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『Pokémon LEGENDS アルセウス』を先行プレイ!期待大の『ポケットモンスター』最新作に迫る
その一 ヒスイ地方を大冒険 編
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『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、1/28(金)発売予定の『ポケットモンスター』シリーズ最新作。
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の舞台・シンオウ地方のはるか過去の姿である「ヒスイ地方」にて、新たな冒険が描かれる一作だ。
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ゲームの最大の特徴は、これまでの『ポケモン』作品にはないアクション性の高さだろう。
野生のポケモンたちが暮らす広大なフィールド上を、陸地・水上・空中と、360°自由に探検。様々な手段でポケモンをゲットし、ポケモン図鑑の完成を目指していく。
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▲雄大な世界に息づくポケモンたちの姿に、思わず好奇心が掻き立てられる。
そんな『Pokémon LEGENDS アルセウス』を、発売に先駆け特別にプレイさせていただくことができたので、そのプレイレポートをお届けしよう。
なお、プレイの中で非常に多くの発見があったため、記事は全部で3本に分けることにした。
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今回は1本目「ヒスイ地方を大冒険」編。
舞台である「ヒスイ地方」やゲームの基礎知識について、試遊でわかった新情報や具体的なプレイ感などを交えつつご紹介していく。
2本目以降の記事も順次公開される予定なので、ぜひすべてチェックいただければ幸いだ。
- その一 ヒスイ地方を大冒険 編 ←今回はコレ!
- その二 新たなポケモンバトル 編
- その三 ポケモンたちとの出会い 編
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Amazon(外部サイト)そもそも『Pokémon LEGENDS アルセウス』とは?
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まずは『Pokémon LEGENDS アルセウス』そのものについて簡単にご紹介していこう。
物語の舞台は先述した「ヒスイ地方」。『ポケットモンスター』シリーズでほとんど描かれてこなかった「はるか昔のポケモン世界」を冒険するのが特徴だ。
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本作の時代では、まだ人とポケモンが一緒に暮らすこと自体がまれ。
「ポケモントレーナー」という概念もなく、広大な自然の中に多くの野生のポケモンが生息している。
主人公はヒスイ地方を調査する「ギンガ団」の一員となり、この地方で初めてのポケモン図鑑を完成させるために旅立つことになる。
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▲昔の図鑑ゆえに、ただ捕まえるだけではなく、同じポケモンを繰り返し捕まえる、特定のわざで倒すなど、色々な行動を通してポケモンの生態を記録していく。詳しくは「ポケモンたちとの出会い」編で紹介予定。
ゲームは3Dアクション形式になっており、従来の『ポケットモンスター』シリーズよりもずっとアクション性が高い。
Lスティックでキャラクター・Rスティックでカメラの移動、などおなじみの操作もあるが、しゃがみや前転による回避など『ポケモン』では珍しい操作も。
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これらのアクションを駆使して野生のポケモンと渡り合い、図鑑を充実させていくのだ。
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▲使用するボタンが多いため最初こそ戸惑うものの、慣れればスムーズに操作できる。
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▲本作では野生のポケモンが主人公に直接攻撃してくることがある。回避したり、しゃがみを使って気付かれないように近づいたりして対策しよう。
ポケモンの情報を集め、図鑑を充実させることでギンガ団への貢献が認められ、主人公の「団員ランク」が上昇。
ランクを上げることで、これまで行けなかった新しい地域が解禁されるぞ。
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フィールドを冒険してポケモンを調査→図鑑を充実させる→団員ランクが上がる→新しい地域を冒険…が、本作の基本的なゲームサイクルになりそうだ。
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Amazon(外部サイト)物語の舞台「ヒスイ地方」
どこまでも広大な、シンオウの原風景
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これまでの『ポケットモンスター』シリーズで冒険してきた世界とは違った雰囲気をまとう「ヒスイ地方」。
手付かずの自然やローテクな木造建築には「和風」という言葉が似合うが、要所要所に「ポケモンらしさ」も感じる独自の世界観が魅力的だ。
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▲主人公の調査の拠点となる「コトブキムラ」。木造建築に“和”の趣を感じる。
フィールドの広大さは『ポケットモンスター』シリーズでも随一で、試遊で冒険できた「黒曜の原野」だけでも、調べ尽くすのに数日はかかりそうなほど。
加えてゲーム内の経過時間に応じて時間帯(昼夜)が変わったり、天候が変わったりと、フィールドを取り巻く環境も変化していく。
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▲特定の環境のみ登場するポケモンもおり、探索の奥深さは一級品。腰を据えて、じっくり遊べそうだ。
アルセウスフォンでマップを確認
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フィールドが広大=今どこにいるのかわからない・移動が面倒という問題はつきものだが、それをまとめて解決するのが「アルセウスフォン」。
-ボタンで開くと、現在地のマップが表示される。
ただの地図ではなく、ベースキャンプほかいくつかのポイントへのファストトラベル機能もある。
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▲ファストトラベルとは、特定のポイントに一瞬でワープする機能。これまでのシリーズでいう「そらをとぶ」のような感覚だ。
また、マップ上にピンを刺して目印をつけることも可能。
ピンを刺すと主人公の前にガイド(矢印)が表示され、その通りに進むことで目的の場所に迷わず辿り着ける。
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あてなく探検するのも楽しいものだが、フィールドが広すぎるゆえに迷いがちな本作。
そんなプレイヤーを支える、冒険に欠かせない道具が「アルセウスフォン」だ。実際のプレイ中にも頻繁にお世話になるだろう。
ポケモンライドであらゆる場所を大冒険!
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冒険を手助けしてくれるもう一つの大きな要素が、本作の目玉のひとつでもある「ポケモンライド」。
特別なポケモンに乗り、陸地・水上・空中を自在に移動できる。
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▲陸はアヤシシ。移動スピードが大きく上昇するほか、ジャンプで障害物を飛び越えることも。
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▲水上はイダイトウ。イダイトウのライド中は、ボールを投げることが可能だ。川や海のポケモンたちに会いにいこう。
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▲空中はウォーグル(ヒスイのすがた)の出番。山や森も軽々飛び越えられるぞ。空からの景色も楽しめる。
それぞれスピーディに移動できるほか、徒歩では辿り着けない場所に訪れることもでき、冒険の自由度がグッと上がる。
ライドポケモンは方向ボタン左右で自由に切り替えられるので、状況に合わせてポケモンたちの力を借りながら図鑑の完成を目指していこう。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』は「〇〇」の超進化版!?
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人の手がほとんど加わっていないヒスイの大地では、野生のポケモンがそれぞれありのままに暮らしている。
この頃のポケモンはまだ人に慣れておらず、主人公が近寄った時の反応もさまざまだ。
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▲好戦的なポケモンは、主人公を見つけると近寄ってきたり、攻撃したりしてくることも。
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▲反対に臆病なポケモンは、主人公に気付くとすぐに逃げてしまう。隠れて近づこう。
ポケモンを見つけたときにとれる行動は主に2つ。
ひとつは、手持ちのポケモンが入ったモンスターボールを投げてバトルすることだ。
バトルを通して手持ちのポケモンをレベルアップさせたり、野生のポケモンを弱らせることで捕まえやすくするのはいつも通り。
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▲一方でバトルシステムはこれまでの『ポケットモンスター』シリーズとは大きく異なるのだが、詳しくは次回「新たなポケモンバトル」編で触れたい。
もうひとつは、野生のポケモンに直接ボールを投げて捕まえてしまうこと。
気付かれずにゆっくり近づき、背後からモンスターボールでゲット!
捕まえにくい場合はボールを変えたり、きのみで気を引く・どろだんごで驚かせるなども有効な手段だ。
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▲「めかくしだま」で煙幕を発生させ、ひっそりと近づく。
ここで筆者は「おや?」と思った。これはまさに、『ポケットモンスター』シリーズにおけるサファリパークの遊びに近い。
つまり『Pokémon LEGENDS アルセウス』とは、「サファリパークの超進化版」とも言えるのではないだろうか。
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作中では、ポケモンを探し、捕まえるワクワクがとことん突き詰められている。
シンオウ地方だけでなく、ポケモンそのものの原点にも迫る作品ではないかと感じた。
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Amazon(外部サイト)クラフトや着せ替えも楽しもう
道具を自分で作る「クラフト」
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『Pokémon LEGENDS アルセウス』の特徴的なシステムのひとつが「クラフト」。
コトブキムラやベースキャンプに用意された台でクラフトをおこない、道具を作ることができる。
シリーズおなじみ、モンスターボールの材料「ぼんぐり」からボールを作るのはもちろん、キズぐすりやげんきのかけらまで自分で作れる。
材料は「クラフト屋」から購入するほか、フィールド上に自生していることも多いので、冒険を通して自然と集まりそうだ。
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さらに、新しいクラフトの「レシピ」集めも。試遊時はクラフト屋から購入するのみだったが、今後は特別なもらい方をする珍しいレシピが登場するかもしれない。
レシピを集めてクラフトできる道具の種類を増やしていくのも、ゲームの楽しみになりそうだ。
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▲もちろん、道具は直接お店から購入することもできる。もし買うときは「雑貨屋」から。
着せ替えアイテムはとんでもない種類!
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近年の『ポケットモンスター』ではおなじみになった、主人公の着せ替え。
もちろん『Pokémon LEGENDS アルセウス』にも着せ替えシステムは導入されていて、主人公を自分好みにコーディネートできる。
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注目すべきは着せ替え要素の多さ。はっきりいって、めちゃくちゃ種類がある。
帽子やアウター、ボトムスなど各種ファッションアイテムに加え、髪型や目の色も自由に選べる。
そして、そのどれもが多い。
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▲特に「色」については、浅葱(あさぎ)色や蜜柑(みかん)色など、和色が細かくずらりと並ぶ。これで漢字を覚える子どもたちも多そうだ。
試遊中にコトブキムラで買えたアイテムだけでも軽く100種類以上はありそうだったし、冒険を進めるにつれて増えるかもしれない。
ゲーム内ではポケモンとの記念撮影といった要素もあるので、とことん自分らしさを追求してみるのも面白いだろう。
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その二 新たなポケモンバトル 編につづく…
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