【スパイダーマンマイルズモラレス】評価レビュー・感想まとめ

スパイダーマンマイルズモラレス(PS5/PS4)の評価レビュー記事です。スパイダーマンマイルズモラレスボリュームや、良い点や気になる点を踏まえて感想を掲載しています。スパイダーマンPS5の評判が気になる方はぜひご覧ください。

評価・感想レビューまとめ

あの人気ヒーロー、スパイダーマンとなってニューヨークの街を飛び回れるということだけでも、爽快感があり楽しい！前作を超えるグラフィックを堪能する目的で、PS5が手に入ったのならぜひともプレイしたい作品と言えるだろう。

本作はアクションゲームとなっているが、スパイダーマンは操作も比較的簡単で覚えやすい。スパイダーマンらしくかっこいい戦い方が手軽にできる点も魅力のひとつだ。

スパイダーマン作品が好きだけどアクションは苦手…という方も思い切って買ってみることをおすすめする。

前作ではジェットパック装備の素早い移動が特徴の敵や、ガジェットを一定時間使用不可にするEMP攻撃持ちなどは終盤登場。しかし今作では、早い段階で強力な装備を身に着けた敵が出現する。

敵もスパイダーマン対策をしていることが伺える、続編らしい仕上がりに納得。

パワーアップしたのは敵だけでなく、スパイダーマンも同様。下記でも紹介するカモフラージュ機能は、自身を透明化する能力。制限はあるものの、上手に使いこなせば一方的な攻撃ができる強力な能力だ。

敵の進化だけでなく、スパイダーマンの進化も感じ取れる作品に仕上がっていると言えるだろう。

本作は、前作スパイダーマン(PS4)の続編にあたる作品となっている。前作のラストにスパイダーマンとしての能力が身に付いたマイルズが本作の主人公だ。

前作でラフト送りとなったスーパーヴィランのひとり、ライノが護送中のアクシデントで脱走。ピーターと力を合わせてライノと戦うところから物語が始まる。

▲ピーター負傷後に、ライノとの戦いで自らの力を覚醒するマイルズ。

前作でもそうだったが、映画を自らプレイしているかのようなストーリー展開が魅力。序盤であの有名なライノとの戦いから始まり、敵キャラの野望とそれを阻止しようとするスパイダーマンの戦いが胸アツ。

気になる本作のボリュームは比較的小さく、ストーリーがやや短めなのが惜しいところ。特に、前作のストーリーと比べてもエンディングまでかなり短時間で到着してしまうため、正直もう少し楽しみたかったというのが筆者の率直な感想。メインストーリーのみをプレイするなら約6時間のプレイ時間で筆者はクリアができた。

本作は、2周目以降(NEW GAME+)でないと解禁できないスキルやスーツなどがある。また、トロコンなどを目指す場合も周回プレイは必須で、やりこみ要素を100%達成を目指すならストーリーの短さもそこまでは気にならない！

今作は、前作のヒーロー活動に手慣れたピーターの物語ではなく、新米スパイダーマン：マイルズの物語。彼の成長を、ストーリーや細かな映像や描写で見届けることができるのは前作には無い面白さだ。

本作で新たに追加されたマイルズの特殊能力「ヴェノムパワー」。前作では複数の敵にまとめて攻撃をする方法が限られていた点に対し、ヴェノムパワーのおかげで複数の敵を相手にすることが苦でなくなった。

▲ゲージを溜めてコマンドを操作すると、オレンジ色に光る生体電気を右手に込める。

▲ヴェノムパワーを敵や地面にたたきつけて強力な一撃を与えることができる。

新要素カモフラージュモードは自身の姿を透明化するスキルで、敵拠点をより安全に制圧していく際などに活躍する。前作では、見つかったら最後大乱闘するのみだったが、カモフラージュのおかげで乱戦を回避できるのも特徴だ。

□ボタンで攻撃、◯ボタンで回避、◯+△ボタンでフィニッシュムーブなど、基本的な操作は前作とほぼ同じ。上記ステルスやヴェノムスキル関連以外は、新たに覚える要素もないため馴染みやすいのも魅力だ。