ゲーミングスマホ選びは、数あるモデルの中から「本当に自分に合った一台」を見つけるのが難しいと感じる方も多いでしょう。本記事では、価格と性能のバランスに焦点を当てた「コスパ最強」のゲーミングスマホを徹底解説します。
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コスパ最強のゲーミングスマホとは?
ゲーミングスマホとは、スマホゲームを快適に遊ぶために、特に性能を高くしたスマートフォンのことです。ゲームだけでなく、普段使いでもサクサク動く、パワフルなスマホと考えてください。
ゲーミングスマホの特徴と普通のスマホとの違い
普通のスマホと比べて、ゲーミングスマホには特別な強みがあります。どんなところが違うのか、見ていきましょう。
| 高性能プロセッサ(SoC) | スマホの「頭脳」にあたる部分で、ゲームを動かす心臓部です。最新の超高性能なチップを積んでいるので、重たい3Dゲームもカクカクせずに、驚くほどスムーズに動かせます。 |
| 大容量メモリ(RAM)とストレージ(ROM) | RAMは「作業机の広さ」、ROMは「荷物を置く倉庫の広さ」と考えてください。RAMが大きいとたくさんのアプリを同時に開いても快適に動き、ROMが大きいと大容量のゲームもたくさん保存できます。 |
| 高リフレッシュレートディスプレイ | これは「画面のなめらかさ」を表す数字です。数字が大きいほど、画面の動きがパラパラ漫画のようにカクカクせず、映画のようにスーッと流れるように見えます。特に動きの速いゲームでは、このなめらかさが競争で有利に働くこともあります。 |
| 高いタッチサンプリングレート | これは「画面の反応速度」のこと。数字が大きいほど、指で画面を触ったときに、すぐにスマホが反応してくれます。音ゲーやFPS(シューティングゲーム)など、一瞬の操作が大事なゲームで有利になります。 |
| 高性能な冷却システム | ゲームを長く遊ぶとスマホが熱くなります。ゲーミングスマホには、この熱をしっかり冷ましてくれる特別な仕組み(クーラーのようなもの)が入っているので、熱くなりすぎても動きが遅くなりにくく、安定した最高のパフォーマンスを維持します。 |
| 大容量バッテリー | ゲームは電池をたくさん使うので、ゲーミングスマホは大きな電池を積んでいます。そのため、充電を気にせず長時間ゲームを楽しめます。早く充電できる機能も付いていることが多いです。 |
| ゲームを快適にするための特別な機能 | 多くのゲーミングスマホには、ゲーム専用の物理ボタン(エアトリガー)や、ゲーム中の通知をブロックするモード、迫力あるサウンドを楽しめるスピーカーなど、ゲーム体験をさらに良くする工夫が凝らされています。 |
「コスパ最強」の評価基準:性能と価格のバランス
「コスパ最強」と聞くと「一番安いスマホ?」と思うかもしれませんが、そうではありません。これは「この値段で、どれだけ良いゲーム体験ができるか」というバランスのことです。
つまり、あなたの予算で、一番満足できるスマホを見つけるという意味になります。
例えば、軽いパズル系ゲームしかしないなら、そんなに高いスマホは必要ありません。しかし、「原神」のようなグラフィックがすごいゲームを最高画質で遊びたいなら、やはりそれなりの性能の高いスマホが必要になります。
そのため、「コスパ最強」のスマホを選ぶには、まず「どんなゲームを遊びたいか」と「いくらまで出せるか」を明確にすることが最も重要です。
コスパ最強のゲーミングスマホ一覧
ここでは、スマホの総合的な性能を表す「AnTuTuベンチマークスコア」(スマホの体力測定のようなもの)を参考に、値段と性能のバランスが良い「コスパ最強」のゲーミングスマホを、予算別に紹介していきます。
1. REDMAGIC 10 Pro
![]() | 値段 | 152,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 512GB | |
| バッテリー | 7,050mAh |
ゲームプレイに特化した「REDMAGIC」シリーズの中でも、優れたコストパフォーマンスを誇るモデルです。独自の冷却システムと大容量バッテリーを搭載しており、高負荷なゲームでも長時間にわたって快適にプレイできます。
2. ROG Phone 9 Pro Edition
![]() | 値段 | 239,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite | |
| RAM | 24GB | |
| 容量 | 1TB | |
| バッテリー | 5,800mAh |
ASUSが手がけるゲーミング特化型スマホで、Snapdragonの最上位チップと高リフレッシュレートのディスプレイを搭載。卓越した応答性と映像表現により、いつでもどこでも最高のゲーム体験を楽しめます。
3. AQUOS R9
![]() | 値段 | 99,880円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5000mAh |
ゲーミングスマホではないものの、FPSやアクションゲームを快適にプレイできる高性能を備えたSHARPの最新モデルです。価格は10万円以下と手頃ながら、Snapdragon 7+ Gen 3と有機ELディスプレイを搭載しており、コスパの高さが際立ちます。
4. Galaxy S25 Ultra
![]() | 値段 | 217,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 512GB | |
| バッテリー | 4,855mAh |
処理性能・表示品質ともにトップクラスを誇るハイエンドモデルで、ゲーム体験に妥協したくない方に最適です。6.9インチの大画面と最新チップにより、原神や鳴潮などのオープンワールドゲームもフルで楽しめます。
5. Xiaomi 13T Pro
![]() | 値段 | 109,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Dimensity 9200+ | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5,000mAh |
コストを抑えながらも高性能を実現したモデルで、ゲーム環境に妥協したくない方にぴったりです。Dimensity 9200+と12GB RAMを搭載し、144Hz表示や冷却機能も備えているため、AAA級タイトルでも快適にプレイできます。
6. ROG Phone 9
![]() | 値段 | 159,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5,800mAh |
上位モデル「ROG Phone 9 Pro Edition」譲りのゲーミング性能を引き継いだ、コストパフォーマンスに優れたモデルです。メモリやストレージ容量は控えめですが、3Dゲームを大量にプレイしない方には十分な性能を備えています。
7. iPhone 16 Pro
![]() | 値段 | 174,800円 |
|---|---|---|
| CPU | A18 Proチップ | |
| RAM | - | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | - |
A18 Proチップを搭載したiPhoneの最新モデルで、高い処理性能により3DゲームやFPSも快適にプレイ可能です。ただし冷却機能は非搭載のため、長時間のプレイ時には発熱に注意が必要です。
8. Xperia 5 IV
![]() | 値段 | 84,700円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5000mAh |
6.1インチのコンパクトなボディに、Snapdragon 8 Gen 1を搭載した国産スマホです。縦長ディスプレイや高音質スピーカーにより、音ゲーやFPSなど操作性や没入感を重視するゲームと特に相性が良好です。
9. Xiaomi 15 Ultra
![]() | 値段 | 179,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite Mobile Platform(3 nm、最大4.32 GHz) | |
| RAM | 16GB | |
| 容量 | 512GB | |
| バッテリー | 5410mAh |
Snapdragon 8 Eliteと16GBメモリを搭載し、アプリの起動や画面切り替えもサクサク動きます。6.73インチのLTPO有機ELや独自冷却、90W急速充電対応の大容量バッテリーにより、高負荷な3Dゲームや長時間のRPGプレイでも快適に楽しめるのがポイントです。
10. nubia Z70 Ultra
![]() | 値段 | 122,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 6150mAh |
Snapdragon 8 Eliteと大容量メモリを搭載し、アプリの起動や画面切り替えもサクサク動きます。144Hzの大画面ディスプレイと9層構造の冷却機能により、バトロワや音ゲーのような動きの速いゲームでも、発熱やカクつきを気にせず長時間プレイできるのがポイントです。
11. Xiaomi POCO F7 Ultra
![]() | 値段 | 98,480円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Elite | |
| RAM | 12GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5300mAh |
Snapdragon 8 Eliteと最大16GBメモリを搭載し、動きの激しいゲームでも快適にプレイできます。2K解像度・120Hz駆動の有機ELやIceLoop冷却システムにより、発熱を気にせず安定した動作をキープ。高速バトロワや長時間のオープンワールドRPGにもぴったりの一台です。
12. Galaxy S24
![]() | 値段 | 124,700円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 8 Gen 3 | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 128GB | |
| バッテリー | 4000 mAh |
Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載し、コンパクトなサイズでも操作は軽快です。120Hz対応の6.2インチ有機ELや強化された冷却機構により、発熱を抑えながら安定したパフォーマンスを発揮。音ゲーやMOBAのような繊細な操作が求められるゲームにも向いており、取り回しの良さを重視する人におすすめの一台です。
コスパ最強のゲーミングスマホの注意点
ゲーミングスマホはゲームを快適に遊ぶための強い味方ですが、買う前に知っておきたい「ちょっと気をつけたいこと」もあります。
以下に注意点をまとめましたので、購入前に一度手を止めて確認しておきましょう!
1. 高価格
ゲーミングスマホは、高性能な部品やゲームのための特別な機能がたくさん詰まっているので、普通のスマホよりも値段が高くなる傾向があります。
最新の高スペックなゲーミングスマホだと、15万円から20万円くらいすることもあるので、予算オーバーには要注意です。
2. 本体サイズと重量
ゲーミングスマホはバッテリーが大きかったり、熱を冷ますための強力な仕組み、そしてゲーム画面のための大きなディスプレイを積んでいるので、通常のスマートフォンよりも大きく、重くなりがちです。
ポケットに入れにくかったり、片手で操作しにくかったりするかもしれません。
3. 普段使いに便利な機能の有無
ゲームを最優先で作られているゲーミングスマホの中には、熱対策やデザインを優先するあまり、普段の生活で役立つ機能が付いていない場合があります。
| 防水防塵性能 (水やホコリへの強さ) | お風呂で使ったり、うっかり水をこぼしたりしたときに安心な機能ですが、ゲーミングに特化したモデルだと付いていないものもあり |
| おサイフケータイ(FeliCa) (ピッてできる機能) | 海外のゲーミングスマホだと付いていないケースがあるので、普段からスマホ決済を使う方は要注意 |
4. デザイン
ゲーミングスマホは、そのパワフルさをアピールするために、派手でメカっぽいデザインが多いです。
これはカッコいいと思う人もいますが、ビジネスシーンで使ったり、シンプルなデザインが好きだったりする人には、少し派手すぎるかもしれません。
5. 長期利用のための考慮事項
OS/セキュリティアップデート期間
スマホの「OSアップデート」(スマホの基本ソフトの更新)や「セキュリティアップデート」(安全に使うための更新)は、新しい機能が追加されたり、スマホを悪いプログラムから守ったりするために、とても大事です。
メーカーによって、これらのアップデートを何年間してくれるかが違うので、買う前に「このスマホはいつまでアップデートしてくれるのかな?」と確認しておくと安心です。
特に海外の安いスマホだと、アップデート期間が短いことがあるので気をつけましょう。
バッテリー劣化と冷却対策
ゲームをたくさん遊ぶと、スマホの電池はどんどん減っていき、だんだん劣化してしまいます。
電池の容量が大きいスマホを選ぶのはもちろん大切ですが、それ以外にも、電池が早く満タンになる「急速充電」や、ゲーム中に電池を直接使わずに充電器から電気をもらう「バイパス充電」という機能があると、電池が長持ちしやすくなります。

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