バルダーズゲート3(BG3)の「戦闘の基礎知識とコツ」を紹介。呪文スロットの仕様やボーナスアクションを始め、戦闘中に無駄なく行動するためのコツなどについても紹介しています。
戦闘の基礎知識
ターン制で戦闘が行われる
バルダーズゲート3の戦闘は、ターン制となっている。時間制限もなく、ターンを終了するまで敵から攻撃されることはないので、好きなだけ戦略を練って戦闘を進めることが可能だ。
行動するにはリソースが必要
戦闘中に行動を起こすには、行動ごとにリソースが必要となる。基本は「アクション、ボーナスアクション、呪文スロット」の3種類のリソースが用意されており、それぞれのリソースを消費して攻撃などを行う。「アクション、ボーナスアクション」は1ターンごとに回復する。
リソースの種類
●アクション | ・戦闘における主なリソース ・メインの攻撃の際に使用する ・ターンごとにチャージされる |
▲ボーナス・アクション | ・戦闘における補助リソース ・サブ攻撃や回復などの際に使用する ・ターンごとにチャージされる |
■呪文スロット | ・呪文を使う際に必要なリソース ・大休憩ごとにチャージされる |
キャラやクラスによってリソースが決まっている
リソースはキャラの能力によって変化する。アクション、ボーナス・アクションは基本的に1ターンに1回だが、「ファイター」のような育成していくと「追加攻撃」として1ターンに行動できる回数が増えるクラスも存在する。
ラジアルメニューから行動を選べる
戦闘中は「R1」を押して開くラジアルメニューから行動を選択できる。行動別に必要なリソースが記載されているので、各キャラのリソースに合わせて戦闘を進めよう。
アイテムも使用できる
リソースを消費することで、戦闘中にアイテムも使用できる。回復アイテムや移動系の巻物はボーナスアクションを、攻撃系のアイテムや巻物はアクションを消費する。通常攻撃をした後にボーナスアクション分でアイテムを使用して体力を回復するなどの運用がおすすめだ。
攻撃ロールを理解しよう
攻撃ロールは攻撃の命中率に影響する。各キャラは攻撃するたびに20面のダイスを1回振り、ステータスボーナスなどを上乗せした数値が敵のアーマークラス(防御力)を上回るかで命中率が決まっていく。
ダメージもダイスで決められる
ダメージもダイスを振って出た目の合計で決められる。例えば「5d12」と記載がある攻撃なら、12面のダイスを5回振って、出た目の合計が与えられるダメージ値となる。
有利不利を理解しよう
攻撃時には装備の相性や地形、キャラの能力によって「有利・不利」が発生する。特に遠距離キャラは敵に近すぎたり敵よりも低い位置にいると「不利」判定を受けてしまい、攻撃を当てにくくなってしまう。戦闘の際は基本的に敵よりも高い位置を取るのがおすすめだ。
有利だとダイスの大きい数が採用される
有利状態だと、攻撃ロールなどでダイスを振る際にダイスの数が2つになる。2つの出た目のうち、数が大きいほうのダイスを採用するため、攻撃も命中しやすくなる。
戦闘のコツ
ジャンプを利用する
敵に近づく際にジャンプを活用しよう。敵まで直線で進もうとすると移動リソースが足りなく攻撃できない場合でも、ジャンプで距離を縮めることでリソースが余り、攻撃が可能になる。
移動を分ける
戦闘中は移動リソース分だけ何回も移動できる。目的地までのルートを細かく分けて操作することでルートの短縮もでき、移動リソースの節約が可能だ。
行動順を意識する
イニシアチブ(敏捷力)によって戦闘時の行動順が決められている。画面上部で行動順を常に把握しつつ、敵を倒す順番やデバフをかける順番を決めよう。順番を意識することで、次のターンに攻撃予定の敵に妨害呪文をかけて攻撃ターンをスキップさせたりなど、被ダメージを抑えつつ戦闘を有利に進められる。
地形やギミックを利用する
バルダーズゲート3の戦闘は、フィールド上に設置されているアイテムを活用できる。脂やアルコールの入った樽がある場合は、火系の呪文や技を当てると爆発させることも可能だ。そのほかにも一本道へ誘導したり、水辺に誘導したりと地形を活かした戦闘をすることで敵の移動も制限できる。
キャラの配置に注意する
誰でも地形やギミックを利用できる分、味方同士の配置には注意しよう。味方同士でまとまり過ぎていると範囲攻撃で一掃されてしまうので、適度に距離を取っておく必要がある。また、発火する可能性のあるアイテムの付近にいると、敵にもギミックを利用されてしまうので注意。
戦闘前の事前準備をする
地形やボスによって戦闘の仕方が変わってくるので、戦闘を開始する前にアクションや編成、位置取りなどの準備をしておこう。物理攻撃が効かない敵なら呪文を主軸にして編成をしたり、逆に呪文が効かない敵なら物理攻撃を用意しておく必要がある。また、敵の数が多い場合は範囲呪文を用意しておくと処理が楽になる。
事前準備の例
位置取り | ・高所がある場合は高所から戦闘を仕掛ける ・泥などの地形不利要素がある場合は離れておく |
攻撃手段 | ・物理が効かない場合は呪文を主軸にセット ・呪文が効かない場合は物理を主軸にセット ・敵の数が多い場合は範囲呪文をセット |
アイテム | ・キャラそれぞれに回復アイテムを持たせておく |
クラス | ・呪文担当がいない場合はクラス変更しておく ・クレリックなどの回復も担えるクラスに変更しておく |
呪文を使えない時の対処法
大休憩をとる
呪文を使えない場合は、基本的に「呪文スロット」が不足している。「呪文スロット」は戦闘時のターンごとには回復してくれないので、野営地で大休憩をしてスロットを回復しよう。
アイテムを使用する
「秘術修練の妙薬」などを使うと呪文スロットを回復できる。呪文を主軸をしているキャラは事前に用意しておこう。
秘術回復をする
呪文をメインとしているクラスは「秘術回復」や「呪文スロット生成」を所持しており、使用すると呪文スロットを回復できる。「呪文スロット生成」は戦闘中でも使用可能だが、「秘術回復」は戦闘中には使用できないのでリソース管理には注意しよう。
巻物をセットしておく
戦闘中に呪文スロットが不足してしまった場合のために「巻物」をセットしておこう。巻物で呪文を発動させる場合は「呪文スロット」の必要はなく、「アクション」を消費することで使用できる。
装備を見直す
習熟していない装備を付けている場合は、呪文スロットが足りていても呪文を発動できない。装備を外すか、習熟している装備をつけよう。
キャラが死んでしまった時の対処法
死亡か瀕死で対応が異なる
バルダーズゲート3には、敵に倒されたときの状態として「死亡」と「瀕死」の2種類が存在する。「瀕死」は体力を回復させることで戦闘中にも復活が可能な状態で、「死亡」は体力の回復もできない状態だ。「瀕死・死亡」によって蘇生の対応が異なる。
瀕死中にダイスに失敗すると死亡判定になる
瀕死中は、毎ターンダイスが振られる。3回ダイスに成功すると状態が瀕死のままで安定するが、3回失敗すると死亡してしまう。
瀕死の場合はHPの回復で蘇生する
瀕死の場合は「集団癒しの言葉」や「治癒の光輝」などの範囲回復呪文で体力を回復させて蘇生しよう。味方に近づいて「援護」を行ってもいいが、援護だと体力が「1」の状態で復活となるので、復活後すぐに敵に倒されてしまうリスクがある。
死亡の場合は野営地で蘇生する
死亡してしまった場合は、1度野営地に戻る必要がある。ストーリーを進めると野営地に現れるシナビに話しかけることで、蘇生が可能だ。蘇生には1キャラあたり200ゴールド必要になるが、全回復した状態で生き返る。
緊急復活の巻物でも蘇生できる
ゴールドがない場合や戦闘中に復活させたい場合は「緊急復活の巻物」を使うと蘇生できる。復活時は体力が「1」の状態なので、すぐに倒されてしまわないようにほかのキャラで回復魔法も一緒に使ってあげるなどのケアが必要になる。
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