「ゲーミングスマホって高そう…」そう思っていませんか?実は、お手頃な価格でも十分にゲームを楽しめる「安いゲーミングスマホ」はたくさんあります。本記事では、予算を抑えつつも快適なゲーム体験を手に入れたい方のために、安いゲーミングスマホの選び方から、おすすめモデル、そして購入前に知っておきたい注意点まで、分かりやすくご紹介します。
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安いゲーミングスマホとは?
5万円前後かそれ以下で購入できるスマホのこと
「ゲーミングスマホ」と聞くと、最新の高性能で値段も高いモデルを想像するかもしれません。しかし、ここで言う「安いゲーミングスマホ」とは、5万円前後、あるいはそれ以下の予算で手に入る、ゲームを快適に遊べるスマホのことを指します。
性能は一定の妥協が必要
もちろん、何十万円もする最上位モデルと全く同じ性能ではありません。しかし、多くのスマホゲーム、特にパズルゲームやカジュアルなゲーム、あるいは少し前の3Dゲームであれば、これらの安いゲーミングスマホでも十分にスムーズに動かせます。
幅広くそこそこのクオリティで遊びたい方向け
安いゲーミングスマホは、「高画質・高フレームレートでのプレイにこだわらない」「特定の重いゲームだけを最高設定で遊びたいわけではない」という方にとって、安いゲーミングスマホは非常に魅力的な選択肢となります。あわせて自分のプレイするゲームタイトルの推奨スペックを確認しておきましょう。
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安いゲーミングスマホを選ぶ際のポイント
限られた予算の中で、最高のゲーム体験を得るためには、いくつかのポイントを抑えてスマホを選ぶことが重要です。普通のスマホ選びとは少し違う視点も必要になります。
| SoC | ゲームの動きを決める一番大事な部分です。安くても、ある程度の性能(「Snapdragon 700番台」や「Dimensity 7000番台」など)があれば、多くのゲームは快適に動きます。 |
| RAM | ゲームをスムーズに動かすためには、最低でも6GB、できれば8GB以上のRAMがあると安心です。RAMが少ないと、ゲーム中にカクついたり、アプリが落ちたりすることがあります。 |
| リフレッシュレート | 画面が1秒間に何回更新されるかを示す数字です。通常のスマホは60Hzですが、90Hzや120Hzに対応していると、ゲームの動きがよりなめらかに見え、ゲームの迫力が増します。 |
| バッテリー容量 | ゲームは電池をたくさん使うので、4,000mAh以上の大容量バッテリーがおすすめです。充電の回数を減らせるので、外出先でも安心です。 |
| 冷却性能 | 安いゲーミングスマホでも、熱を逃がす工夫(液冷など)がされているモデルを選ぶと、長時間ゲームをしても性能が落ちにくくなります。 |
コスパ最強の安いゲーミングスマホ一覧
ここでは、先ほどのポイントを踏まえ、特におすすめの安いゲーミングスマホをご紹介します。それぞれのモデルが、限られた予算の中でどのようなゲーム体験を提供してくれるのか、見ていきましょう。
AQUOS sense9
![]() | 値段 | 52,100円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform (2.40GHz+1.95GHz オクタコア) | |
| RAM | 6GB | |
| 容量 | 128GB | |
| バッテリー | 5000mAh |
省電力性に優れたIGZO有機ELと安定した処理性能により、普段使いはもちろん、カジュアルなゲームも快適に動作します。高性能カメラや防水・防塵、おサイフケータイなど生活に役立つ機能も充実しており、パズルや育成系など軽めのゲームを楽しみたい人にぴったりの一台です。
POCO X6 PRO
![]() | 値段 | 47,800円 |
|---|---|---|
| CPU | Dimensity 8300‑Ultra | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5000mAh |
高性能チップと大容量メモリを備え、ゲームやアプリもサクサク動作。120Hz表示の有機ELや独自の冷却システムにより、発熱を気にせず快適にプレイできます。バッテリーは約45分で充電でき、ステレオスピーカーや防滴対応も搭載。コストを抑えながら、リズムゲームやアクションRPGなどをしっかり楽しみたい初心者にもおすすめです。
Google Pixel 8a
![]() | 値段 | 58,409円 |
|---|---|---|
| CPU | Google Tensor G3 | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 128GB | |
| バッテリー | 4492Ah |
Google純正の軽量モデルながら、Tensor G3と大容量メモリでアプリやゲームもスムーズに動作します。120Hz対応の6.1インチ有機ELは屋外でも視認性が高く、コンパクトなサイズ感で長時間プレイにも向いています。パズルやシミュレーションなど、軽〜中量級のゲームを気軽に楽しみたい人におすすめの一台です。
Redmi Note 13 Pro 5G XIG05
![]() | 値段 | 33,300円 |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon 7s Gen 2 | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 5100mAh |
Snapdragon 7s Gen 2と大容量メモリを搭載し、日常使いやゲームもサクサク快適に動作します。6.7インチの有機ELは120Hz対応でスクロールもなめらか。67W急速充電対応の大容量バッテリーを備え、パズルや育成系、軽めのアクションゲームなどをストレスなく楽しみたい人にぴったりの一台です。
POCO X7 Pro
![]() | 値段 | 49.300円 |
|---|---|---|
| CPU | Dimensity 8400-Ultra | |
| RAM | 8GB | |
| 容量 | 256GB | |
| バッテリー | 6000mAh |
高性能チップと高速メモリを搭載し、ゲームやアプリも軽快に動作します。6.67インチ・120Hz対応の高精細ディスプレイと独自の大型冷却機構により、発熱を抑えながら安定したプレイが可能。FPSやバトロワ系のように動きの激しいゲームでも快適に楽しめる、コストパフォーマンスの高い一台です。
安いゲーミングスマホの注意点
安いゲーミングスマホを選ぶ際には、価格と性能のバランスが重要ですが、いくつか気を付けておきたい点もあります。
1. 性能の限界を理解する
安いゲーミングスマホは、価格を抑えている分、最上位モデルほどの性能は持ち合わせていません。特に、最新のグラフィックがすごい3Dゲームを最高画質で遊びたい場合は、カクついたり、動作が重くなったりする可能性があります。購入前に、自分が遊びたいゲームが、そのスマホの性能で快適に動くかを事前に調べておくことが大切です。ゲームの公式サイトやレビュー動画などで、動作環境を確認してみましょう。
2. 普段使いの機能を確認する
ゲーミング性能を優先している安いスマホの中には、普段の生活で役立つ機能がその分省かれている場合があります。
| 防水防塵性能 (水やホコリへの強さ) | お風呂で使ったり、うっかり水をこぼしたりしたときに安心な機能ですが、安いゲーミングスマホだと付いていないものもあります。 |
| おサイフケータイ(FeliCa) (ピッてできる機能) | 海外メーカーの安いゲーミングスマホだと付いていないことが多いので、普段からスマホ決済を使う方は要注意です。 |
3. 長期利用を考慮する
OS/セキュリティアップデート期間
スマホの「OSアップデート」(スマホの基本ソフトの更新)や「セキュリティアップデート」(安全に使うための更新)は、新しい機能が追加されたり、スマホを悪いプログラムから守ったりするために、とても大事です。メーカーによって、これらのアップデートを何年間してくれるかが違うので、買う前に「このスマホはいつまでアップデートしてくれるのかな?」と確認しておくと安心です。特に海外の安いスマホだと、アップデート期間が短いことがあるので気をつけましょう。
バッテリー劣化
ゲームをたくさん遊ぶと、スマホの電池はどんどん減っていき、だんだん劣化してしまいます。そのため、電池の容量が大きいスマホを選ぶのはもちろん大切ですが、それ以外にも、電池が早く満タンになる「急速充電」や、ゲーム中に電池を直接使わずに充電器から電気をもらう「バイパス充電」という機能があると、電池が長持ちしやすくなります。
冷却機能
また、ゲーム中にスマホが熱くなりすぎると、動きが遅くなったり、電池の寿命が縮んだりすることがあります。そのため、熱をしっかり冷ましてくれる「高性能な冷却システム」が付いているゲーミングスマホを選ぶと、長く快適にゲームを楽しめます。もし冷却システムが控えめなスマホを選んだとしても、別売りのスマホクーラーなどを使うことで、熱対策はできます。

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