GAケネスのイラストについて

ポーカーの基本ルールでは、ロイヤルストレートフラッシュ(RSF)が最強役とされていますが、まれにジョーカーをワイルドカードとして加えた場合に、ファイブカード（同数字４枚とジョーカー）を最強役とするルールがあるようです。

イラストでは、ケネスの手札のうち［D10,DK,DA」が見えていますから、残り2枚が［DQ,DJ］であれば、RSFで、ケネスが喜ぶのは当然でしょう。
対してギャスパー？の手札は［Jo,H?,S6］ですから、普通に考えてもRSFには勝てそうにありません。
が、もしハートが６であって、見えない二枚が［D6,C6］であれば、ファイブカードが成立して、ギャスパーの勝ちということになります。

イラストを見る限り、少なくともハートは絵札やA,2,3ではなく、マークが４個並ぶ１０でもないと思われますので、６である可能性は残されています。
言われなかったら見過ごすでしょうけれど、あえて逆転手とささやかれているのであれば、ギャスパーの手は６のファイブカードというオチかと想像します。

あくまでも個人の予想なので、見当外れかもしれませんが、その節はご勘弁ください。
あわせて、ネタバレになっていたら申し訳ありません。
その時は、右下の［通報］を押していただき、時空の彼方にぶっ飛ばしていただきますようお願いします。

ポーカーについていろいろと書いたら2000字を超える長文になってしまったので大幅に消しました ^^;

カジノの描写から、プレイされているのはテキサスホールデムであると思われます。
(2000字の大半はここに費やされていたのですが全部カット)
そうであるならば、プレイヤーの手札は2枚です。
テキストにも「2枚の手札」と書かれています。
にもかかわらず、「いかさま人生 ケネス・ハウアー」の絵柄のギャスパーは3枚のカードを持っています。

ということは、

説1 ギャスパーがなにかいかさま(一般的なもの)をしている画である
説2 (いかさまの一種と言えるかもしれないが)ギャスパーの能力が発動している画である
説3 シナリオライターと絵師の意思疎通が拙く食い違った画ができてしまった

テキサスホールデムは通常ジョーカーを使用しないと思われるので、手札が3枚であることも併せ、私の判断としては説3とします ^^;
おせ生でのいかり氏の言及は、テキストと画の描写の不一致について説3であると正直に謝らずに、説2を窺わせて誤魔化すためのテクニックです ^^;

画はロイヤルストレートフラッシュを思わせますがテキストでは8と6のツーペアで勝ったとなっているので、どう見ても不一致ですが。
あくまで好意的に捉えるならば、一見ギャスパーの視点に思えるが実は「ギャスパーの能力にかかってしまってるウィズの視点であり現実とは細部が異なる」である、これで収まりはつくでしょうか。
なお、ストーリー中で表示されるのは最右ですが、ゲームカードよりもトリミングされていてケネスの札と思われるものはダイヤのキングの一部だけしか見えていないので、拡大解釈するとこれ(ストーリー中ではトリミングしていること)が「トリック」なのかもしれません。

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画像を見るに、新聞社内、つまり後編のギャスパーとの勝負のシーンですよね？
それであれば、ケネスの手札はツーペア、んで、手前のギャスパーの手札はワンペア…
つまり飛び散っているダイヤのカードは場札・・・

まあ細かいことはともかく、このシーンは
「ウィズがギャスパーの幻覚能力でだまされているシーン」
なのかな・・・・？
Ｊｏｋｅｒが見えるのがそのヒント的な？？