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『ハチャウマ』は、「ウマ娘」ファン&はじめての方どちらも大満足!わちゃわちゃ動くドット絵にとにかくカワイイが止まらない
2024年8月2日(金)、新作の家庭用ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!(以下:ハチャウマ)』試遊体験会が都内某所にて開催された。
『ハチャウマ』は、ゲームやアニメ、音楽やコミカライズなど、さまざまなジャンルで作品展開しているクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」初の家庭用ゲーム版となるカジュアルアクションゲーム。
「ウマ娘」をご存じの方にとってはおなじみのキャラクターが、本作ではなんとドット絵に。
オンラインプレイ対応となっており、「大障害」「バスケ」「ドッジ」「大食い」で点数を競うなどワイワイ遊べるゲームとして発売予定の新作となっている。
ゲーム『ウマ娘』をプレイするなど「ウマ娘」大好きな筆者は、幸いにも試遊体験の機会をいただいたので、本記事では『ハチャウマ』を実際にプレイしてみて感じた魅力をご紹介していく。
『ハチャウマ』ゲーム概要を知りたい方はこちらをクリック!ドット絵になったウマ娘たちがハチャメチャ競技に挑む!
Cygamesから発売のSwitch,PS4,PC(Steam)対応ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は、ドットで描かれたウマ娘たちが「ハチャメチャGP(グランプリ)」に挑むハチャメチャカジュアルアクションゲーム。
プレイヤーはウマ娘たちを操作して、「大障害」「バスケ」「ドッジ」「大食い」の4競技でライバルたちと競い合いながら、春のファン大感謝祭の特別イベント「ハチャメチャGP(グランプリ)」の優勝を目指していく。
ローカルでもオンラインでも最大4人でプレイでき、友達やまだ見ぬライバル達とのハチャメチャウマ娘バトルが楽しめる。
目次
【ウマ娘ファン必見】ドット絵になってどう変わったの?
ゲーム『ウマ娘』では、耳の動きや流れるような髪の繊細な表現などが特徴的である3Dモデルのキャラクターたちが、ファンから高い支持を得ている。
そんな中、今回は登場する全てのウマ娘がドット絵として描かれており、新鮮なビジュアルとして映った。
そこには、“カワイイ”の一言では表せないような開発チームのこだわりが複数込められているということもわかったので、以下でお伝えしていく。
ドット絵へのこだわりを開発チームにもうかがいました
開発チームによると、本作のために1から作成した2Dのドット絵は、可愛く魅せるのはもちろん、ゲーム『ウマ娘』を遊んでいるユーザーにも納得してもらえるようなデザインになるよう試行錯誤したとのこと。
ドット絵に動きを付ける際に、ウマ娘の走り方はかなりこだわったのだそう。よーく見ると、キャラクターによってウデの振り方など走った時の動き方が異なっているのがわかる。
筆者はサイレンススズカに注目して観察してみた。
キャラクターの立ち絵などを見たことのある方は気が付いたかもしれないが、角度によって見える、衣装や髪の細かいアクセサリーも、ドット絵で表現されているようだ。
先頭でハードルをぴょいっと跳ねるサイレンススズカ。ジャンプのタイミングでおくちもパカっとひらいており、すごく楽しそう。
もっと高く飛び上がるときは、体をしなやかに振り上げている様子が分かる。踏み台あたりにほんのりと残像があるのも、スピード感があってグッド。
障害物にぶつかってスピンしてしまった。
ドット絵でも、尻尾やスカートの動きも分かるなど、こだわり抜かれたデザインのどこを切り取ってもカワイイ……。
お気に入りウマ娘の可愛いドット絵アクションを鑑賞したくなった方は、本作が発売したらぜひ実際にプレイしてみてほしい。
気になってゲームプレイどころじゃない。
今回プレイアブルでないウマ娘もどこかに潜んでいる可能性が!!
試遊中に、ゲーム画面の背景に注目するよう声掛けしてくださった開発チームの方がいたので、そちらに目をやってみる。
すると、2024年8月5日(月)現在の本作でプレイアブルとしては発表されていないウマ娘が、競技の背景に映りこんでいるということに気が付いた。
UMAMUSUME PROJECT公式サイトによると、ウマ娘/トレセン関係者だけでも100名を超えている「ウマ娘」だが、本作にプレイアブルで登場予定となっているのは、DLCを含めて40名。
みなさんにも、今回登場しないのかな?と思っていた推しのウマ娘がいるのではないだろうか。
結構たくさん登場します!!!
そして、競技に出ているとき/控えにいるときで背景に登場するウマ娘が一部変化するとのこと。
推しがいる方は、ぜひともどこかでチラ見えしていないかチェックしてみてほしい。
サクッと遊べるのに極めたくなる!
何度遊んでも楽しめる要素盛りだくさん
上で述べてきたように、デザイン面がかなり細部まで作りこまれている本作。
みんなでワイワイ対戦を楽しめるのはもちろん、各チームのエピソードがフルボイスで収録された「ストーリーモード」や「部室」『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』など、1人でじっくり遊ぶのにもピッタリなのだ。
それでは、以下でメインの対戦ゲーム「ハチャメチャGP(グランプリ)」など実際のコンテンツを、プレイした感想とともにご紹介していこう。
ハチャメチャすぎる4競技!スキルなど極めだすとかなりハマる
「ハチャメチャGP(グランプリ)」では、5人ずつによる4チームで、各競技にウマ娘を選出してプレイしていく。
連続で競技に出すとやる気が下がるなど、ウマ娘らしいシステムとなっているのが特徴だ。
■バスケット奪取ステークス
とにかくシュートを決めまくって点数を稼ぐ。
ボールを保持して走り回り、時にはライバルからボールを奪うなど、わちゃわちゃとウマ娘たちが競り合うのがかわいい。
このように一見シンプルなルールなのだが……
なんと、本作はフィールドに障害物が出現する。
この後ご紹介する「ドッジ」を含む球技では、スキル/特別なボールなどが登場し、一発逆転を狙えるほか、やりこんでパーフェクトな立ち回りを目指すのも楽しいだろう。
ボールをとにかく奪うことに必死になりすぎた筆者は、ウマ娘を走らせすぎてスタミナがカツカツになりがちだった……。
スタミナがここぞというときにないと、ライバルに大事な1手を奪われてしまうかもしれない。
試遊では、カウンター(みんながバテているときに出し抜く)を仕掛けるために体力を温存していたプレイヤーも見られ、立ち回り方にめちゃくちゃ性格が出るのが面白かった。
なお、スタミナの使い過ぎに関しては、がむしゃらに頑張った功績として、全競技終了時の結果発表で個人賞に選出されるなど、まあ悪いことばかりではなさそうだ。
■ウマドッジチャンピオンシップ
ドッジは、フィールドに最大2個ボールがある中、それぞれのウマ娘たちがボールをぶつけあうといったルールだ。
ライバルにボールをぶつけられると体力のようなゲージが減っていき、0になるとアウトという感じで、最後の1人になるまで生き残ったプレイヤーが勝利となる。
ボールを投げたり受け止めたりと白熱バトルを繰り広げる中、画面端で青い炎を燃やしてじっとしているウマ娘がいるではないか。
そう、ドッジでは、ボールを持たない間「チャージ」をすることができ、ゲージをMAXまでためると超必殺シュートが打てるのだという。
隙の生まれたチャージ中のウマ娘を積極的に狙ったり、キャッチボールのように何度もやり合っているプレイヤーたちのところに割って入ったりと、ローカル/通話しながら遊んでいたら、ああだこうだ言い合いになりそうなプレイも楽しめる競技となっている。
試合に熱中しすぎるあまり現実でハチャメチャバトルを繰り広げないよう注意だ。
■大食いダービー
さて、球技が終わった後はほのぼのランチタイム……ではありません。
サーバー/イーターのタッグによる熱い戦いがはじまる!
サーバーは、とにかく料理を運ぶ人で、イーターは、運ばれてきた料理をとにかく食べまくる人だ。
そして、プレイヤーは主にサーバー側を操作する。チームから1人ずつ選出して、いざ、対決。
同じ色の皿を運んで食べてもらうことで、コンボとなり、食事の速度が上昇していく。また、サーバー/イーターそれぞれスキルを使用可能となっているので、ここぞというタイミングで使用しよう。
運ばれてくる大量の料理に4人が集まってわちゃわちゃしているうちに、それぞれが何をしているか分からなくなってパニックになるのもまた一興。
食べる速度をうまく上げられれば後半で逆転もできるので、最後までめちゃくちゃ盛り上がる試合を楽しめた。
■ファン大感謝祭 大障害
やはり「ウマ娘」にレースは必要不可欠。今回、通常のレースとは一味違った「大障害」がテーマとなっている。
レーン内を移動してうまく位置取りしつつ、障害物をよける、アイテムを使う、スキルを発動するなど、さまざまな要素のある中でコースを走っていく。
なんと、グラウンドからトレセン学園内(ウマ娘の通う学校)、そして商店街(?)へと、コースがどんどん変化するのが最大の特徴で、はじめて遊んだ際は、臨機応変に立ち回るのに遊びごたえを感じて楽しめた。
また、前を行くウマ娘のすぐ後ろを付けていると……「スリップストリーム」が発動しレースを有利に進めることができるようだ。
こちらも「バスケ」と同じくスタミナの管理が重要となり、障害物の前でタイミングよくボタンを押し、「熱血」状態になっているとウマ娘が回避してくれる。
とにかくアクセル全開の筆者は、またしてもスタミナが不足しがちに……。バテつつも一生懸命走ってくれたウマ娘には、感謝の気持ちでいっぱいだ。
ゴール付近の最後の直線では、レースのクライマックスを迫力の演出で体験できた。
「頑張って育成したウマ娘をレースで見守る」といった形となる育成シミュレーションの『ウマ娘』を遊んでいるプレイヤーにとって、実際に操作してレースに参加できるというのは普段と一味違った魅力に感じるのではないか。
競技の報酬で部室をデコレーション!お好みのウマ娘をスカウトもできる
競技でたくさん遊んで、満足!とにっこり笑顔の筆者。
これだけでも十分楽しめるのだが、本作には更なるコンテンツが収録されている。
プレイヤーは、競技の結果に応じてトレセンポイントやファン数を稼いでいける。
そしてそのポイントでは、部室をデコレーションする250種類以上の家具・アイテムを購入できるほか、ウマ娘をスカウトするチケットと交換することもできるのだとか。
最初から競技で遊べるのにスカウトができるってどういうこと……?と思った方に解説しよう。
プレイヤーは、あらかじめ決まったチームを選択して「ハチャメチャGP」に参加が可能となっているが、ウマ娘をスカウトすれば、カスタムしたオリジナルのチームを作成することもできるように。
なお、スカウトしたウマ娘は部室に呼ぶこともでき、ウマ娘は配置した家具に応じて感想などさまざまなコメントをくれる。
自分好みの部室を作成するのも楽しいし、大好きなウマ娘のリアクションを見るために模様替えするのもワクワクの体験だった。
そして、部室にとあるアイテムを配置すると遊べるようになるというコンテンツ『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』もプレイさせていただいたので、以下でご紹介しよう。
ゴルシちゃんが主役のゲームが収録!?
レトロゲーム調で雰囲気最高
本作は、ゴールドシップ(以下:ゴルシちゃん)が主役となるソロプレイ専用のゲーム・イン・ゲーム『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』も収録されている。
『ゴルシちゃんの大冒険Ⅱ』は、さらわれたメジロマックイーンを助けるというストーリーのもと、ゴルシちゃんがさまざまなステージを走り抜けるランアクションゲーム。
経験値をためて武器を装備したり、アイテムを拾ったりしつつ敵をガンガン倒して強くなるといったサバイバー/ハクスラRPG的な要素もあるようだ。
ステージを駆け抜けるスピード感と、敵を一掃していく爽快感、サクっと遊んでどんどん強くなる中毒性がたまらない作品となっており、あと1ゲーム……!とついつい手が伸びてしまうくらいハマってしまった。
まとめ
今回は、試遊体験会場に参加された方たちと実際に対戦をさせていただく機会があった。
その場で初めて出会った方とでも、ハチャメチャなプレイに熱中するあまりすぐに打ち解けてしまうような感覚が。
これがもし自身で走るなどして行う運動会のようなものだったとしたら、(筆者がインドア派のオタクなので)フラフラになってしまうし、うまく動けなくてガチガチになっていたかもしれない。
ウマ娘を知っているか/ゲームプレイの経験を問わず、多くの方にとって直感的でカジュアルに遊べるゲームだったから、これだけ楽しめたのだろう。
また、メニュー画面ではゲーム進行をサポートしてくれる「駿川たづな」をはじめ、「赤坂美聡」のレース実況など、ゲーム『ウマ娘』でおなじみのキャラクター・BGMなども多数登場する本作。
「ウマ娘」ファンにとって、ドット絵のアクションゲームで新作がリリースされるというのは一体どんな感じになるのかな?と気になる部分だと思うのだが、
本作は、「ウマ娘」の魅力ある要素をしっかり引き継ぎつつ、新たなデザイン/ゲーム性を取り入れて誕生した作品だと言えるだろう。
年齢層が高めの方にとっては懐かしさを感じ、若い方にとっては逆に新しく映ると言われているドット絵の「ウマ娘」。
今回のレビューで本作に興味を持った方は、2024年8月30日(金)発売予定となる本作をぜひともプレイしてみてほしい。
GameWith編集者情報
大学の休学期間中に遊んだ「ドラクエ」シリーズで世界観の壮大さに心打たれ、様々なRPGに興味を持ち始める。 中でも、近年は「原神」のストーリーや音楽に夢中になる日々を送っている。 また、ゲームのサブ要素にハマってしまう傾向があり、RPGで見られる料理作りや木の実採集などをとても気に入っている。 趣味はものづくり。 |
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