【ウォーハンマー40K：LC】セスのスキルと性能【ロストクルセイド】

悪名高きフレッシュテアラー戦団は血に飢えている。戦団も、戦団に属する同胞たちも。フレッシュテアラーはその風評からほとんどのコマンダーから忌み嫌われ、ほかに選択肢があれば誰も彼らの援助など受けたくない。だが、ここ数年、彼らの風評は新たな戦団長ガブリエル・セスの努力で改善の糸をたどっている。

ガブリエル・セスが戦団長の任を継いだ時は、フレッシュテアラー戦団は壊滅寸前の状態だった。千年も渡る冷酷と野蛮な行いは彼らを孤立と不信の地に立たされた。その時からセスは同胞たちは血を欲する欲望を抑えられないことを知っていた。実際、彼自身もほかの同胞同様、その野蛮な憤怒に飲み込まれやすい。そこで、セスが講じた策は戦団をほかの帝国部隊より先に出撃させ、戦団の野蛮なやり方を隠すと同時に友軍への被害を抑える。今やフレッシュテアラー戦団を非難していた惑星も、彼らを救世主のように扱う。セスの策は最終的に効果を持つのかと言われると、今はまだ断言できない。セスが積極的に戦団の風評を挽回しようとしていても、全ての不信を一遍に消せるわけではない。しかし、フレッシュテアラー戦団の主の彼はそのことを気にしていない。彼の心はフレッシュテアラー戦団を破滅から救う希望を捨てていないのだ。これもまた自身を絶望から救う希望である。