黒猫のウィズの回答詳細

ストーリー的にはまあいい感じだったかな、と思います。

1では、
・このシリーズ・世界自体の立ち位置(特にスザクとの関係、一部スザクメンバー登場による世界観の継承)
・各新キャラの特色
・(途中までとはいえ)レグルが主人公たる理由
が描かれました。

そして、今回の2で、
・この世界の過去と秘密
・各キャラの別の一面(特にタイシとファルサ)
・レグルの過去(彼が主人公たる理由の続き)
が描写されています。

ストーリー展開として、王道と言ってしまえばそれまでですが、プレーヤーを置き去りにせずに、徐々に新キャラと世界観を掘り下げていっていて安心しました。(無糖少女とか酷かったですからね…。)

スザクメンバーが出てこないのは確かに少し寂しい感じはしますが、他の方も仰ってますが、このシリーズをあくまで「レグル達の戦い」であると考えれば、前作のキャラが目立ちすぎない今ぐらいの加減が丁度良いかなと思います。1でアサギ・ミュールを出したのはあくまでスザクからスムーズに繋げるためだったのかと今では思ってます。

ここまでしっかり地盤を固めてきた感はあるので、このシリーズが輝けるかどうかは、このあとの続編に掛かっていると思っています。王とは何なのか、星とカリュプスはこのあとどう動くのか、等。

気になった点を言えば、エピローグ付近があっさりし過ぎていたかなー、という所ですかね。
・ヴァレウスは倒されてそのまま退場しその後はいまいち不明瞭
・最終的にヴァレウスを裏切り、操られたゼストの安否・処遇も一切不明
・アヴリオとメロウもどっか行ったまま
・ヴァレウス戦後にすぐカムラナが母艦を制圧したとあったが、それならもっと早く何らかの手を打てたのではという疑念
と、今作で描ききってほしかった点はいくつかあります。いつも覇級クリア後のストーリーが何個もあって、そこでここら辺が語られるのに、丸々カットは残念でした。

自分は、イベント毎のシステムに関しては「ストレスが少ないこと」を重視するので、今回の研究所システムは花丸です。
配布精霊もそれなりで、ゼスト以外はLドロップなのも楽で良いですね。

一方で…今回とっても気になったのが、ヴァレウスがガチャに入っていたことです。
彼が嫌いというわけではありません。それと性能はさておき、問題なのは彼が敵キャラだったということです。
これまで、敵キャラがガチャに入ったことはありませんでした。ミハネのように最初は敵で、ストーリー途中で寝返って仲間になったキャラはいましたが。
それが遂に純粋な敵キャラがガチャに入ってしまった…。
今回、主人公グループがピリア入れても5人だったので、属性数揃えるためにどうにか1人水増ししたかったのかもしれませんが、あまりに露骨だなー、と。
これまでは、ガチャ＝主要仲間キャラ、配布＝サブキャラor敵キャラで住み分けされていて、そのシリーズを仲間キャラと共に攻略したいというのがガチャを回す一つの動機だったので、敵キャラまでガチャに放り込まれると何となくテンション下がります…。

つまり何が言いたいかというと、「それならウシュガをガチャに入れてほしかった！！」
今回出番多くてとても嬉しかったですが、もしガチャに入ってたらフルでぶん回してた自信があります(笑)
1で配ってたサイン入り白衣、誰も要らないなら是非自分が欲しいです。