【ウォーハンマー40K：LC】レサンダーのスキルと性能【ロストクルセイド】

スペースマリーンにとって、ダルナス・ライサンダーの一生は長く、血まみれのものだった。彼がまだインペリアルフィスト戦団の軍曹だった頃、イドゥーノの異端を討伐した功績で褒賞を受けた。彼が第二中隊の中隊長を努めた時、部隊を率いてエルダーの巡洋艦「カインの血」に対する強襲作戦を実行した。その後、ハドドレイク・トルゥによる3年間の猛攻の時、ライサンダーは第一中隊の中隊長の席と、戦団の至宝「ドルンの拳」という名のサンダーハンマーを引き継いだ。第一中隊の中隊長として彼の働きは周りの期待に答えるかのように、戦団に無数の栄誉を勝ち取った。

M40の終わりに、ライサンダーが搭乗している打撃巡洋艦「勇猛の盾」が歪みの中で消息を断った。千年後、惑星マロドマックスの衛星軌道上に出現し、やっと物質世界への帰還を果たした。不運なことに、その場所でちょうどアイアンウォーリアのケイオス・スペースマリーンがかまえていた。ライサンダーは生存者を率いて勇敢な抵抗をしたものの、力敵わず捕虜にされた。囚われの身となったライサンダーは敵から非道な仕打ちと過酷な拷問を受けた。だが、その意志を挫けることなど到底できなかった。数年後、彼は脱走を果たし、見事戦団への帰還を果たした。そこで、物質世界ではすでに数世紀が経ったことを知ることになる。戦団の書記官と医術官はあらゆる知識や技術を駆使して、彼の中に混沌による汚染の痕跡がないか探し続けたが、最終的に彼らはライサンダーの肉体にも精神にも、一切の穢れが存在しないことを証明した。かくして、ライサンダーは同胞たちの熱烈な歓声を浴びながら、正式に第一中隊中隊長の座に復したのである。