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『AMZFAST』製品で最高のゲーム体験を!高コスパモニター3台をレビュー!

ゲームをプレイする上で重要なのは自身の腕前、プレイヤースキルであるのは言うまでもないが、いかに優れた実力を持っていようともそれを100%発揮できる環境の構築が重要だ。
例えばFPSであればスムーズに操作できるマウスとキーボード、音の定位がしっかりしているヘッドセット、仲間との連携を素早く出来る質の高いマイクなど、パッと思いつくだけでもデバイスの種類は多い。格闘ゲームやアクションゲーム、配信などでも入力デバイスをはじめとした「道具」の重要性は大きいと言えるだろう。

その中でもとりわけ「モニター」の存在は大きなウェイトを占める。自身の操作と画面の表示にラグがあると上手くプレイできないし、滑らかな画面描写がされていないと当然動きがワンテンポ遅れ、その差が命取りになる瞬間もあるだろう。勝つためには応答速度、リフレッシュレート、画面描写がしっかりしているゲーミングモニターを用意する必要がある。

そんな中、今回ご紹介するAMZFASTのモニター『AMZG34C5Q Pro』『AMZG27F6Q』『AMZG25F6F』の3台は上記の要素をしっかりと満たしていた。コスパ重視のゲーマー必見の製品レビュー、この記事を読んでしっかりとチェックしてみてほしい。
AMZFAST 公式サイトはこちら
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。
AMZFASTとはどんなメーカー?

まずAMZFAST(アムズファスト)は中国の深セン市に本拠地を持つ中国のゲーミングブランド。昨今では中国メーカーのゲーミングブランドは評価が高いものも多数あり、このAMZFASTも多くの口コミで最良の評価を獲得している。
コスパ抜群、リフレッシュレートが安定している、応答速度も申し分ないと言った声が多数上がっているため、製品の質は問題ないと言える。
また、AMZFASTの大きな特徴はどの製品にも5年間の製品保証が付帯している点。国内やアメリカの主要メーカーでも5年の保証が付いているというのはなかなかないため、安心して長く使えるというのも大きな利点だろう。モニターは入力が不安定になったり電源が入らなくなったりと自然故障に由来するトラブルも多いので、保証はあるに越したことは無い。このようにAMZFASTは高評価でサポート、保証も充実しているコスパの良いメーカーということが言えるだろう。
AMZFAST 公式サイトはこちら今回紹介する3種類のモニター製品仕様表
| 製品サイズ | インチ | 解像度 | 応答速度 | リフレッシュレート | パネル | 画面調整 | 入力端子 | |
| AMZG34C5Q Pro | 80.7x44x19cm 5.3 kg | 34インチUWQHD (湾曲) | 3440x1440 | 1ms(MRPT) | 240Hz | VA | チルト-5°~15° | HDMI2.1×2 DP1.4×2 |
| AMZG27F6Q | 19.4x45.2x61.2cm 3.5 kg | 27インチQHD | 2560x1440 | 1ms(MRPT) | 200Hz | IPS | チルト-5°~15° | HDMI2.0(MAX144Hz)×2 DP1.4(MAX200Hz)×2 |
| AMZG25F6F | 55.7x43.2x22cm 2.7 kg | 25インチFHD | 1920x1080 | 1ms(MRPT) | 320Hz | IPS | チルト-5°~15° | HDMI2.0(MAX240Hz)×2 DP1.4(MAX320Hz)×2 |
『AMZG34C5Q Pro』『AMZG27F6Q』『AMZG25F6F』それぞれのレビュー!滑らかな描写と美しい映像美を体験!

それでは早速今回の目玉である『AMZG34C5Q Pro』『AMZG27F6Q』『AMZG25F6F』それぞれのレビューに移ろう。
アーム、スタンドは工具不要で接続!VESA規格に対応でモニターアームも接続可能!

こちらがスタンドとアーム。『AMZG27F6Q』『AMZG25F6F』はこの形式で、カチッとはめ込む工具不要のタイプになっている。

『AMZG34C5Q Pro』はスタンドとアームがネジ止め式になっているが、指で回せるようになっているためこちらも工具は不要だ。また3機種とも全てVESA規格に対応しているため、必要であれば別途モニターアームを接続するなどの対応も可能。
なお、どの機種もモニターの画角調整はチルトのみ。ピボットや高さ調節、スイベルなどはできないため注意しよう。高さが欲しいのであれば前述したモニターアームを使用するか、モニター用の台などに乗せる必要がある。

プラスチックといえども白で統一されているため、近未来的なフォルムも相まってデザイン性はまずまずと言えるだろう。排熱用の通風口が良い感じ。

『AMZG27F6Q』『AMZG25F6F』の2機種は組み立てるとかなりスタンドが前に出るので、モニターとキーボードの間に隙間ができるようになっている。この間に物やガジェットを置いている方は注意しよう。

実際に設置し後ろにチルトさせればそこまで気にはならないが、モニターと顔を近づけて使用している方は購入前にしっかりと確認しておいたほうが良いだろう。
接続時の注意

実際にケーブル接続をする際に注意する点だが、今回紹介している3機種に関してはいずれもケーブルを下から接続するようになっている。
本体に対して真下の接続になるため、コネクタ部分が大きかったり硬いケーブルを使っていたりすると無理に曲げなければいけないという可能性も。

こちらは『AMZG34C5Q Pro』を接続した様子。筆者は今までずっと27インチのFHDモニターを使用しているのでウルトラワイドの湾曲モニターを使用したことは無かったが、実際に置いてみるとかなりの大きさを感じた。調べ物をしながらゲームをすると言った用途にかなり向いている。
画像を見ても分かる通りケーブルをまとめたり隠蔽したりする機構はないため、ケーブルの取り回しには注意してほしい。ケーブルボックスを利用する、束ねてバラバラにならないようにするなどの工夫が必要そうだ。

3台同時に接続した様子。27インチと25インチはそこまで大きなサイズ感の違いは無く、バランス良い配置になった。
『AMZG34C5Q Pro』レビュー!ゲームから映画までなんでもござれ

まずはこちらの一際存在感を放つウルトラワイドゲーミングディスプレイ『AMZG34C5Q Pro』をご紹介。
こちらの大きな特徴はなんといってもこのUWQHDから繰り出されるとにかく広い画面だろう。

見ていただいて分かるとおり、画面の両側が極端に広いため、視野がかなり広まりFPSなどでは相手がどこにいるか瞬時に判別が付くのは大きな利点だろう。
ただ、筆者がまだ慣れていないからということもあり、画面から必要な情報を拾うのに少しラグがある。ミニマップと周りの状況を見比べる、インベントリからアイテムを取捨選択する、AIM時に自身の体力を見ながら押し引きの判断をするといったことがどうにも難しい。これに慣れると間違いなくランクは上がりそうだが……。

あとは謳い文句にもある通り、この準4K解像度ではかなり上位と言えるリフレッシュレート。240Hzとなると27インチのFHDモニターであってもそれなりの製品じゃないと無いということもあり、この製品のコスパの高さがうかがえる。実際に色々とプレイをしてみて、FPSやTPSのフレームレート上限を撤廃できるような3Dゲームであれば驚くほど滑らかな描写が見られた。

ディテールがしっかりしているので視認性も良く、このモニターを使用するだけでランクマッチのポイントを爆盛り出来たのは気のせいじゃないかもしれない。たまたま調子が良かっただけの可能性もあるが。

もちろん映像作品を視聴しても没入感が凄い。湾曲ということもあり、まるでその場に自分がいるかのような臨場感を味わうことが出来る。サラウンドのヘッドホンを使用すれば映画の世界に没頭することが出来るだろう。

また、ウルトラワイドモニターには付き物のPBP(Picture By Picture)とPIP(Picture In Picture)もしっかり搭載。比率や大きさは3段階で変更できるので、PCを付けてボイチャをしながらPSのゲームをプレイするなどの用途に使いやすい。
ちなみにUWQHDに対応していないゲームだとこのように横が黒くなるため、自分のプレイしたいゲームの仕様は確認しておこう。
『AMZG27F6Q』をレビュー!バランス良くゲーム、ビジネス両用途で使用できる

2製品目は27インチのどんな用途にも使いやすい『AMZG27F6Q』を紹介しよう。こちらは21:9ではなく、16:9の通常のワイドモニターとなっている。しかしながらこの大きさで2560x1440のQHD画質、通称「3K」のモニターとなっているので、FHDのモニターよりも解像度が高く高精細な映像を楽しむことが出来るのが特徴だ。

200Hzと先程の『AMZG34C5Q Pro』よりもリフレッシュレートは若干下がるものの、それでも144Hzなどと比べれば高FPSということが言える。

UWQHDに比べると横の視野は狭くはなるものの、16:9の環境で慣れている現代人からすると馴染みある画面比率と言えるだろう。

画面はFAST IPSパネルを使用しており、どの角度から見ても綺麗。IPS特有のエッジ部分が暗く感じるという印象もあまりなかった。応答速度も良好で画面の残像感も少なく、メインモニターとしても申し分ない。

ソシャゲのデイリー消化をしながらYouTubeで動画を見る、攻略ページを開きながらRPGをプレイするといった用途にも向いていそうだ。また、純粋にコスパ良好で性能が高いため、ビジネス用途にも使えるのも利点。そこまで極端にゲーミングといった見た目ではないので、オフィスに置いてあっても悪目立ちはしない。
脅威の320Hz!FHDながらもゲーミングに特化した『AMZG25F6F』

最後に紹介するのはこちらのゲーミングモニター『AMZG25F6F』。25インチでFHDと何の変哲もないただのモニターに見えるが……

リフレッシュレートがなんと脅威の320Hz。通常、高性能なゲーミングモニターであっても大体240~280Hz程度のものが多いが、この製品はゲーミングモニターの中でも屈指の高リフレッシュレート。FPSの上限が決まっている格闘ゲームや2Dゲームであればそこまで恩恵は受けないものの、120FPS以上は当たり前のFPSなどで真価を発揮する。とは言いつつも流石に机上の空論の理論値じゃないのと疑う方もいるかもしれないがこのようにしっかりと320Hzで動作していた。

実際にプレイしたところ、FPSでは今まで体感したことのないくらい滑らかな動きが見られた。走っている最中の足の動作一つ一つ取っても鮮明に表示されており、AIM合わせもかなりやりやすい。多くのeスポーツ競技シーンで24インチ前後のモニターが採用されているという側面もあり、大会に向けた練習などにも使えそうだ。

解像度がFHDではあるもののリフレッシュレートが非常に高いため、こういった細かい映像であっても鮮明に描写される。画像は4K動画だが、こういった風景映像も綺麗に視聴することが出来た。サブモニターとして使っても良いが、とにかくフレームレートが高い状態でFPS/TPSにガチで取り組みたいという方にはとくにおすすめだ。
使用例:筆者はこう使う

左から順に『AMZG27F6Q』『AMZG34C5Q Pro』『AMZG25F6F』となっている。左に普段使いのブラウザやDiscordといった普段からよく使うものを表示し、中央のモニターでゲーム、右のモニターで調べ物や攻略情報、SNSといった情報系を表示している。電子書籍なども右のモニターで表示。こういった高解像度かつ高リフレッシュレートの製品を並べると作業がとにかくスムーズになるため、余裕と場所さえ許すのであればデュアルモニターでの使用をおすすめしたい。
AMZFAST 公式サイトはこちら
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