物理SIMとeSIMカードの違いを掲載しています。iPhone17はeSIM専用なので事前に読んでおきましょう。
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eSIMとは?

▲ Apple Eventより
通常は通信キャリアと契約すると、電話番号などの情報の入ったSIMカードを渡され、それを挿し込むことで通話やデータ通信ができるようになっています。
一方eSIMは、端末の中に入っているデジタルSIMに電話番号などの情報を入れて使うことができます。
これにより、オンラインで契約すればすぐにキャリア切替ができるメリットがあります。
iPhone17がeSIMのみに対応

▲ Apple公式サイトより
先日発表された新型iPhone17は物理SIMカードの挿し込み口がなく、eSIMカードのみの対応になると発表がありました。
物理SIMカードとeSIMの主な違い
| 項目 | 物理SIM | eSIM |
| 形態 | カード | 内蔵 |
| 設定・交換 | 抜き差しが必要 | 端末操作完結 |
| 複数回線 | SIMスロット数に制限(通常1~2枚) | 複数プロファイル登録・切り替え可能 |
| 海外利用 | 現地でカード購入・差し替え | Web契約で即時有効化 |
| 開通時間 | 郵送や店頭での受け取り待ち | オンライン契約後、数分~数十分 |
| 紛失・破損 | カード本体の紛失・破損 | カード不要、リスクなし |
| 対応端末 | ほぼ全ての携帯電話・スマホ | eSIM対応の比較的新しい端末 |
物理SIMカードは契約するキャリアごとに差し替えが必要ですが、eSIMカードはデータの書き換えのみで差し替えが必要ありません。
また、物理SIMカードは数年使っていると接触不良などにより通信障害が起きることがありますが、eSIMカードはデジタルなので接触不良などがないのも魅力です。
eSIMを利用するメリット
契約後すぐに使用可能
オンラインでキャリア契約したらすぐに使えるようになるのが1番のメリットです。
物理SIMの場合は契約後2日~1週間待ってSIMカードが送付されるのを待つ必要がありますが、eSIMカードは契約が完了すればすぐに使用できます。
また、契約後にすぐに使えるというのは海外旅行時の臨時回線の契約などにも非常に便利です。
デュアルSIMなら2回線契約できる
物理SIMとeSIM両方に対応している端末なら、1つのスマートフォンに2つの電話番号を入れて使うことができます。
たとえばたとえば物理SIMはドコモ、eSIMはソフトバンクで別々の電話番号やプランを契約できます。
仕事用と私用の番号を用意したいが端末は1台に収めたい人や、電話とデータ通信で別会社のプランを利用したい人などは使ってみると良いでしょう。
海外旅行や海外出張時に便利
eSIMのメリットとして契約後すぐに使える点があります。これが一番活きるのが海外旅行時です。
海外旅行の日程にあわせて1週間使い放題などのプランをeSIMで契約することで海外でもスムーズにスマホを使えます。
海外についてからSIMカードの入れ替えなどをする必要がないので、海外でSIMカードを紛失するリスクなども避けられます。
eSIMのデメリットや注意点
eSIM対応端末と対応キャリアが限られている
まず対応端末や対応キャリアが限らています。大手キャリアやその格安プランなら基本的に使用可能なのでさほどデメリットにはならないでしょう。
自分で契約できないとメリットが薄い
eSIMはスマホ上で契約からデータ書き換えが終了するという性質上、スマホをある程度使いこなしていて契約などを自分でするのに抵抗がない人でないとやや面倒に感じることがあります。
実店舗などでも手続きをしてくれることがありますが、「なんだかよくわからないからお願いしたい」というタイプの人は物理SIMカードのが気楽かもしれません。
故障にやや弱い
使用しているスマホが故障した場合、物理SIMなら手元にある別端末に差し替えれば緊急用として使用できますが、eSIMは別端末への移行ができない弱点があります。
eSIMはこんな人におすすめ!
すぐに新しい回線を使いたい人
スマートフォン本体を量販店などで購入した場合は自分でキャリア回線を用意する必要があります。
購入後にeSIM対応のキャリアで契約すればすぐに電話やデータ通信を利用できます。
1台のスマホで複数の電話番号やプランを使い分けたい人
物理SIMとeSIM両方に対応している端末の場合、たとえば物理SIMはドコモ、eSIMはソフトバンクで別々の電話番号やプランを契約できます。
仕事用と私用の番号を用意したいが端末は1台に収めたい人や、電話とデータ通信で別会社のプランを利用したい人などは使ってみると良いでしょう。
海外出張や旅行によく行く人
最近は旅行者用に国内キャリアはもちろん現地のキャリアが1週間などの日程限定プランを用意してくれています。
eSIMなら差し替えがないのでもともと使っていたキャリアのSIMカードを紛失するリスクもなく、契約後すぐに回線が利用できます。
また、最近では空港でも現地のeSIM契約ができるので、海外でも日本にいるときと同じようにスマホが使用できます。
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