【ウォーハンマー40K：LC】テリオンのスキルと性能【ロストクルセイド】

古参軍曹トリアス・テリオンは、歴代三人のウルトラマリーン戦団戦団長の指揮の元で戦っていた。彼が有する戦闘の経験は多くの戦団中隊長よりも豊富で、現に４名もの現役ウルトラマリーン戦団中隊長が斥候時代に彼の厳しい指導を受けている。テリオンに幾度も昇進の声がかかっているが、彼は戦団の第十中隊、つまり斥候中隊に残ることを選んだ。身に持つ無類な経験で新兵を強靭な戦士に鍛え上げることに価値があると。

テリオンはいわば戦争の「グランドマスター」。彼は帝国の敵という敵を知り尽くしている。豊富を極める戦闘経験は彼に正確無比の予測を与えた。それを百発百中の射撃と合わせれば、彼が放つ矢弹の一発一発致命的な威力を持つようになる。 テリオンは撹乱と闇討ちと狙撃に長けるスペシャリストでもある。彼が戦闘中に使う特製ストーカー型ボルターはよく公称有効射程距離よりも遥かに遠い距離で敵軍を射抜いている。こんなテリオンを、戦団の斥候たちは「伝説」と謳っているそうだ。テリオンは、惑星パリアの救援作戦の中でわずか二射で、タウ・エンパイアの司令《コマンダー》と導師《エセリアル》を抹殺したのだ。リーダを失った敵軍は、直後にくり出されたウルトラマリーン戦団の強襲の前に、なすすべもなく瓦解した。\n かくして、テリオンの名はウルトラマリーン戦団だけでなく、ほかの戦団にも知れ渡っている。彼は数度ほかの戦団へ向かい、斥候の育成に協力したことがある。全員が全員、この古き英雄の教えを喜んで受けていたそうだ。