ミコト八百万3 運用方法

とりあえず、現状「闇のみに対する特攻」は存在しません。ミコト3(以下ミコト)は「火・闇特攻」です。

結論から申し上げますと、精霊には「適材適所」というものがあり比較的高速周回が可能なウラガーン周回においてはSSの周期が長いミコトはミスマッチと言えます。ミコト以外のデッキの構成によってはあまり役に立たなくて当然です。

SSの周期とAS以外で大きく違う点と挙げますと、それは「SSの性質」です。

USGリルムは単体をピンポイントで打ち抜くというものです。SSの始動もそこまで遅くないことから、「ボス戦までが比較的短いクエスト」や「ボス本体だけが高HP」という場合にうってつけです。

それに対してミコトは「(発動は遅いが)SS1でも反射無視」「対象が全体」といったリルムには無い魅力を持っています。
そんなミコトが役に立ちやすいのは、ノクトニアポリスやアユタラ15-4のといった「最終戦到達までに時間がかかる」「最終戦に高HPの敵が複数出てくる」といったクエストです。

彼女らの性能に上も下もありませんので、クエストによって上手く使い分けてあげてください。

それから種族の統一性を気にされているようですが、現環境では種族を統一する恩恵はほとんど無く、それに拘るのは正直時代遅れと言えます。
実際、mukkさんが挙げた画像のデッキで術師UPの覚醒を持っているのはGPエッタの攻撃200のみです。リルムを抜いてミコトに変えたとしても、そのミコトはアリエッタの術師UPを受けられない代わりにピピアの「光属性で更にHP・攻撃200UP」の恩恵を受けることができるため決して悪くないと言えます。

私はミコトを持っていないのですがmukkさんのデッキのようにリルム、GPアリエッタ、ステファム3人組でいろいろ回ったので思った事を書きます。
結論から言えば、リルムもミコトも使い分けで、優劣はほとんどないと思うのですが、以下の点でミコト欲しいなと思ったので参考になれば幸いです。

①リルムではチェイン途中の火力が足りない場面がある
リルムのASは初速と6ch目からの火力は助かるのですが、4,5ch時は他の二人に対して火力は貢献できません。特にチェインプラス1を使っていると目立つのですが、１戦目を2T(4ch)で抜けたいが打ち漏らすことや、２戦目を１Tで抜けたい(もしくは早く一体倒したい)
ときにリルムだけエンジンがかかっていないので足を引っ張る時がありました。最近だとGQW、USGですね。ターン制限があるイベントが増えているので割と効いてくると思います。

②追加特効(闇)がある
敵が闇じゃないと弱いと解釈しがちですが、敵が闇だと強力なアドバンテージが取れると考えた方が良いです。闇属性の敵が多く出るステージは今後も出てきそうなので、キーになるのではないでしょうか。
これまた持っていないのですが、マクロスイベの時のシェリルランカの物質特効やサタ女の時のリフィルの魔族特効とか羨ましいったらなかったです。

③弱体大魔術が全体
ノクトニアでの話なのですが、各クエスト最終戦の敵がどいつもこいつもタフで弱体を全員にかけたいと思うことが割とありました。そういうところは最終戦にたどりつくのも大変なので13ターンは割と気にならないと思います。

こんなところです。
あと術師デッキで組みやすいという点では確かにリルムの方が有利な印象ですね。回復役によくフラクタルを使っていたのと、攻撃が初戦からきついところではAS回復が術士特化のピノを入れたりしてましたからデッキ構築で種族染めがしやすい水の術士は何かと便利でした。
とはいえ種族染めが有利な場面も限定的ですからそこまで気にしなくてもいいと思います。結晶等のカバー手段はいろいろありますので。

現状で役に立つ場面がありません。

ミコトのスキル構成が輝くのは
①道中闇が多く、長い
②ボス戦でボスや取り巻きのHPが極端に多いor取り巻きが苦手属性でダメージが通りにくい
こういったステージです。

また、ミコトの良いところは
①最低保証があること(単属性特効ではない)
②HPがアタッカーにしては高いこと→アドヴェリタス結晶を使っても差し支えない
です。

ただし、ミコトはアドヴェリ結晶を使っても火力はレイドバシレイデには遠く及ぶことはなく、あくまで補助アタッカーの部類です。
加えて本来ミコトが輝くべき道中の長いクエストでは火力が欲しくなり、ミコトでは不充分といえ、スキル構成との需要とは外れているものと言えます。

したがって、ミコトが輝くには
道中が長いが道中の火力はそこまで必要とせず、ボス戦では多色が出てHPが高いクエストでしょう。

リルムにしろミコトにしろ、弱体化魔術がピンポイントすぎて使いどころは限定されるでしょうね。
手持ちがある程度の人から見たら正直外れもいいとこで、私も引きましたが使うこと無さそうです。