水の回復SS精霊

時系列で見ると分かりやすいかも。

◯蘇生フラクタル（2015.04）→青3T発動、ヒーラー、単色、戦後回復あり
◯雷火蘇生ミク（2015.11）→黄2T発動、ヒーラー、複色、戦後なし
◯光ミカエラ（2015.12）→赤3T発動、アタッカー、複色、戦後なし
◯蘭（2016.01）→青4T発動、アタッカー、複色、戦後回復あり
◯３周年サーヤ（2016.03）→青4T発動、アタッカー、複色、戦後回復あり

順に説明します。

以前から魔導杯報酬のフラクタル（2015.04）が水では最速3T回復として君臨していました。
長期間、全属性で速い状態回復が封印されていたのは、単純に過去報酬の価値を高めるためでしょうね。「昔フラクタルなんて強い精霊が魔導杯で配られてたのかー魔導杯やらなきゃなー」っていう市場価値です。

なので半年も政権を支配した後なら別属性で出してもいいかってなったのが、通称タルミク（2015.11）です。フラクタルとの対比が注目されていたのが名前からも伺えます。
一段階SSをインフレさせつつ、ヒーラーとして「戦後回復がない」というデメリットも追加してバランスを取った更新となりました。種族が物質というマイナー種族なのでインフレさせやすかったのもあります。
また当時2Tと3Tで差が出るクエストがなかったので、あまり影響がなかったってのもあります。

で、満を持しての光ミカエラ登場（2015.12）。アタッカーとして初めて高速回復が打てる強キャラの追加となりました。
ミカエラ自体がイベントの主人公であったため、過去長期政権をはってきたフラクタルにあやかって、ガチャの価値を高めようという狙いでした。
そこでタルミクの2Tではなく、原点回帰で3Tであったのは、アタッカーなのに早過ぎる回復という意味で３Tだったわけです。2016.06の現在でも最速回復アタッカーはミカエラの3Tなので、2T（ヒーラー）→3T（アタッカー）というのは自然でした。

で、ここまではウィズの歴史。
ここからが質問テーマですよね？

蘭（2016.01）の4Tですよね。流れとしてはたしかにミカエラに合わせて3Tってのが、一見自然ですが、
①大手コラボ産である
②ガチャのメインエースではない
③アタッカーなのに戦後回復付きってので誤魔化し
④ここでフラクタルの3Tと並ぶと完全にフラクタルの上位互換になってしまう
以上４点でしょうね。

①は、まずコラボ産の精霊は後々響くようなインフレはさせない傾向にあります。
なぜなら相手先との交渉があるため、あまり突飛なことができないというのと、
精霊自体にガチャ吸引力がなくても、コラボ元が好きな人は勝手に引いてくれるためです。
また、水のアタッカー回復はそれまでいなかったので、いくら火ではミカエラを出したからって、腐っても蘭は水のアタッカー最速回復でした、4Tでも。
その辺が、コラボだからインフレしたくないってのと、でも過去精霊に勝る点も欲しいという妥協点だったのでしょうね。
②はそのまま。エースはコナンです。
③、これが、インフレさせたくないけど完全劣化じゃガチャってくれないっていう妥協点。
④は、上で書いたようにフラクタルという“総合報酬の価値を高めるカカシ”の役割が長い精霊が水にはいたので、それを完全劣化にしてしまうのは、魔導杯の価値を落とすことになるので避けただけです。

で、ラスト。３周年サーヤ（2016.03）。
これは実にシンプルです。
直前に蘭を出したので、それの類似品を追加しただけです。ASをエンハンスから連撃に変えて「役割が違うからガチャってねー」っていう。


まぁ簡単に言ってしまえば、
水アタッカーとしては4Tでも最速だから、それでよかったというのが回答です。
ただ、ガチャ更新の流れを把握した方が、ミカエラとの違いが分かりやすいと思ったので…

以上が、更新履歴が3T→2T→3T→4T→4Tの大まかな理由です。
結果だけを見ると異質ですが、
１つ１つのインフレに注目すると、わりと自然な流れでした。
蘭の時点で大手コラボが挟まったというのが、この流れを異質に見せる原因なのでしょうね。

長文失礼しました。

水の4T目で回復できる精霊はフラクタル以外にも三周年ルドとヤーボがありますよ。
特にヤーボは覇眼1の配布精霊で多分KNさんも持っているんじゃないと思います。
自分は魔道書レイド3T目割合攻撃の対策として結構ヤーボを使ってます。

雷は2tだし属性によって差をつけてるんでしょうね