ゲーミングPCの選び方です。ゲーミングPC初心者向けにBTOや自作、既製品の違いやメリット・デメリット、パーツの選び方を紹介。ゲーミングPCを選ぶ参考にしてください。
選ぶ前に抑えるべき3ポイント
ポイント① | どんなゲームがプレイしたいか |
ポイント② | 予算をはっきりさせる |
ポイント③ | 予算内でパーツを検討 |
どんなゲームがプレイしたいか
まずはどんな(何の)ゲームをプレイしたいか明確にしましょう。プレイしたいゲームによって必要スペックは大きく変わってきます。既にプレイしたい具体的なゲームタイトルがあれば、最低スペックは必ず満たす、できれば推奨スペックを満たす、といった選び方になります。どれだけ推奨スペックに寄せるのかは後述する予算で判断しましょう。
予算をはっきりさせる
基本的に上限はない
ゲーミングPCは安いものは10万円台、高いものだと30万円を超え、要求値によっては上限は再現がありません。2025年時点で、一般的な価格帯としてはエントリーモデルで15万円前後、ミドルクラスで24万円前後、ハイエンドだと30万円前後です。
予算内でパーツを検討
予算が決まったら予算内でどのパーツにお金をかけるのか優先順位も考えましょう。基本的には
GPU > CPU > 冷却システム > メモリ(RAM) > 電源 > マザーボード
の優先順位で予算をかけるとゲームに対してのパフォーマンスが上がりやすくおすすめです。
※あくまで一般的な優先順位。
ゲームによってはGPU以上にCPUの影響が大きいものなどもあるため、大原則としてプレイしたいゲームの必要スペックを要確認。
優先順位の理由
パーツ | 理由 |
GPU グラボ | FPS・解像度・描画品質をほぼ一手に担う。 GPUが不足していると、他を強化しても伸び幅は小さい。 |
CPU | GPUに余力が出ると、今度はCPUがボトルネックとなり、特にオープンワールドやマルチプレイで最低FPSが下げる要因に。 |
冷却 | GPU/CPUは高温になると自動的にクロックを下げる(サーマルスロットリング)ため、良いファンなど冷却システムがあってこそ本来の性能を維持できる。 |
メモリ RAM | 容量不足はカクつき(スパイク)の元。 16 GBが実用下限、ハイエンドなら32 GB以上。 メモリ速度(DDR)やメモリタイミング(CL)の改善はFPSに対して平均数%程度しか影響しないため容量以外の優先度は低め。 |
電源 | 直接FPSなどに影響しないが、容量不足や質の低さはクラッシュや部品破損につながる。 将来的なGPUアップグレードも視野に選ぶと◎。 |
ストレージ | NVMe SSDはロード時間短縮やテクスチャのストリーミング改善に効果大。 ただしゲーム内FPS自体にはほぼ影響しないので、どちらかと言うとストレス軽減寄り。 |
マザーボード | 拡張性・電源フェーズ・I/Oが主。性能差はごく僅かで、上位モデルは主にオーバークロック耐性や機能面で差別化される。 |
デスクトップ型かノート型か
デスクトップ型のゲーミングPCは、同じ価格帯ならノート型より高い性能を得られます。また、パーツの交換や増設が容易で、長く使い続けられるメリットがあります。一方、ノート型は持ち運びができる利便性がありますが、冷却性能や拡張性に制限があり、基本的にはデスクトップがおすすめと言えるでしょう。
初心者におすすめのPC比較
初心者の方は、まずはBTOパソコンから始めて、徐々に知識を深めていくことをおすすめします。2025年の市場では、BTOパソコンの選択肢も豊富で、初心者でも満足できる一台を見つけられるはずです。
BTOパソコン
カスタマイズ性と安心を両立
BTOとは「Build To Order」の略で、自身が必要としてる性能に応じてパーツを選び、組み立ててもらえるサービスです。
BTOのメリット
自分の予算や用途に合わせてパーツを選べる点と、組み立てや初期設定の手間がかからない点です。また、補償やサポートが充実してるため、万が一の故障時も安心できる選択肢といえます。
BTOのデメリット
自作よりもやや割高になる点、メーカーによっては複数積んでもあまり意味のないパーツを複数積める選択肢がある点などですが、パーツ選びの知識や組み立てのスキルが不要と言うことを考えれば、初心者には十分コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
そこそこの自由度はあるものの、選択肢が限られており、初心者でも選びやすいためゲーミングPCでは最も人気のある選択肢です。
完成品モデル
手軽さ重視ならアリ
家電量販店やオンラインショップで購入できる完成品モデルは、最も手軽にゲーミングPCを手に入れる方法です。HPの「OMEN」シリーズやLenovoの「Legion」シリーズなどが有名です。
完成品のメリット
メリットは何と言っても圧倒的な手軽さ(重いものを持ち帰る手間を除けば)で、購入してすぐに使い始められます。また、量販店などで扱ってる完成品は基本的には大手メーカー製なので品質管理がしっかりしている点も安心です。
デメリット
デメリットはカスタマイズ性が低いことで、同スペックのBTOパソコンと比べてやや割高になる傾向があることです。また、将来的なアップグレードが難しいモデルも多いため、長期的な使用を考えるとBTOや自作の方がおすすめです。
自作PC
こだわりたい上級者向け
各パーツを自分で選んで組み立てる自作PCは、最もカスタマイズ性が高く、コストパフォーマンスも優れてます。しかし、パーツの選定や組み立てに関する知識が必要なため、初心者にはハードルが高いといえます。
自作PCのメリット
メリットは、デザイン性を含め、完全に自分好みのPCにできることと、パーツごとに最適な製品を選べるため、同じ予算でもBTOや完成品より高性能なPCを作れる可能性があることです。
自作PCのデメリット
デメリットは、知識や技術が必要なことに加え、パーツ同士の相性問題や故障時も知識がないと原因特定が難しいことです。また、保証も各パーツごとになるため、サポート面では圧倒的に不利になります。
ゲーミングPCの主要パーツと選び方
GPU(グラフィックボード)の選び方
GPUはゲーミングPCの性能を左右する最重要パーツで、FPS、解像度、描写品質といったゲームプレイにおいて非常に大きい要素に影響するパーツです。
AMD社の『Radeon』シリーズも選択肢と考えられますが、本項ではゲームとの互換性面で優れるNVIDIA社の『GeForce RTX』シリーズについて以下で予算・目的別に解説します。
予算・目的別GPU選びの目安
※以下の本体価格目安はBTOPCに該当GPUが積まれていた時の金額目安でGPU本体の金額目安ではありません
クラス | RTX 型番 | 目的 | PC本体額 |
エントリー | 4060 4060 Ti 5060 5060 Ti | フルHD 標準設定向け | 15万円前後〜 |
ミドル | 4070 4070 S 4070 Ti 4070 Ti S 5070 5070 Ti | WQHD 高設定向け | 20万前後〜 |
ハイエンド | 4080 5080 5090 | 4k 最高設定向け | 30万前後〜 |
CPUの選び方
CPUはパソコン全体の処理速度を左右する重要なパーツです。ゲーミングPCにおいては、特にオープンワールドやマルチプレイ(※アニメーション、物理シミュレーション)の処理に大きく影響します。
おすすめのメーカー
2025年時点では、Intel社とAMDの2大メーカーが競合していますが、基本的にどちらを選んでも大きな差はありません。
Intelであれば「Core i7」12xxx以降、AMDであれば『Ryzen 7』5xxx以降がゲーミングPCにはおすすめの選択肢です。注意点として一部のCPU、「Ryzen 5 7500F」「Ryzen 8000F」や、Intel“F、FK型は映像出力を完全にGPUに頼っていると言う点です。
ゲーミングPCのため、GPUが無いと言うことは基本あり得ませんが、他CPUと異なり、GPU故障時に完全に映像出力ができなくなってしまう可能性は覚えておきましょう。
メモリ(RAM)の選び方
2025年時点のゲーミングPCにおいては16GBが標準的ですが、余裕を持って32GBを選ぶのがおすすめです。また、最新のゲーム内フレームレートを気にする場合、DDR5-6000~がオススメです。
メモリは作業中に使うデータを一時的に保存する場所で、容量が大きいほど多いほど、複数のアプリケーションを同時に起動したり、ゲームのロード時間を短縮したりできます。
最新のオープンワールドゲームや動画・配信視聴などをへ同時に行う場合は、32GB以上あると安心です。メモリに関してはメーカーはそれほど気にする必要はなく、容量と世代(DDR4/DDR5)を優先して選びましょう。
ストレージの選び方
ストレージはゲームやOSを保存する場所で、SSD 1TB~がオススメです。
2024-25年のビックタイトルは平均90-120GB程度、大きいと150GBを超えるものも珍しくありません。また、現在スタンダード化し始めてるOS、Windows11はアップデート込みで70GB前後の容量を使います。
SSD/HDDはストレージが残り数%まで埋まると体感できるレベルで速度低下を起こすため、複数のゲームを演る予定であれば2025年時点では1TB~だと安心と言えます。メモリ同様、こちらもメーカーによる差は少ないため予算に応じて選択しましょう。
初めての購入で失敗しないポイント
ポイント① | 用途を明確にする |
ポイント② | 予算を明確にする |
ポイント③ | 中古PCは慎重に |
用途を明確にする
どんなゲームをプレイしたいのか、配信もしたいのかなど、購入後の用途を事前に考えておくことで、必要なスペックが具体的になります。ゲーミングPCは予算をかければかけるほど高性能になり、どうしても高いスペックで購入したくなりますが、最初は必要なスペックを少し超過する程度が適度と言えます。
予算を明確にする
前述とも少し被りますが、具体的な予算を決めることで予算内で最高のパフォーマンスを得るために、どのパーツにコストをかけられるかが明確になります。特にGPU依存のゲームは多く、CPUに関してはコストを抑えても大きく差がないゲームも多く存在します。
中古PCは慎重に
コストを抑える際、中古のゲーミングPCや、フリマに出ているBTOもどきのゲーミングPCを検討する方もいますが、初心者にはあまりおすすめできません。パーツの劣化や故障のリスクがあり、保証も手薄(フリマの場合基本無し)な場合が多いからです。
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