スマホゲームの多様化、複雑化に伴い急激にシェアを伸ばしてきているAndroidゲーム機。様々なメーカーやブランドから次々に発売されており、市場も拡大中である。しかしコントローラー形状や画面の大きさなどバラツキがあり、どれを選んで良いか迷ってしまうのではないだろうか。本稿ではそんなAndroidゲーム機のイチオシおすすめ製品を厳選してご紹介。是非とも参考にしてみて欲しい。
目次
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Androidゲーム機とは?
現在スマホの普及率は90%を優に超えており、それに伴いスマホ専用のゲームというものも次々と発売されている。
中にはコンシューマのゲームに劣らないようなクオリティのものも多数存在しているが、どうしてもスマホというスペックに足を引っ張られてしまい、十分に楽しめないという声も少なくない。
そんな中で台頭してきたのがAndroidゲーム機だ。Android用のゲーム専用になっているため、電話やメールといったものでいちいちゲームを中断されることが無く、快適にゲームを楽しむことが出来る。
Androidゲーム機の特徴|メリット/デメリット
メリット
まず一番大きなメリットはゲームに没入できるため、他のアプリに邪魔されることが無いという点。
スマホでゲームをプレイしているとどうしても途中で電話や他のアプリの通知などに邪魔されてしまうことが発生するが、通常のゲーム機と同じように扱えるため、そういった心配をせずにプレイできるのは大きなメリットと言えるだろう。
また、ゲームはバッテリーの消耗が激しいため、そういった意味でもスマホの消耗を抑えられるのは利点である。
さらに、Androidゲーム機はゲーム専用に作られているため、カクつくこと無くプレイできるスペックの製品が安価に手に入るのもポイント。
スマホにもハイスペックのモデルはあるが、そういったものは軒並み20万円を超えるような高価なものがほとんどで、どうしても躊躇してしまう。
しかし、Androidゲーム機であれば5万円以下のものも多いため、比較的安価と言えるだろう。
デメリット
スマホの代わりにゲームが出来るというのはメリットである点も大きいが、もう一台持ち歩かなければいけないというデメリットも内包している。
ゲーム機であるため、スマホの2台持ちよりもサイズは大きいものがほとんど。カバンに入れておいても少し気になるという方は多いだろう。
また、スマホのゲームはスマホでプレイすることを想定されている場合がほとんどのため、コントローラーに上手く対応できなかったり、タイトルによってはそもそもプレイできない可能性があったりと互換性が100%では無いのも懸念点。
プレイしたいタイトルが決まっている場合は事前に購入予定の製品がそのゲームに対応しているかどうかをチェックしておこう。
Androidゲーム機の専門家おすすめメーカー
AYANEO
AYANEOは中国のポータブルゲーミングPCの開発を手掛けているメーカーで、様々なOSのポータブル機を世に送りだしている。
CEOであるArthur Zhang氏が熱狂的な日本ゲームのファンで、日本人の手に馴染みやすい、持ち運びやすくコンパクトな製品の開発を続けているのが特徴だ。
GPD
GPDはこちらも中国の深センに本拠地を置くゲームのハードウェアメーカーで、超小型PCやポータブルゲーミングPCを中心に展開しているメーカーだ。
Androidゲーム機である「GPD XP」はFPSモードやファンクションキーのマッピングモードなど、スマホではなかなか出来ない操作をお手軽に出来るというのがメリット。製品自体の質が高いのも特徴だ。
Razer
Razerはアメリカの大手ゲーミングデバイスメーカーとして有名だが、Androidゲーム機の開発も行っている。
「Razer Edge Gaming Tablet」とはその名の通り拡張できるタブレットと言った位置づけではあるものの、見た目はしっかりとポータブルゲーミング機。
スペックや操作性も申し分なく、どんなゲームでも快適にプレイすることが可能だろう。
Andoroidゲーム機おすすめ商品一覧
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
商品名 | Razer Edge Kishi V2 Pro Controller Bundle | AYANEO AYANEO Pocket S | GPD GPD XP | Anbernic RG556 | Pimax Pimax Portal QLED |
画面サイズ | 6.8インチ | 6インチ | 6.81インチ | 5.48インチ | 5.5インチ |
リフレッシュレート | 最大144Hz | 60Hz | 60Hz | - | 144Hz |
バッテリー | 5,000mAh | 6,000mAh | 7,000mAh | 5,500mAh | 4,000mAh |
RAM | 6GB LPDDR5 | 12GB/16GB | 6GB LPDDR4x | 8GB LPDDR4X | 8GB |
SoC/CPU | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1 | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 | MediaTek Helio G95 | Unisoc T820 | Qualcomm Snapdragon XR2 |
重量 | 264g | 350g | 350g | 330g | 712g |
Andoroidゲーム機おすすめ5選!
Razer|Edge Kishi V2 Pro Controller Bundle
とにかくゲームをとことん楽しみたいヘビーユーザー向け
RazerのハイエンドAndroidゲーム機で、現状最強のスペックでスマホゲーを遊びたいという方には間違いなくコレ。
6.8インチと画面サイズは普通だが、応答速度やフレームレートなどがかなり高く、画面の遅延にイライラすることがない。
また、仮想コントローラーモードでタッチスクリーンのゲームをコントローラーでプレイできるため、視野が広がりゲームを有利に運ぶことが出来る。
画面サイズ | 6.8インチ |
---|---|
リフレッシュレート | 最大144Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 6GB LPDDR5 |
SoC/CPU | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 1 |
重量 | 264g |
AYANEO|AYANEO Pocket S
軽量、薄型で持ち運びラクラク
スマホゲーム専用の端末が欲しいけど大きさがかさばるのはちょっと…という方向け。
およそ350gという重量は一般的なタブレットと同じ程度で、コントローラ部を鑑みるとかなり軽量ということが言える。
また、最薄部がおよそ14mmとなっているため、カバンなどにさっと入れておけるサイズ感なのもポイント。
スマホゲームだけでなく、SteamやXBOXなどのクラウドゲームも遊べるため、コレ一台あればスキマ時間を好きなゲームでしっかりと埋められること間違いなし。
画面サイズ | 6インチ |
---|---|
リフレッシュレート | 60Hz |
バッテリー | 6,000mAh |
RAM | 12GB/16GB |
SoC/CPU | Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 |
重量 | 350g |
GPD|GPD XP
マグネット式のコントローラーで遅延なし
コントローラー部がマグネット式になっていて取り外しができるという一風変わった製品。
FPSやMOBAなどの精細なゲームをプレイする時はコントローラーで、それ以外は外して小型タブレットとして使用といった使い分けができるのが大きな特徴となっている。
バッテリーも7,000mAhと大きく、1日中使用してもへたれないバッテリーは利点と言えるだろう。
画面サイズ | 6.1インチ |
---|---|
リフレッシュレート | 60Hz |
バッテリー | 7,000mAh |
RAM | 6GB LPDDR4x |
SoC/CPU | MediaTek Helio G95 |
重量 | 350g |
Anbernic|RG556
HDMI出力付きで大画面も可能
昨今のスマホやタブレットにはなかなか搭載されていないHDMI出力を備えている珍しい製品。
Android13に対応しており、Androidゲームはもちろんのこと、その他のクラウドゲームをインストールしてプレイすることも出来る。
HDMI出力で大画面に出力し、皆で画面をシェアしながら楽しめるのは大きなメリットと言える。
画面サイズ | 5.48インチ |
---|---|
バッテリー | 5,500mAh |
RAM | 8GB LPDDR4X |
SoC/CPU | Unisoc T820 |
重量 | 330g |
Pimax|Pimax Portal QLED
4K対応モニターで画面がキレイ
5.5インチとモニターサイズはそこまで大きくないものの、4K出力に対応しているのがウリのAndroidゲーム機。
Android、クラウドゲームに対応している他、レトロゲームなどのラインナップも豊富で、昔遊んだゲームを高解像度でプレイすることが出来るのは嬉しい。
ミニLEDのため、画面が明るく見やすいのも特徴だ。
画面サイズ | 5.5インチ |
---|---|
リフレッシュレート | 144Hz |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 8GB |
SoC/CPU | Qualcomm Snapdragon XR2 |
重量 | 712g |
ゲーム環境を最適に。Androidゲーム機の魅力
本稿ではAndroidゲーム機のおすすめメーカーや製品を紹介してきた。
スマホだけではケアしづらいゲームに特化したデバイスが安価で手に入るというのは大きな魅力である。
スマホは通話やSNSなどの最低限が出来るスペックで安価なものに抑えてゲームを控え、ゲームをガッツリとAndroidゲーム機でプレイするという風に使い分ければ、月々の通信費用も賢く節約できる可能性もある。
皆さんもこれを機に是非ともAndroidゲーム機の導入を検討してみてはいかがだろうか。
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GameWith編集者情報
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。 ゲームも幼少期から現在に至るまでオールジャンル幅広くプレイし、とくに格闘ゲームでは過去に全国大会に出場した経験も。現在はAPEXやOW2、GBVSRなどを中心にプレイ中。最近はSteamの新着インディーズゲームを漁るのが日課。 |
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