【ウォーハンマー40K：LC】クロヌスのスキルと性能【ロストクルセイド】

軍曹アンタロ・クロヌスは、ウルトラマリーン戦団において、もっとも才能に恵まれた戦車長であり、“マクラーグの槍”の名を継ぐものである。この称号は〈大征戦〉時代から受け継がれる神聖なる称号で、その名を持つ者はただ、ウルトラマリーン戦団戦団長と総主長の命令にの応える。彼は、いかなる中隊長の指揮下にも入らない。

スペースマリーンの戦闘車両にはだいたい、栄光と歳月を伴う歴史がつきものである。この戦争のための機械たちを乗りこなすことは栄誉あることとされている。その栄誉のため、乗組員たちには戦車の至るところを知り尽くし、己が身体を動かすのと同じように戦車を操縦する。クロヌスはあらゆるモデルのビーグルを熟知し、あらゆるビーグルに搭載されるシステムの能力と限界値をも暗記している。最悪な状況下でもビーグルの性能をすべて引き出すことができる。彼が操縦する戦車はボロボロになるかもしれないが、戦闘不能には決してならない。ダムノス戦役において、ウルトラマリーン戦団第二中隊はネクロンからの襲撃で大きな被害を受けた。が、クロヌスが指揮するプレデター戦車“アントニウスの憤怒”の側面装甲が磁力兵器による被弾を浴び続けたが、作戦を続行して最後にネクロンのフェイズ・ジェネレイターを撃破するのみならず、撤退への追いこんだ。戦役終了後、“アントニウスの憤怒”の修理を担当した技術官は、車体が負ったあまりにも大きなダメージに驚き、こんな状態でよく戦闘を続けられたものだと、感歎の声をあげたほどである。これは奇跡であり、クロヌスは卓越した戦車長の証でもある。彼は見事に自分の戦車で任務を達成した。