
この記事でわかること
・『鳴潮』コンサートツアー「To the New World」東京公演の内容
・客席視点のコンサートフル映像とセットリスト
・生演奏で聴く名曲の魅力やステージの見どころ

サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。
ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。
2026年8月22日(土)、東京ガーデンシアターにて『鳴潮』コンサートツアー「To the New World」東京公演が開催された。

約3時間にわたるステージが終わったあと、SNSでは「時間があっという間だった」「後半はずっと泣いていた」「生演奏で聴くと印象がまるで違う」といった感想が相次いでいる。
実際、この日の公演で強く印象に残ったのは、人気楽曲を豪華な編成で演奏することではなく、『鳴潮』を遊んできたプレイヤーの記憶を辿る2年間の締め括りとでも言えそうな、総合的な体験だった。
今回、GameWithもそんなコンサートツアーに参加。本稿では、写真を中心にコンサートの様子をレポートしていきたい。
『鳴潮』コンサートツアー「To the New World」東京公演 セトリ
— 鳴潮攻略@GameWith (@WutheringW_GW) August 22, 2026
00:00~ オープニング
01:27~ Saving Light
04:24~ 荒波鳴踊 (コーハメイト)
07:43~ The Beginning of Our Story & Astrum Unicum / Stars, Rebirth, and You
10:44~ Lifted Clouds of Eons & Wind Chases Wild Geese
15:15~… pic.twitter.com/Dosit9ah9h
「ソラリス」での旅路がよみがえる。現地でしか味わえない約3時間の音楽旅行
コンサートでは、ゲーム本編の映像が映し出され、演奏と演出の双方でこれまでの2年間を振り返る見せ方となっていた。東京ガーデンシアターほどの規模の会場で作中の楽曲を改めて耳にすると、やはり印象は変わる。
音源ではなんとなく聞き流していた細かなフレーズ、そして楽曲を歌唱するボーカルの繊細なニュアンスが、音楽ライブでは生の音としてホールに響き渡る。




その象徴のひとつが、リナシータに関連する「With Glory I Shall Fall」と「Against the Tide(潮汐に逆らって)」だった。
これらの曲はもともとゲーム内でも強い印象を残している楽曲だが、生演奏ではサウンドに厚みが出る。スクリーンの映像と重なることで、こうした楽曲を初めて耳にしたときの記憶までもが呼び起こされた。



ゲームの音楽コンサートでは、楽曲そのものの完成度に加えて、プレイヤーがその曲に“どのような思い入れを持っているか”が会場での体験を左右すると思う。『鳴潮』では、そうした結びつきが特に強いだろう。
戦闘の高揚感や物語の転換点、キャラクターとの別れといった場面など、プレイヤーの感性を強く刺激するハイライトシーンには、いつだってボーカル楽曲が傍らにあった。だからこそ、出だし数秒のイントロを聴いただけで、プレイ当時の情景までもが自然と思い起こされる。客席から歓声があがるのも納得だ。




後半には、ラハイロイ編のエイメスにまつわる楽曲がまとまって披露された。Tarokikiさんの歌唱とゲーム映像が重なるにつれて、会場の空気も次第に変化していった。エイメスと漂泊者の関係性に涙を流した『鳴潮』プレイヤーは数知れない。その記憶をまざまざと呼び起こすセットリスト構成だ。
もちろん、ホールの空気感をしっとりし過ぎないよう、合間には「L!!!!ght」など、ダンスのパフォーマンスを中心とした楽曲が挟まれていた。
公演は感動的な場面ばかりに寄せた構成でもなく、ときにはツバキやエイメスの着ぐるみといった、マスコットキャラクターたちがたびたびステージに登場していた。物語性の強い楽曲でオーディエンスを引き込み、たまに肩の力が抜ける演出を挟む見せ方が、約3時間の長い公演を単調にしない流れとなっていた。




アンコールでは、客席からの「アンコール!」という掛け声に応えるように、ガチャ演出から「アンコ」が登場するちょっとしたいたずらっぽい仕掛けも用意されていた。
また、アンコール楽曲の中には日本向けに開催されるオフラインイベントでも度々耳にする人気曲「Ode to the Nameless Martyr」も。こちらは筆者イチオシの楽曲でもあるので、本公演で聴けるのを楽しみにしていた。


「Ode to the Nameless Martyr」同様、同じツインボーカル楽曲として披露された「Heart of Lahai-Roi」も、公演のラストスパートにかけて相応しい盛り上がり方をしていたと思う。ラハイロイ編における一つの決戦を締めくくるに相応しい楽曲であり、こちらも人気楽曲だろう。
コンサートの大トリを飾ったのは「絶やさぬスタートーチ」。アーティストと着ぐるみたちが総出演する場面もあり、コンサートは華々しいフィナーレを迎えた。その後、スクリーンには『鳴潮』開発チームからのメッセージが公開された。
コンサートの余韻冷めやらぬ会場のファンから、盛大な拍手が送られて、本公演は幕を閉じた。


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