バルダーズゲート3(BG3)の「キャラの育成方法」を紹介。育成の基礎知識を始め、おすすめクラスやビルド、編成などについても紹介しています。
キャラ育成前の事前知識
基礎ステータスを理解しよう
基礎ステータスでは、攻撃力はもちろんのことイニシアチブ(行動順)や最大ヒットポイントなどにも影響する。キャラメイクやクラス変更時にステータスを割り振ることができ、基本的にレベルアップしても基礎ステータスは変動しない。
ステータスの種類と効果
レベルアップ時はHPのみ上昇する
レベルアップ時に変動するステータスはHPのみとなっている。HPの上り幅は「耐久力」が影響しているので、基礎ステータスを決める際は耐久値を下げすぎないようにするのがおすすめだ。
キャラの最大レベルは12
バルダーズゲート3のキャラの最大レベルは12となっている。経験値を一定まで入手するとレベルアップしていき、レベル12以降は経験値はスタックしない。
経験値は戦闘やクエスト進行で入手
戦闘時はもちろんのこと、クエスト達成時やロケーション解放時にも経験値を貰える場合がある。また、選択肢で戦闘を回避した場合でも同様に経験値は手に入る。
特技を理解しよう
レベルアップすると特技を習得できるようになる。特技では選択肢や戦闘、探索で有利になる能力を獲得可能だ。そのほかにも呪文を覚えられたり、基礎ステータス値を上昇させたりもできる。
マルチクラスを理解しよう
難易度「冒険家」以上でプレイしている場合は、「マルチクラス」を利用できるようになる。マルチクラスではメインクラスのほかに複数のクラスのを運用できるシステムだ。各クラスのいいとこ取りができるが、レベルを運用するクラスで割り振る形になるので1つのクラスを極めることはできない。
マルチクラスの例
運用クラス | 最大レベル |
ファイター(レベル8) / パラディン(レベル4) | レベルの合計が12 |
モンク(レベル7) / クレリック(レベル2) / バード(レベル2) / ファイター(レベル1) | レベルの合計が12 |
キャラの育成方法
キャラメイク時に基礎ステータスを決める
ゲームに慣れてないうちは、基本的にプリセット通りの設定をしておこう。もし変更する場合は、最大HPに影響する「耐久力」を下げすぎないように注意が必要だ。また、基礎ステータスはクラス変更時にも決め直せる。
役割に合った特技を習得しよう
特技を決める際は、クラスや戦闘時の役割に合ったものを選択しよう。例えば、素手攻撃をするなら素手攻撃時に筋力ボーナスがかかる「酒場流喧嘩殺法」、弓をメインで使う場合は、高低差ペナルティを受けなくなる「射撃の名手」や「クロスボウの達人」などを選ぼう。
マルチクラスは2クラスまでにしよう
マルチクラスは各クラスのいいとこ取りをできる分、1つのクラスのレベルが低くなってしまう。クラスを運用しすぎると習得できる能力も低レベルで覚える能力のみになってしまうので、マルチクラスの運用は2クラスまでにするのがおすすめだ。
慣れるまでは1クラスの強化推奨
マルチクラスを最大限活かすには、各クラスの理解度が重要になる。どのレベルでどの技を覚えるのかなどを理解したうえで、メインクラスに足りない能力をマルチクラスで補う必要があり複雑化してしまうため、ゲームに慣れてないうちは1クラスだけで運用していくのがおすすめだ。
おすすめのキャラ育成方法
近接は防具習熟の特技を習得する
ファイターやパラディンなどの近接クラスは、「重装防具習熟」を習得しよう。「重装防具習熟」は重装防具を装備できるようになり、筋力も1上昇する。装備習熟で防御力を上げつつ、火力も上げられるのでマストで習得しておこう。
呪文キャラは元素の達人を習得する
ウィザードやソーサラーなどの呪文を主軸としたクラスは、「元素の達人」を習得しよう。「元素の達人」は敵が属性に抵抗を持っていた場合に、抵抗を無効にしてくれる。1つの属性に特化したクラスの運用もできるようになるのでおすすめだ。
おすすめの物理攻撃系ビルド
ファイター×バトルマスター
「ファイター×バトルマスター」は前線でひたすら敵を倒していく火力担当だ。呪文などは使わないため複雑な操作やリソース管理は必要なく、初心者でも扱いやすいビルドとなっている。レベル5では1ターンに2回、レベル11では1ターンに3回攻撃できるようになるのが魅力。
レベルごとの設定の例
バーバリアン×投擲
「バーバリアン×投擲」は遠距離から投擲攻撃で火力を出していくビルドだ。レベル4の段階でほぼ完成し、「激怒の投擲」で追加ダメージ+伏せ状態を与えられるので、序盤の戦闘を安定させやすい。慣れてきたらレベル9~11の部分でマルチクラスを使用してビルドをアレンジするのもおすすめだ。
レベルごとの設定の例
モンク×開手門
「モンク×開手門」は、機動力と手数で敵の後衛を撹乱するビルドだ。「朦朧撃」で敵を朦朧状態にできたり、「肉体の完成」で回復できたりと自己完結型で1人でできることが多い。素手攻撃を活かすので、武器は装備しないでおこう。
レベルごとの設定の例
おすすめの呪文系ビルド
ウィザード×力術
「ウィザード×力術」は攻撃呪文を主軸とし、序盤から終盤まで活躍できるビルドだ。高火力呪文はもちろんのこと、「耐魔法球」や「加速」も習得でき、サポートも行えるので戦闘中に幅広く活躍できる。防御面で不安が残る場合は、キャラメイクの種族設定で「ギスヤンキ」を選択し、防具の習熟を獲得しておこう。
レベルごとの設定の例
ソーサラー×荒ぶる魔法
「ソーサラー×荒ぶる魔法」も基本的には攻撃呪文で遠距離から火力を出していくビルドだ。ウィザードよりは覚える呪文の数が劣ってしまうが、「呪文の二重化」で2体を呪文の効果対象にできたり、ボーナスアクションで呪文を発動できたりと手数で戦闘に貢献できる。また「魔法暴走」で追加効果も期待できる。
レベルごとの設定の例
おすすめの支援系ビルド
クレリック×生命の領域
「クレリック×生命の領域」は回復や味方のサポートに特化したビルドだ。単に味方の体力を回復するだけでなく、「聖域」で攻撃の対象外にしたり「死からの守り」で一撃死を避けられたりとサポート面で優秀となっている。
レベルごとの設定の例
ローグ×アサシン
「ローグ×アサシン」は隠れ身で不意打ちを狙いながら戦闘するビルドだ。基本的には隠れ身状態で戦闘を開始し、相手の不意を突くことでクリティカルを狙う戦い方をする。また、技能の習熟に優れており、「手先の早業」などで探索周りでのサポートも厚い。
レベルごとの設定の例
おすすめのパーティ編成
序盤は近接2人遠距離2人がおすすめ
序盤は体力が多いファイターなどを主軸に戦闘を安定させよう。遠距離担当は、近距離の味方へサポート呪文をかけつつ攻撃呪文でも支援するのがおすすめだ。
編成例
主人公 | クラス:ファイター / サブ:バトルマスター ・序盤から中装防具や重装防具を装備可能 ・体力も多いので前線向き ・火力、体力共に安定している |
レイゼル | クラス:ファイター / サブ:バトルマスター ・主人公と前線を張り、ヘイトを分散させる ・序盤から中装防具や重装防具を装備可能 ・火力、体力共に安定している |
ゲイル | クラス:ウィザード / サブ:力術 ・攻撃呪文、サポート呪文ともに種類が豊富 ・「魔法の矢」などで近距離キャラが倒し損ねた敵を処理できる ・「防刃」や「加速」で近接キャラをサポートできる |
アスタリオン | クラス:ローグ / サブ:アサシン ・戦闘面では隠れ身+不意打ちで遠距離から近距離キャラをサポート ・習熟の数が多く、鍵の解錠や知覚など、探索面で非常に役立つ |
中盤以降は近接1人遠距離3人がおすすめ
中盤以降は敵の体力や数が多くなる。「氷の嵐」や「壁系」の呪文で敵の移動を制限しつつ戦うと攻撃回数も制限できるので、戦闘が安定しやすい。その他にも呪文は攻撃、防御、妨害、回復をすべてこなせるので、中盤以降は呪文を使える遠距離キャラを3人編成するのがおすすめだ。
編成例
主人公 | クラス:ソーサラー / サブ:荒ぶる魔法 ・火力の高い呪文、範囲呪文を使用可能 ・「呪文の二重化」で攻撃対象を増やせる ・ボーナスアクションでも呪文を使えるようになる |
レイゼル | クラス:ファイター / サブ:バトルマスター ・レベル11以降は1ターンに最大3回攻撃できる ・「怒涛のアクション」とのコンボで最大6回攻撃が可能 |
ゲイル | クラス:ウィザード / サブ:力術 ・終盤になるにつれて高火力の呪文が増えていく ・「耐魔法球」や「壁系」の呪文も習得できるのでパーティ全体の耐久面でも安定 |
シャドウハート | クラス:クレリック / サブ:生命の領域 ・回復に特化した能力や呪文を数多く習得 ・ゲイルの防御系呪文に加え回復でサポートできるので、パーティ全体がさらに安定 ・終盤は範囲攻撃呪文も覚えるので攻撃にも参戦できる |
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