スマホの写真をパソコンに送る方法です。スマホ写真をPCに送る方法としてUSBやクラウド、AirDropやメールやチャットアプリを使う方法を紹介しています。
スマホの写真をパソコンに送る方法まとめ
| 方法 | おすすめ度 | 適したケース |
|---|---|---|
| USB接続 | ★★★ | 大量に素早く遅れる |
| クラウド | ★★・ | 自動でバックアップできる |
| AirDrop | ★★・ | iPhoneとMac限定 |
| ファイル転送 | ★★・ | ヘヴィーユーザー向け |
| メールやチャット | ★・・ | 手軽だが難点も多い |
| SDカード | ★・・ | 手軽さと価格に難あり |
スマホから写真をパソコンに送る方法と、それぞれのおすすめ用途は上記の通りです。送りたい写真の量や画質をどれだけ保ちたいかに合わせて、方法を選ぶとよいでしょう。
USBケーブルで接続して送る
iPhoneの場合のやり方
まず使用するケーブルですが、iPhone側の端子にあわせてライトニングorUSB-C、そしてもう片側はPCの端子にあわせてUSB-AorCのケーブルを用意します。
ケーブルでiPhoneとPCを接続すると、iPhone側にポップアップが表示されるので「許可する」を選択してからパスコードを入力しましょう。
許可する

パスコードを入力

パスコード入力後にパソコンのドライブ一覧を開くと、iPhoneが表示されていますので、コピーしたい写真を選んでデスクトップや任意のフォルダにデータ移動しましょう。
Androidの場合のやり方
まずUSB ケーブルを使って、スマホをパソコンに接続したら、画面を上から下にスワイプして通知を表示。
クイック設定パネルを開いて「このデバイスを USB で充電中」や「USB をファイル転送に使用」などをタップ。
その後、「タップしてその他オプションを表示します」 や「オプションを選択するにはタップしてください」などをタップ。
「USB の接続用途」で「ファイル転送 / Android Auto」 や 「ファイル転送」などを選択します
パソコン側で、ファイル転送のウィンドウが開いたら、転送したい写真を選択してデスクトップや任意のフォルダにデータ移動しましょう。
USB接続のメリットとデメリット
メリット
基本的に普段充電に使っているケーブルを使用すればPCとの接続も簡単で準備いらず、さらにデータ転送速度も速いのでおすすめの方法です。
デメリット
スマホのデータ保存形式によってはコピーしたい写真を探すのがやや難しいのと、自動でバックアップなどはとれないため毎日データ移動したい場合には不便と感じることも。
クラウドサービスを使って送る
iCloudの使い方
iPhoneの設定から「Apple Account、iCloud、およびその他」を選択。
iCloudを開き、写真から「このiPhoneを同期」を選択しチェックボックスが緑になれば準備完了です。
あとはPC側にもiCloudをインストールし、iPhoneと同じアカウントでログインすればiPhone内の写真をPCでも操作できるようになります。
Googleフォトの使い方
まずGoogleアカウントを作成し、スマホでGoogleにログインします。
Googleフォトを開き、右上に「+」をタップし「写真ライブラリ」を選択してからパソコンに移動したい写真を選択しアップロードしましょう。

今度はパソコン側でGoogleフォトを開き、先ほどアップロードした写真をダウンロードすればデータ移動は完了です。
メリット・デメリット
メリット
クラウドでの写真管理はやはり自動同期が便利です。1度設定してしまえば自動で保存してくれるので、バックアップには最適です。
デメリット
クラウドサービスには容量制限があり、一定以上は月額料金などがかかるため、費用面では高くなりがちなのがデメリットです。
データ通信費もかかりますが、こちらはWiFiなどを使えばあまり気にならないでしょう。
AirDropを使って送る
使っているスマホがiPhoneでPCがMacの場合限定ですが、AirDropを使って写真のデータ移行ができます。
AirDropの使い方
まずスマホとPC両方のWi‑FiおよびBluetoothをオンにします。そしてデバイス同士を近くに置く必要があります。
iPhoneまたはiPadの場合はコントロールセンターを開き、左上のコントロールのグループをタッチして押したままにしてから、AirDropアイコンをタップします。「連絡先のみ」または「すべての人(10分間のみ)」をタップして、項目を受け取りたい人を選択します。
赤枠内がAirDropアイコン

写真アプリで共有したい写真を選択し、共有ボタンからAirDropを選択、送信先のデバイス(今回の場合はMacPC)をタップ。
Mac側に通知が来たらデータを受け取って完了です。
メリット・デメリット
メリット
スマホとPCの条件さえ満たしていれば簡単で高速に写真などのデータを送受信できます。ケーブルなども必要ないので非常に便利な手段です。
デメリット
スマホとPCが両方ともApple製品ではないと使えないため、あらかじめ機材をそろえる必要があります。
メールやチャットアプリで送信
メールの場合は自分宛てに写真を添付し、送信。あとはPCでメールを開けば写真を受け取れます。
LINEなどのチャットアプリも同様で、自分が閲覧できるチャットに写真を貼り、同じアカウントを使いPCでログインすれば写真を受け取れます。
メリット・デメリット
メリット
データ移動したい写真が少量ならば便利で機材なども必要なく使いやすい方法です。
デメリット
メールやチャットアプリは写真を送るためには作られていないので多量の写真をデータ移動するのは非常に手間がかかります。
また、ほかの手段に比べて画質の劣化を免れないのであまりおすすめできません。
ファイル転送アプリを使う
Send Anywhereなどのファイル転送アプリを使うことでも写真を送付することができます。
Send Anywhereの使い方。
まずSend Anywhereを開き、送信の「+」をクリックし、送りたい写真を選択します。
送信すると赤枠内に6桁の番号が表示される

10分以内にPCでもSend Anywhereを開き、今度は受信にさきほどの6桁の番号を入力すれば写真データを受け取れます。
メリット・デメリット
メリット
比較的簡単にメールやチャットアプリより多くの写真を1度にデータ移行できます。
デメリット
1度に大量に送ったりするには月額料金等がかかってきます。その場合、クラウドサービスを利用したほうが自動バックアップなどもかねているので便利なことも多いでしょう。
SDカードで移す
androidスマホでSDカードに対応している場合や、iPhoneにSDカードリーダーを付ければSDカードを利用しての写真データ移行ができます。
SDカードの使い方
まずSDカードに写真を保存し、そのSDカードをPCに差し込みフォルダを開けばSDカードでの写真データ移行は完了です。
メリット・デメリット
メリット
機材さえ揃っていれば比較的簡単で、1度に大量の写真をデータ移行できます。SDカードに写真を保存することはバックアップも兼ねているのはメリットです。
デメリット
SDカードにもやはり容量制限がありますので、こまめなデータ整理をするかそれなりに容量の大きなSDカードを購入する必要があります。
また、スマホ側にもPC側にもSDカードリーダーが備わっていない場合はそちらの費用もかかってきます。機材をそろえるとクラウドサービスなどのほうが安くつく場合なども多いでしょう。
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