装備品のばっちいパンツってやたらと高性能だからなんかデメリットあるのかと思ったら無かった
任天堂から発売のSwitch対応ゲームソフト『スーパーマリオRPG』は、スーパーファミコンで発売された同作をリメイクしたアクションRPG。
スクウェア・エニックスとタッグを組んだ本作(※)は、RPGジャンルにマリオシリーズの醍醐味アクション要素が合体。マリオお得意のジャンプでフィールドを探索しながら、平和な世界を取り戻す壮大な旅が始まる。
バトルは行動をターン毎に選んでいく「コマンドバトル」形式をベースに、攻撃・防御ごとの「アクションコマンド」要素も存在。アクションコマンドを決めると、ダメージが上がったり、相手の攻撃を防いだりできる。
リメイク版となる本作は、3Dで再現された新たなグラフィックとなったり、アクションコマンドの大成功で全体攻撃になったりと新要素も登場。マリオRPGシリーズの原点がSwitchで装い新たに蘇る。
※スーパーファミコン版発売時はスクウェア。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 3点
BGM 5点
グラフィック 3点
感情移入 3点
ゲーム性 4点
何十年と待った甲斐があった!! そんな感じで、リメイク作として最高峰の出来と言いたいのが本作です。
まず、いわゆる「無言系主人公」となったマリオの実にコミカルな感情表現の数々だったり、「マロ」や「ジーノ」といった仲間たちとの軽妙な掛け合いの数々だったりが、当時の質感を損なうことなく再現されているところ。ここだけでもお腹いっぱいくらいの満足度です。
ユーモラスな会話の数々が見ていて心地いいので、ついつい町中の住民にも話しかけに行ってしまう魅力があるんですよね。話してみると、マリオを弱いと思い込んでいる子供だったり、豆の話になると人が変わったように熱くなりすぎるご老人であったりと、アクの強い方々ばかりなのもやってて飽きないポイントです。
ストーリーボリューム自体は、追加分を含めても昨今の大作RPGと比較すると控えめなんですが、深くやればやるほど笑えるというこのユーモラスさがあまりそれを感じさせませんでしたね。
原作の良さを守っている一方で、リメイクならではの遊びやすさ改善や進化点も数多くあります。
たとえば、アクションコマンドがジャストタイミングで入っていると全体攻撃になったり、「チェイン」のカウントが増えてステータスが上がったりと、バトル面もわかりやすくかつ爽快に。
さらにはチェインが増えていくと、BGMにパーカッションが追加されるなど五感で楽しませようとしてくれる作りなのも、やっていて気持ちいいポイントです。
そして一番推したいのは「3人わざ」! いわゆる必殺技が追加された形ですが、キャラが3Dアニメーションで派手に動き回るさまは、まさしくファンが欲しかったポイントです…!
他にもオートセーブ対応や、いわゆる詰みポイントの解消など、現代的に細かい部分もアレンジされており非常に遊びやすいのも良かったですね。
まだまだ、名曲の数々がアレンジされて熱すぎるとかご紹介したいことは色々あるのですが、この先はぜひ遊んでいただいて体感してほしいです。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 3点
BGM 5点
グラフィック 3点
感情移入 3点
敷居の低さ 5点
スーパーマリオRPGをプレイしたユーザーのレビュー。
ゲーム人生が変わるほど大好きな作品だったので、出た時は本当に嬉しかった。
ただ、大人になり過ぎてしまったのか、あの頃みたいな感動は無かった。
もちろん、傑作なことに変わりはない。