブもアプライズも、結晶化大災害があった後に発達した技術です。この災害前後で、環境は激変しています。
多様な動植物が生息していた時代と、人間だけが生き残った時代です。
そこから推測すると、人間の力で他の生物を復活させるのは無理かな、と感じました。
世界中の結晶化がどのように解除され、再び多様な動植物が住める環境に戻ったのか、という点も不明です。
そうすると全人類が死に絶えた地上で、単細胞生物あたりから、何千万年もかけて生物が再び進化したのかな、と推測するのですが…
すると、2回も3回も、人類が支配する世界にたどり着いたのは奇跡的ですねぇ。
しかし2のグリットパパの、
「俺たちはアプライズ文明の生き残りかもしれない」
というセリフもありますし…
深く考えすぎかもしれませんが、気になってしまいました!
回答ありがとうございます。 旧文明の人類と、現文明の人類が同時期に存在していた可能性には、少し疑問があります。 現文明の技術は、旧文明を超えられていませんから。 高度に発達した技術を目にしていながら、それを全て捨て去り、もっと低い段階から始めるというのは、なかなか難しいことかと。 答えはまだ分かりませんが、色々想像してみるのは面白いですね!
なるほど。ただ文明も、技術も上下で測るものでは無いと思います。滅びてしまった技術には、なんらかの欠陥があるものですから。また、人類の一部が持っていた技術を、別の人類が模倣するとは限りません。プテラノドンは空を飛ぶ技術を持ちましたが、ほかの恐竜全てが真似をしたわけではないようにです。ネアンデルタール人も、ホモ・サピエンス・サピエンスの技術は見ていたと思うのですけれどね。でも選ばなかったか、できなかった。なので、その時を生き残るための最善の選択が、同じような人類でも異なったのだろうなと考えています。