【ウォーハンマー40K：LC】カントールのスキルと性能【ロストクルセイド】

ペドロ・カントールはクリムゾンフィスト戦団長を務める男だ。彼が初めて名を上げた戦いはオルクの巡洋艦（殺り艦《キルクルーザー》）に対する突入作戦だった。帝国宇宙軍《インペリアル・ネイビー》とクリムゾンフィスト戦団の劣勢を覆した戦いであった。その時のカントールは一介の軍曹でしかなかった。

900.M41、スナグロッドと呼ばれるオルクの暴君が戦団の拠点惑星に大規模な〈いくさだァァァア！（グァァァグ！)〉を仕掛けた際、カントールは要塞修道院の爆発に巻き込まれたなかったごく僅かな一部の一人である。その時、カントールは戦団の心臓部が破壊されるところを目にしたが、その心は挫けなかった。彼はすぐ戦闘可能なスペースマリーンと定命の兵士を集合させ、反撃に向かった。戦団がほぼ壊滅状態に陥り、指揮系統も潰された時、カントールはたった一人でこの古い戦団の誇りを背負い切った。惑星リィンズの最後、カントールはスペースマリーンと現地の惑星防衛軍をもとめた部隊を率いて持ちこたえていた。オルクの侵略者が惑星政府の所在地「ニューリィン・シティ」を襲撃した時、立ちはだかったのは復讐の業火に胸を焦がすスペースマリーンと惑星防衛軍だった。カントールの屈強な指揮で、「ニューリィン・シティ」は全ての攻撃を凌げ、やがて18ヶ月後にはオルクの主力部隊を撃破した。その時、彼らが守った惑星政府の所在地はクリムゾンフィスト拠点惑星の最後の街だった。カントールは最悪の状況を打破した功績で、クリムゾンフィスト戦団の戦団長に任命された。その後、彼は戦団を率いて困難を極める復興をゆっくりと推し進めた。約200年後、〈大亀裂〉が全銀河を二つに引き裂いた時、惑星リィンズは再びオルクからの襲撃を受けた。その途中、グィリマン自ら援軍を率いてこの多難な惑星の支援に向かった。人数が減る一方のクリムゾンフィスト戦団も俊英者《プライマリス・スペースマリーン》からの補充でどうにかなった。