【TGS2025】マレーシアパビリオン取材レポート

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【東京ゲームショウ2025】マレーシアパビリオン取材レポート【TGS2025】

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【東京ゲームショウ2025】マレーシアパビリオン取材レポート【TGS2025】

東京ゲームショウ(TGS2025)におけるマレーシアパビリオン取材レポートです。『Upin & Ipin Universe』や『Yan魔: Parasomnia』などの試遊について掲載しています。

目次

今注目のゲームスタジオが集結!マレーシアパビリオン取材レポート【PR】

2025年9月25日(木)〜9月28日(日)にかけて開催中の、国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2025」(以下、TGS2025)。毎年海外の企業からも多数の出展があり、世界中でゲーム市場がますます注目を集めていることを象徴しています。

今年のTGS2025では、質の高いコンテンツとクリエイティブな才能が光るゲームスタジオや関連企業が集まったマレーシアパビリオン(場所:01-C17)が出展中です。

本パビリオンには、PC・コンソール向けの本格的なゲーム開発を行うスタジオをはじめ、3Dアート制作、メタバース・ソリューション、アニメーション制作など、幅広い分野で活躍する企業が集結

今回は、そんなマレーシアパビリオンで各社の注目ゲームを体験してきたので、試遊してわかった各ゲームの魅力とブース全体の様子をお届けします。

※本記事はマレーシアパビリオンの提供によりお届けしています。

現場の熱気が凝縮!マレーシアパビリオンの活気あるブースの様子

今年のマレーシアパビリオンでは、ゲームスタジオ6社とクリエイティブやサービスを提供する企業3社の、合計9社が出展しています。

ゲームスタジオ特徴
コタコレン・ゲームズ・スタジオ
Of Blood and Descent』をはじめ、ピクセルアートを用いた印象的なビジュアルと奥深いシステムが特徴の戦略系/RPGゲーム開発を得意とするインディースタジオです。
レス・コパック・プロダクション
大人気アニメ「Upin & Ipin」を制作するスタジオ。新たにコンソールゲーム『Upin & Ipin Universe』をリリースし、ゲーム業界に本格参入しました。
マグナス・ゲームズ・スタジオ
世界中のゲーマーに愛されるゲーム作りを目指し、PC・コンソール向けの『PROJECT SURVIVAL』や『Re:Legend』などのゲームを開発しています。
メトロポリス
情熱的なクリエイターが集まるスタジオで、“地獄の総督”となって都市を築く『大地獄: The HELL: City Builder Of The Dead』など、ユニークなゲーム開発に挑戦しています。

ニンバス・ゲームズ
モバイルゲームからスタートし、現在は『怨念(Malice)』『Yan魇: Parasomnia』をはじめとしたPC向けホラーゲームの開発に注力。最新作『Chiyo』も注目を集めています。
ユニバース・ゲームズ
次世代のソーシャルゲームと没入型デジタル体験の創造に注力するスタジオで、ソーシャルゲーム・メタバース『Yooca: Next Horizon』を開発しています。

クリエイティブ・サービス
特徴
フロソ
ゲームやアニメの高品質なCG映像や3Dキャラクターを専門に制作しています。
カデアウ
イベントや展示会のコンセプト作りから会場のデザイン、運営までをトータルで手がけ、魅力的な体験を提供しています。
スタジオ・ラクサ
物語づくりを強みに、オリジナルのアニメーションやゲームの企画(IP)を制作・提供しています。

マレーシアパビリオン内を巡って感じたのは、出展企業の開発者たちの熱意とブース全体の活気です。

ゲームスタジオの出展コーナーでは、訪問者が各タイトルの試遊台に集まり賑わいを見せていました。モニターに映し出された作品の最新映像やプレイ中の様子に、人々が足を止めて覗き込んでいた姿も印象的です。

一方で、クリエイティブ・サービスを提供する企業も、その質の高さを存分にアピールしていました。たとえば、3Dアート制作を専門とするフロソが手掛けたアートがモニターに映し出されており、その高い技術力が一目で伝わってきました。

また、出展企業の担当者が積極的にコミュニケーションを取っていた点も特徴的です。開発者が直接製品やサービスの詳細を説明したり、丁寧に質問に回答したりする姿が多く見られ、ブース全体が熱意と交流で溢れていました

製品の展示だけに留まらず、東南アジアのクリエイターと世界が直接つながる、貴重な交流の場になっていると感じます。

マレーシア発の注目3タイトルを試遊!

今回、多数の出展タイトルの中から、マレーシアの文化とクリエイティブの可能性を象徴する3つの注目ゲームタイトルをプレイしてきました。

マレーシアの日常に触れる『Upin & Ipin Universe』

『Upin & Ipin Universe』は、Netflixなどでも配信されているマレーシアの国民的な3Dアニメシリーズ「Upin & Ipin」をゲーム化したアクションアドベンチャー。

プレイヤーは、主人公である双子の男の子・ウピンとイピンを操作し 、マレーシアの村を舞台にしたオープンワールドを自由に探索できます。

マレーシアの人々の日常の生活や文化が色濃く反映されており、まるで本当に村の住民になったような感覚を味わえます。筆者もマレーシアを訪れた経験があるため、画面の向こうに広がる素朴で温かい風景に、思わず懐かしい気持ちになりました。

試遊では、村の中で鶏を捕まえたり、畑にひまわりを植えて収穫したりといった、日常の延長線上にあるようなクエストを体験。難しい操作はなく、シンプルなアクションで楽しめるため、家族や友人との協力プレイも楽しめそうです。

現時点での試遊は英語版でしたが、現在日本語版の対応も進められており、近日中に公開される予定とのことです。アニメファンはもちろん、異文化に触れたいゲーマーもぜひ注目してみてください。

▲コレクション要素もあり、探索中にポストカードを発見。アニメ版のキービジュアルのようです。

異国のリアルな日常が恐怖に変わる『Yan魔: Parasomnia』

『Yan魔: Parasomnia』は、謎を解き明かしながら老朽化したアパートの部屋や廊下を探索していくホラーアクションアドベンチャー。

試遊はソロプレイで体験しましたが、協力プレイも可能です。プレイヤーは姉弟のワン・ジー・ミン、またはワン・ジー・ハンを操作します。

薄暗くじめじめしたアパートの雰囲気がかなりリアルに作り込まれており、その臨場感が恐怖を煽ります……。

開発者によると、本作の舞台はマレーシアの実際に存在するアパートをモデルにしており、開発者が子どもの頃に経験した怖い体験からインスピレーションを得て制作されているそうです。

このマレーシアの日常が垣間見える舞台設定は、日本に住むわたしたちにとっては新鮮に感じられるかもしれません。

また、ストーリーが漫画のようなコマ割り形式で進む演出も印象的でした。

時間の都合上、試遊ができたのは探索の途中まででしたが、エンディングはプレイヤーの行動によって変化するマルチエンディングになっています。

残念ながら現時点では日本語版の対応予定はないそうですが、異国のアパートという新鮮な世界観で繰り広げられるリアルな恐怖を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

▲途中で怖くなり、思わず癒しを求めて野良猫とふれあいました。

リアルブランドとの連携も!クロスプラットフォーム・メタバース『Yooca: Next Horizon』

最後に試遊したのは、クロスプラットフォーム型ソーシャルゲーム・メタバース『Yooca: Next Horizon』。

本作は、アバターのカスタマイズや部屋の装飾、没入感のある3D空間での他のユーザーとの交流など、多彩なデジタルライフを楽しめるタイトルです。

このジャンルではおなじみのキャラクタークリエイトも細かく作り込まれています。用意されているパーツが豊富で、キャラメイクだけで数時間は遊べそうでした。

カスタマイズしたアバターで自分の部屋に入ると、ベッドに寝転んだり筋トレをしたりといった生活行動が可能です。もちろん、家具の配置を自由に変更して自分だけの空間を作ることも楽しめます。

街では、吹き出しマークがついたNPCと会話することが可能です。NPCとの会話にはAIが活用されており、試遊版では会話は英語でしたが、「日本語で話して」とリクエストするだけで日本語で応答してくれました。

会話の内容を記憶しているため、後日また出会ったときに話しかけると、以前の会話の内容をアップデートして展開してくれるとのことでした。

ピザハットなどの大手ブランドとの連携もすでに始まっており、仮想空間と現実の商取引をシームレスに繋ぐことを目指しているとのことで、今後の展開にも注目していきたいタイトルです。

▲何やらみんなで集合してダンスを踊ることもできるようです。

まとめ

今回マレーシアパビリオンで特に印象的だったのは、ゲームを通じてマレーシアの文化や日常に触れるという新鮮な体験でした。

特に『Upin & Ipin Universe』で描かれた素朴な村の風景や、『Yan魔: Parasomnia』の舞台となっているリアルなアパートの雰囲気は、マレーシアの町並みや人々の生活を、まるで現地にいるかのような臨場感で味わわせてくれました。

日本に住むわたしたちにとってマレーシアの光景はあまり馴染みがないからこそ、ゲームというコンテンツを通して異文化に触れることができたのは、とても貴重な体験だったと思います。

TGS2025は、東南アジアのデジタルクリエイティブの“今”を知る絶好の機会です。ぜひ期間中にマレーシアパビリオン(場所:01-C17)に足を運んで実際にマレーシアの文化に触れ、出展各社の熱意とクリエイティブの可能性を肌で感じてみてください。

© 2025 Les’ Copaque Production Sdn Bhd. All Rights Reserved. Developed by Streamline Studios. Published by Streamline Media Group, Inc. The Streamline Media Group logo and name and the Streamline Studios logo and name are the registered trademarks of Streamline Media Group, Inc. Upin & Ipin Universe and all characters, names and related indicia are registered trademarks of Les’ Copaque Production Sdn Bhd. All Rights Reserved.

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