スマホ充電の減りが早い原因とその対処法を解説しています。
スマホの充電の減りが早くなる原因
バッテリー自体の劣化
まず考えられるのがスマホのバッテリー自体が劣化している場合です。使用開始と共に劣化は始まり、基本的に2年~3年で寿命を迎えるとされています。
重たいアプリの使用
次によくある原因がアプリの使用です。特に画質の綺麗な最新ゲームなどはバッテリー消費量が多いので注意が必要です。
バックグラウンドでアプリが動いている
そこまで影響が大きいわけではありませんが、バックグラウンドでも動き続けるタイプのアプリが起動しているとバッテリー消費が早くなります。
画面が明るすぎる
スマホ画面は明るいほどバッテリー消費が早くなりますので、自分の見やすい程度に明るさを落とすことも大事です。
画面のつけっぱなし
使用していないときにロックせず、つけっぱなしにしているとバッテリー消費が早まりますので気を付けましょう。
充電の減りが早い原因を調べる方法
バッテリー使用状況の確認
バッテリーが何に多く使われているかを確認しましょう。iPhone、androidともに設定→バッテリー(バッテリー使用量)を選ぶと「自分がどのアプリでバッテリーを消費しているのか」が確認できます。
使用量の多いアプリを見直すことでバッテリー消費の原因がわかります。
バッテリー消費を確認
スマホが購入から年月が経っている場合、バッテリーが劣化している可能性が高いです。どれぐらい劣化しているかは設定→バッテリー→バッテリーの状態などから確認することができます。

上記画像の場合、購入時より13%劣化していることになります。最大容量が70%を下回ってくるとバッテリー消費が早く感じると思いますので、買い替えを検討しましょう。
最近のアップデートや新しく入れたアプリの確認
ある日突然、バッテリー消費が増えた場合はスマホのアップデートや最近入れたアプリを疑う必要があります。
OSアップデートのバグでバッテリー消費が増えていないか? または入れたアプリのバッテリー使用状況などを確認してみましょう。
充電の減りが早い時の対処法
省電力モードにする
どうしても今、バッテリーの消費を減らしたいという場合はまず、設定のバッテリーから「省電力モード」をオンにしましょう。
スマホは何もしていなくても電波を探すためにバッテリーを消費しますが、省電力モードにすることで多少抑えることができます。
画面の明るさを調整
iPhoneの場合は設定→「画面表示と明るさ」を開きダークモードに設定し、画面の明るさを困らない程度に暗く設定しましょう。
androidの場合は設定→「ディスプレイ」を開きダークモードに設定し、画面の明るさを困らない程度に暗く設定しましょう。
自動ロック(スリープ)時間を短くする
画面をつけっぱなしにしてしまいがちな人は、画面の自動ロックを設定しましょう。
iPhoneの場合は設定→画面表示と明るさから「自動ロック」を選択し、30秒に設定しましょう。
androidの場合は設定→ディスプレイまたは画面設定から「画面消灯(スリープ)」を選択し、15秒か30秒に設定しましょう。
不要なバックグラウンドを停止
位置情報を探っていたり、電波を必要とするアプリはバックグラウンドで動いていてもバッテリーを消費します。しばらく使っていないアプリは適宜タスクキルしていきましょう。
Bluetooth、Wi-Fi、位置情報をオフにする
これらの機能はいずれも電波を探したり、位置情報を取得するために定期的にバッテリーを消費してしまいます。使わない場合や、どうしても今だけ長持ちさせたい場合はオフにしましょう。
機内モードにする
電話としての機能がほぼ使えなくなりますが、どうしても長持ちさせたい場合の最終手段です。コントロールパネルから飛行機のマークを選択しオンにしましょう。
機内モードがオンのままだと、一切連絡が取れませんので切り忘れにだけは注意しましょう。
バッテリー寿命を延ばす方法
充電習慣の見直し
まず、一番バッテリーを消耗させてしまうのが「充電しながらのスマホ使用」です。この方法はバッテリーが熱くなりやすく、リチウムイオン電池は熱に弱い為できるだけ避けてください。
また、バッテリーを0もしくはフル充電にしないのも大切です。0のほうは気を付けるしかありませんが、フル充電は設定で避けることができます。
設定→バッテリーから充電を選び、充電上限を95%程度に設定しましょう。
充電器をつなぎっぱなしにしない
充電器をつないだままだと、過充電になってしまいバッテリーに負荷がかかりますので、できるだけやめましょう。
純正品以外の充電器で充電しない
純正品以外の安価な充電器だと、バッテリー規格にあっておらず負荷がかかる可能性があります。
どこで購入したかわからないアダプターやケーブルを使用している場合は、純正品などに変えることをおすすめします。
OSやアプリの定期アップデート
iOSやAndroidのOSをアップデートするとバッテリー消費を抑える変更がされている場合があります。
特に大きなバージョンアップ後はバッテリー消費が多くなり、そこからマイナーアップデートで徐々に最適化されていく傾向がありますので、定期的にアップデートしていきましょう。
OS以外のアプリに関しても、バッテリー消費を見直すアップデートが入ることがありますので自動アップデートはオンにしておくと良いでしょう。
不要アプリのアンインストール
使用していないアプリがある場合は、アンインストールがおすすめです。微量ではありますがバッテリー消費に影響がありますので定期的に削除しましょう。
それでも改善しない場合
まだスマホを購入して間もないのにバッテリー消費が早い場合は、まず購入したメーカーやキャリアに問い合わせしてみましょう。
購入からすでに2年以上経っている場合は、メーカー修理でバッテリー交換をお願いするか、機種変更をおすすめします。
スマホバッテリーの寿命は一般的に2年~3年となっており、劣化したバッテリーは発火などの危険性もあるので気を付けて使用しましょう。
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