【ウォーハンマー40K：LC】シカリオのスキルと性能【ロストクルセイド】

「肉は脆弱なり、鋼鉄こそが帝国の真なる礎なり」

技術官《テックマリーン》は皇帝に従える死の天使であり、火星の機械教団の一員でもある。多くの技術官はその修業を終えたあと、技術司祭《テックプリースト》と同じような冷酷かつロジテックな思考を持つようになる。シカリオがまさにその典型的な例である。彼は戦闘前データを元に精密な計算を行い、最善策を導き出し、その答えを冷酷に執行する。スペースマーリン以外の味方の損害を気にもとめないほどに。シカリオはデスウォッチ戦団で数十年間服役し、ともに戦ったことのある同胞からは「生きた人間よりも機械に似ている」と数多く評価されている。技術司祭と同じなことに、彼が唯一明確に残存している「人間性」は未知、特に技術への探究心だ。シカリオ彼は一度デスウォッチ戦団と帝国防衛軍《アストラ・ミリタルム》の合同作戦で指揮を行い、その最中、彼は定命の兵士を敵陣に向かって突貫をさせることで敵軍の火力の密度を測った。この戦いは一隻の異種族崇拝派の機械教団の戦艦より起きた戦いであるため、戦闘終了後、シカリオは工業惑星スタージスVIIIの技術司祭の盟友とともにその戦艦から回収できるデータとサンプルをすべて回収した。当技術官は〈純血の団〉《オルド・ゼノス》の許諾あっての行動と主張しているが、帝国防衛軍司令部にとっては根拠のない主張でしかなかった。