Switch後継機となるSwitch2の最新情報や本体の性能・スペックをまとめています。従来のSwitchと何が違うかについても掲載。Nintendo Switch 2の変更点を知りたい方は参考にしてください。
Switch2は大幅に進化!Switchとは何が違う?
Nintendo Switch 2の最新情報は、現時点(2024年1月18日時点)では任天堂公式からアナウンスされた「Nintendo Switch 2 予告映像」がメイン。
しかし、2分22秒の短い動画の中にSwitchからの進化を感じさせる要素が散りばめられている。画面サイズ、スタンド、ジョイコン、ドック、新しいボタンetc…映像から読み取れることも多い。本記事では、Switch2の進化ポイントはもちろん、SwitchやSwitch(有機ELモデル)と何が違うのかについて、パーツごとに掘り下げていこう。
なお本記事ではSwitchと表記した場合は6.2インチ版のSwitchを、Switch(有機ELモデル)と表記した場合は、有機EL版を指します。
画面サイズ
Switchよりも大型に
Switch2の画面サイズはSwitchよりも大型化されている可能性が高い。予告映像の中で互換性について触れている場面があるのだが、SwitchとSwitch2が横並びで映されており、Switch2のほうがひと回り大きいのが読み取れるのだ。Switchの画面サイズが6.2インチだったので、それより大きいサイズということになる。
一方で、ディスプレイが有機ELであるかどうかや、画面のインチ、リフレッシュレートなどの具体的なスペックは動画の中で語られていない。どれぐらいのfpsが出るのか、消費電力がどれぐらいなのかなどは、今後の追加情報を待ちたいところだ。
ベゼル
画面いっぱいにゲーム画面が映し出される
画面サイズに関しては、単に画面が大きくなっているだけではない。横並びの映像では、SwitchとSwitch2でベゼルの幅に違いがあることがわかる。Switch2のほうがベゼルと呼ばれる周囲の枠の部分が少なく、画面占有率が高くなっている。Switch(有機ELモデル)に近い画面占有率を実現していそうだ。
Switchの比較でいうと、画面いっぱいにゲーム画面が映し出されるということ。これによってゲームへの没入感が上がり、ゲーム体験がより豊かになることが期待できる。狭額縁化はデジタルデバイスの進化としても定番であり、ニーズの高い領域なのでSwitch2は王道の進化をしていると考えられる。
端子類
本体天面にも新しい端子を搭載
Switch2では端子類についても何らかの変更があることが映像でわかっている。Switchでは本体底面にドックと接続するためのUSB-C端子を設けているが、新たに本体上部にも新しい端子が採用されている。
これがUSB-C端子なのかは現時点ではわからない。しかし、本体上からもケーブルを挿して外部デバイスと接続ができるとなると、新しい使い方や遊び方が色々と考えられそうだ。
スタンド
スタンドはU字型でスタイリッシュに
本体上部に端子を設けた理由に関連してくるのがスタンド機能の強化だ。Switchでは本体背面右側にあったスタンドの機構が、Switch2では背面に回り込むようになっており、大胆に進化している。
Switch(有機ELモデル)でも背面が可動してスタンドになる機構を採用しているが、異なるのはそのデザイン。Switch(有機ELモデル/下写真)はパネルを引き出すような構造に対し、Switch2はU字式になっている。
スタンドはフリーストップ式(任意の場所で固定できるタイプ)なのか、段階式(指定の場所でしか固定できないタイプ)なのかは、現時点ではわからない。Switch(有機ELモデル)ではフリーストップ式を採用しているので、前者の可能性も考えられるだろう。どちらにしても、Switchより角度の自由度が高まることが予想される。
ゲーム以外の場面でも活躍する可能性
スタンドが大型化されたことでSwitchよりも安定性が向上するのは明らか。例えば、リズムゲームを遊ぶときなどに自分の好みの角度が選べるようになると、より集中してプレイできそうだ。また、家事をしながらの動画視聴などの場面でも活躍できそうだ。
また、端子が本体上部に設置されたことで、Switch2を立たせて使いながら充電できるといったことも考えられ、使い勝手を広げてくれる可能性もある。こうした新しい使い方の提案はGameWithでも積極的に発信していきたい。
ジョイコン(サイズ・新ボタン)
ジョイコンのサイズも変更
Switch2で進化や変更が多いのがジョイコンだ。
まず、画面サイズの拡大によってジョイコン自体の大きさもひと回り大きくなっている印象。ボタンも大きくなっているようだ。
手の大きな人が使用する際の操作性が高まりそうだ。特に欧米諸国など大柄な人が多い国では歓迎される変更点だろう。
HOMEボタン下に新たなボタンを搭載
物理的なボタンとしてはジョイコン(R)のHOMEボタンの下に新たなボタンが追加されている。一見するとキャプチャーボタンのような形状をしているが、よく見るとキャプチャーボタンにあるような凹凸はなくシンプルな形状。いずれにしても公式情報はまだないため、続報に期待だ。
ちなみに、背面にも新形状の機構(ボタンのようなもの)があることがわかる。
これはジョイコン着脱用の機構だ。公式映像にはなかったが、「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 - 2025.4.2」のサイトに掲載されている映像にジョイコンを着脱するシーンが登場。Switchよりも大型化されたことになり、着脱しやすくなることが予想される。
ジョイコン(接続方式や新機能)
スライド式から差し込み式に
ジョイコンで最も大きな進化のひとつは本体との接続方法だろう。Switchではレールに沿って上下にスライドさせる形で接続していたが、Switch2では本体横にある端子に差し込む形式に変更されている。よりシンプルな接続方式となったことで、使い勝手の向上が期待できる。
また、映像中盤に登場する、ジョイコンを滑らせるようなシーンが話題になっている。Switchにはない機能なのか、映像上の演出なのかは動画からは判別できないが、ひとつヒントと思われるパーツがあるところだけ言及したい。
ジョイコンの差し込み口付近に従来のSwitchにはない機構が見える。何なのかは不明だが、センサー類のようにも見える。現時点では、新しい機構なものが加わっているという程度にとどめておくのが良いだろう。
ドック
ラウンドさせた形状が美しい
本体をセットするドックは大きくデザインが変更されている。上部が滑らかなカーブを描いており、左右のジョイコンとの一体感が美しい。
映像ではドック右側からケーブルが出ておりテレビ接続されている。右側からアクセスするのはSwitchと同様だ。その他のことは映像から読み取れないため、ドック側にどのような端子が設けられているかは不明だ。
SwitchではHDMI端子、USB端子が2つ、有機ELモデルではさらに有線LAN端子が採用されていたが、どのような端子構成になるかは期待したいところだ。
そのほか、動画から読み取れる変わった箇所・変わっていない箇所
本体底面
Switch2では、Switchに比べて本体底面が新しい形状になっている。Switch(有機ELモデル)では発生する熱を排出する排気口が底面にあることを考えると、こちらも排気口である可能性はある。Switchでは本体背面に搭載されていたが、スタンドの機能を強化した関係でこちらに移設しているのかもしれない。
細かい点ではあるが、一般的に画面や本体のスペックが上がる場合、排出される熱も増えるため、デジタルデバイスの世界では熱管理は非常に重要な要素とされている。本体スペックアップと併せて熱処理の部分も期待したいポイントだ。
ゲームカードスロット
ゲームカードスロットはSwitch同様、本体上部右上で変更はない模様。
本体の質感
公式映像などでは変更を示唆するような箇所もあったが詳細は不明。
4月2日のニンダイが待ち遠しい
このようにSwitch2は数々の進化を果たしている。しかし、現時点の公式映像では読み取れる内容はまだまだ少ない。次回のニンテンドーダイレクトで追加の情報が明かさせることを期待したい。
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