こちらの記事では、ALGSのDAY4の試合詳細をまとめている。試合の結果やその他の詳細は関連記事を確認しよう。
@esports_rage6287 ALGS Year 4 Championship Day 4 Bracket Stage
TwitchはこちらからALGSの試合はYouTube,Twitchでの配信で確認できる。また、公式にてミラー配信などを行なっている配信者もいるので、気になる配信者のチャンネルも確認してみよう。
目次
- DAY4におけるルール
- WINNERS BRACKET 出場チーム
- ELIMINATION BRACKET - ROUND 2出場チーム
- 【ALGS DAY4】現地レポート
- 会場雰囲気
- 1戦目(WINNERS BRACKET)
- 2戦目(WINNERS BRACKET)
- 3戦目(WINNERS BRACKET)
- 7戦目(WINNERS BRACKET)
- 8戦目(WINNERS BRACKET)
- ELIM ROUND2に向けた注目ポイント
- 1戦目(ELIM ROUND2)
- 2戦目(ELIM ROUND2)
- 3戦目(ELIM ROUND2)
- 7戦目(ELIM ROUND2)
- 8戦目(ELIM ROUND2)
- DAY4総括
- 【DAY4】WINNERS BRACKET試合結果
- 【DAY4】ELIM - ROUND 2 試合結果
DAY4におけるルール
DAY4はWINNERS BRACKET(ウイナーズブラケット)ELIMINATION BRACKET (エリミネーションブラケット)- ROUND 2が開催される。
WINNERS BRACKET | グループステージの上位20チームによるマッチ |
ELIMINATION BRACKET - ROUND 2 | ELIMINATION BRACKET - ROUND 1の上位10チーム WINNERS BRACKETの下位10チーム によるマッチ |
8マッチずつ実施され、WINNERS BRACKETの上位10チームとELIMINATION BRACKET - ROUND 2の上位10チームがDAY5のFINALSに進出。
ELIMINATION BRACKET - ROUND 2の中で下位10チームは敗退が決定する。
WINNERS BRACKET 出場チーム
GROUP STAGE の上位20チーム | |||
---|---|---|---|
ALLIANCE | FNATIC | SHOPIFY REBELLION | TEAM FALCONS |
NOCTEM | AURORA | GONEXT | CLOUD9 |
Gaimin Gladiators | Guild Esports | TSM | 100 THIEVES |
FURIA | CRAZY RACCOON | ENTER FORCE.36 | EXO CLAN |
LIQUID ALIENWARE | COMPLEXITY | VIRTUS.PRO | GREEN STEGO |
ELIMINATION BRACKET - ROUND 2出場チーム
ELIM RD2の上位10チーム | |
---|---|
Orgless and Hungry | LG |
GHS Professional | VK GAMING |
Dragons Esports | ZERO TENACITY |
ENVY | DISGUISED |
FaZe Clan | TEAM BURGER |
上記10チームに加え、WINNERS BRACKETの11〜20位のチームが出場する。
【ALGS DAY4】現地レポート
会場雰囲気
DAY4となり、本日は予選ラウンドをWINNERSに勝ち進んだ20チームが勢揃い。APAC-NからはCRAZY RACCOONとENTER FORCE36がそれぞれ出場。
そして日本からは堂々の予選2位通過で我らがFNATICが登場する。APAC-N 3チームとも揃って決勝へと駒を進めることができるか注目だ。
会場は土曜日ということもあり、昨日までとは比較にならないほどの観客が来場。それぞれの応援チームのレプリカユニフォームやグッズに身を包んだ熱狂的なファンが多数見られた。
本日は1万人弱の来場が見込まれる予定だ。オープニングセレモニー前からファンゾーンも含め各ブースは大盛り上がりを見せている。
とくにファンゾーンの物販エリアではCRAZY RACCOONとFNATICの物販ブースが大盛況。行列が途中クローズされるほどの人気を見せていた。
オープニングセレモニーはALGSのテーマソングでおなじみの湘南出身のレゲエパンクバンド、SiMが登場。今回の公式テーマ曲「CHAMPiONS」と彼らの人気ナンバー「THE RUMBLING」を披露した。これにより会場のボルテージは一気にヒートアップ。大きな歓声が上がった。
プロジェクションマッピングなども使用し、非常に派手なパフォーマンスが印象的だった。
1戦目(WINNERS BRACKET)
今日のはずみをつけるための大事な一戦目。円は下側破滅の海岸寄り。開幕右上に陣取っていたFNATICだが、更に上から来たLIQUIDに1ピック取られてしまう波乱の展開となった。
その後EXOが100THIEVESにワイプされ20位。苦しい立ち上がりとなるその後、第2収縮までは静かな立ち上がりとなるが、相次いでNOCTE 、VIRTUS PROが全滅。とくにTSMのREPSのトリプルテイクでしっかりとVPを抑えきった。
次のファイトはAPAC-N勢のENTER FORCE36。統率の取れた動きで危なげなくGREEN STEGOを全滅。相次いでCOMPLEXITYを落とし、キルポイントを6と大きく伸ばしたがその直後にTSMの介入に会い、残念ながら15位となった。
100THIEVESの勢いが止まらず、様々な戦場へと顔を出し、コツコツとキルを伸ばしながら安全なポイントを作っていく展開だ。
第5収縮、ALLIANCEが今回おなじみとなったドームトライデントにて一気に移動を成功。中心付近の守りやすいポイントに飛び込んだ。
この状況でもキルポイントは取れていないものの、FNATICはほぼ無傷。場所も安全な東側を取れているので位置取りは完璧と言える。ここで満を持してFNATICと100THIEVESが激突。ドームファイトを制し、冷静にFNATICが順位を上げていく。その後今回暴れているTSMまで落とすが、FNATICはここまで。
CRも惜しくも全滅してしまったが、FNATIC5位、CR4位とまずまずのスタートと言えるだろう。また、順位ポイントはほとんど取れなかったものの積極的なキルムーブが功を奏し、ENTER FORCE36も7位となかなかの滑り出し。
今回のチャンピオンは今大会4度目となるAURORA。FALCONSも健闘したものの今大会初のチャンピオンを惜しくも逃してしまった。
2戦目(WINNERS BRACKET)
CR4位、ENTER FORCE36が7位、FNATIC8位で迎えた第二戦。ピック率ほぼ100%をほこっていたニューキャッスルをEXOが外し、ローバをピック。
物資の回収を早めるULTや緊急移動兼回復用のリングなど、早じかけをしたいという目的が見えるがこのピックがどう出るか。
今回はカタリストをピックしたチームが5チームあり、どちらかというとULTでの遮断などが目的だろう。
口火を切ったのはTSM。VIRTUS PRO。発射場の階段、坂上から襲いかかり、キルポイント3を取り切った。ここでVIRTUS PROは全滅。
リングは左下へとよる展開。一番遠いFNATICはゆっくりと範囲外から右上へと飛び込む経路を選択している。しかし海岸沿いにFNATICの動きを読み切っていたLIQUIDのハイドに襲いかかられ、早々に姿を消してしまう。次戦以降に期待したい。
LIQUIDがFNATICのトライデントを奪い、南側から円へと入り、洞窟から入ってきたSRと激突。洞窟を引き換えさせることに成功した。
その後、TSMとGREEN STEGOがファイト。統率の取れた動きで一人も落ちることなくGREEN STEGOを制したTSMが切るポイントを伸ばし、いいポジションへと飛び込んでいく。Verhulstno選手のヘイト管理が光った。
その後相次いでCR、ENTER FORCE36も全滅。今回APAC-N勢は厳しい立ち上がりとなっている。
ここでも存在感を見せるのはAURORA。介入のタイミングが上手く、次々と有力チームを落としていくものの最後はヘイトを買いすぎて複数のチームからフォーカスを食らってしまった。
最後はGUILD、SR、LIQUIDの三つ巴。最終収縮がはじまり、SRは2チームにはまってしまい全滅。最後はドームファイトでの一騎打ちになるが、LIQUIDが対面の強さを見せ、序盤からの勢いそのままにチャンピオンを奪取した。
このマッチでAPAC-N勢はCRが10位、ENTER FORCE36が12位、FNATICは14位と苦戦気味。この流れを払拭するようなマッチを期待しよう。
3戦目(WINNERS BRACKET)
APAC-N勢が苦しい戦いを強いられている。このマッチでしっかりと結果を残したいところ。円はストームキャッチャー右上あたりへと収縮していく展開。FNATICはかなり好ポジションにはなるものの、先ほど辛酸を舐めさせられたLIQUIDがすぐ近くにいるため、そこのケアを行えるか。
今回のファーストキルはEXOとGREEN STEGOのファイト。コマンドセンター内でEXOのシーラが大暴れし、1ピックを取った。
その後、チェックポイント付近でLIQUIDがFNATICの家に強襲。YukaFが最後まで粘るものの、残念ながらここで全滅。上位入賞へ黄色信号が灯ってしまったか。
NOCTEMがGREEN STEGOをワイプ、続けてENTER FORCE36がGONEXTを落とす展開。ENTER FORCE36は撃ち漏らした相手をトライデントで追いかけ、しっかりと全滅させる展開に会場からは歓声が沸き起こった。
LIQUIDの勢いはここでも止まらず、ALLIANCEをワイプし、キルポイントを脅威の8と伸ばした。
その後はENTER FORCE36がガンガンと勢いを伸ばす。AURORA、SRと有力チームを次々と倒しきり、ファイトの強さを見せつける。AIMBOT選手の粘りがとにかく脅威だった。
さらにFALCONSの奇襲も跳ね返し、3チームからの射線が通る超劣勢もはねのける。ILY選手の生存能力と危機管理能力の高さが光った。さらにC9もワイプし、勢いは止まらず。
キルポイントを15キルと暴れまわる。そのまま勢いをつけ、今季最大数となる21キルとにわかには信じがたい成績を記録し、ほぼ安全圏の40ポイントとポイントを伸ばした。
7戦目(WINNERS BRACKET)
予選を総合順位2位で折り返したFNATICだがここまではかなり苦戦。17ポイントの18位となっており、10位の100THIEVESとは14ポイント差。
出来るだけキルを獲得してのチャンピオンが欲しい。反面上位のENTER FORCE36は前半の大量キルもあってポイント68の2位と決勝ラウンドへの進出を手中にしている。
ボーダー上はCR。10位と1ポイント差の30ポイント11位でここから抜け出すためにも上位を狙いたいところだ。
円は右上による展開。FNATICは左上で円に嫌われたが、早めにジャンプタワーを使用しての円際へと移動を成功させる。ハイツ側へと続々とチームが集結する状態。高さの利を得たFALCONSが優位に試合を運ぶ。
100THIEVESは2チームからフォーカスされる危険な状態だったものの、なんとか立て直した。
円は更に東側へ。早めに動くチームが増えるかと思いきやどのチームも冷静に試合を運び、第2収縮まで60人残る事態に。ここで展開を動かしに行ったNOCTEMだが、複数のチームからフォーカスを受け、20位に沈んでしまった。
移動を狙って外に出たFNATICをGONEXTが狙い撃ち。この攻勢をかわすことが出来ず日本勢のFNATICは19位。現実的なラインを考えると決勝ラウンドへの出場はかなり厳しくなってしまった。
その後はTSMがEXOを落としキルポイントを稼ぐ。ほぼ安全圏内ではありながら、更にスコアを伸ばしている。
そしてここで100THIEVESが脱落。10位とボーダーのチームでCRにはチャンスが到来したと言えるだろう。その後は対面頂上対決とも言うべきAURORAとALLIANCEとのファイト。見ごたえのあるものが見られるかと思いきや、ALLIANCEがあっさりと1枚も欠けずにAURORAをいなした。
上位がガンガン落ちる展開で、その中で大きくポイントを稼いでいるのがGAIMINGLADIATORS。9キルで一気にボーダーをまたぎ、41とポイントを伸ばす。
今回のチャンピオンを獲得したのはギリシャ代表のGONEXT。終始安定したファイトを行い、取りこぼすことなく今回初のチャンピオンを取りきった。
8戦目(WINNERS BRACKET)
前マッチで19位と沈んだFNATIC。現実的な通過はかなり厳しくなってきてはいるが、ここで大量キルチャンピオンの奇跡を見せて欲しい。また、CRも射程圏内。少しでも多くのキルと生存を残したい。また、優勝候補と目されながらも現在ボーダーのFALCONS。ここからどういった動きを見せるか。
円は下寄り。キルポイントが欲しいFNATICは序盤から積極的なファイトを見せる。
ここで更に前に出たのが更にファイナルへの切符を盤石にしようと目論むLIQUID。ボーダー争いから抜け出すためにしっかりとファームを行っていたCRだったが、LIQUIDの前に散り、20位でのフィニッシュ。この後のELIM ROUND2に進むことになる。
その後は上位での食い合いが起こり、ALLIANCEがTSMをシャットアウト。大勢に影響はないものの、ALLIANCEは明日のファイナルへ向けさらなるはずみをつける。その後はVIRTUS PROが今回勢いのあるENTER FORCE36を撃破。こちらも意地を見せる展開となった。
その後はFALCONSが痛恨の16位。11位のSRとポイント差2で残りの結果を待つことになる。ここで前半調子を上げてきていた100THIEVESもリタイア。ELIM ROUND2に進む。
FNATICも落ちてしまいELIM ROUND2への進出が決定。FNATIC、GHS、CRとAPAC-N勢からは3チームがELIM ROUND2で激突する。
そしてボーダー上だったFALCONSもここでELIM ROUNDへの進出が決まった。FALCONS、CR、FNATICなどの上位を期待されていたチームが軒並みELIM ROUND2に集結することになり、また波乱がありそうだ。
チャンピオンはAURORA。WINNERSで3度目のチャンピオンを勝ち取り、文句なしの1位通過を決めた。
ELIM ROUND2に向けた注目ポイント
FNATIC、CR、GHSとAPAC-N勢が後のない戦いへ挑む。昨日の勢いをそのままにGHSはこの戦いを制することができるか。優勝候補に挙げられながらELIM ROUNDに進んだFALCONSや100THIEVES、VKなどの数々の強豪チームがひしめき合う中、どのチームが上へと上がるかが注目だ。
1戦目(ELIM ROUND2)
まずはワールズエッジからの立ち上がり。注目のFNATICはミラージュをピック。対面の強さを見せたいところだ。EXOは先程のマッチに続いてローバをピックしている。
火蓋を切ったのはチェックポイントでの攻防。COMPLEXITYとC9が当たり、C9は一枚欠けた時点で撤退。そこにEXOが介入し、漁夫をしっかりと獲得。COMPLEXITYを全滅させ、キルポイントを稼いだ。
溶岩溝でも激しくぶつかり合いが起こる。DRAGONS、OAH、100THIEVESが当たり合うがどこも致命傷には至らない。負けたら終わりというプレッシャーからもかなり慎重になっている。
ここで動いたのはFALCONS。NOCTEMをドームファイトで岩上を取り、しっかりと相手を倒しきった。その後CRに襲われるものの、一旦射線を切り、お互い難を逃れる。
しかしカウントダウンで飛び込んだ位置がうまくいかず、複数チームの射線が通りかなり厳しい状況が続く。
その後会場を沸かせたのはCR。奇襲にやってきたDISGUISEDをシャットアウトし、不利対面を制したまでは良かったが、介入してきたFAZEに倒されてしまう展開。また、FNATICもここで沈んでしまい、残るAPAC-N勢はGHSのみとなった。
今回キルポイントともに勢いのあるのはEXO。ここまで上手く行っていなかったファイトを決める展開が多く、大きくキルポイントを獲得している。
最終収縮前にて5チームが残る展開。その後VK、ENVYが落ちていく中、最後まで冷静さを欠かさずしっかりと勝ちきりチャンピオンを獲得。会場は大きく沸いた。
キル数差で2位発進とはなったものの、FINALへと上々の滑り出しを見せた。おそらく今回もボーダーは40~50ポイント程度と予想されているので、この後の活躍も期待したい。
2戦目(ELIM ROUND2)
先程はGHSがしっかりとチャンピオンを獲得した試合だった。APAC-N勢のCRやもちろん日本が誇るFNATICもしっかりとここはポイントを重ねていきたい。
収縮は下による展開。FNATICは一切移動する必要がないが、多くの射線が通る場所でもあるため油断は禁物と言えるだろう。その後はドームに展開。シールドをどうやって育てるかがポイントと言える。
発射場での攻防が激しく展開。先程大暴れをしていたEXOだが、一瞬の隙をついてGREEN STEGOがEXOを2枚落とすことに成功。その後は深追いせずFALCONSとDISGUISEDが発射場の中でもみ合う展開となったが、ここはDISGUISEDが下剋上に成功する。
その後、CRとZEROがラバサイフォン近くの小屋部屋で激突。積極的なプッシュを見せてZEROを圧倒し、勝利を収めた。しかし、それを見てすかさず介入したGHS。消耗したCRをワイプし、キルポイントを獲得。暫定1位へと浮上した。
発射場の攻防はまだまだ続き、最終安置へと場は展開。範囲に入りきれていないGHSとFNATICは円内へと急ぎたい。しかし流石にこのレベルになると平地を走り込んでくるチームは難しく、残念ながら最終安置へはたどり着けなかった。
今回勝利したのはENVY。11ポイントと大きくキルムーブを展開し、そのままの勢いでチャンピオンを奪取した。また、2位に入ったEXOは序盤から2枚落とされる展開ではあったものの、しっかりとハイドを行い役割を全うした。
GHSは現在3位と好位置をキープ。反面CR15位、FNATIC17位と今のところあまり上手く行っていない。次マッチの奮起に期待しよう。
3戦目(ELIM ROUND2)
ワールズエッジ最終戦。ポイント的に余裕のあるGHSとそろそろエンジンをかけたいCR、FNATICの動きに注目だ。
ファーストエリアは北側に寄る。今回のファーストキルはOAHから。VPに背後から奇襲をかけ、ワンピックを獲得した。
ランドスライドでは100THIEVESが眼の前のDISGUISEDが動くのを待って安全に範囲に入場。さらにその前にはCRもいたが、それぞれ不介入で範囲へと向かっていき、観客からはため息が上がっていた。
その後、FALCONSがDISGUISEDと当たるものの開けた場所でのファイトを嫌い、前線を下げる。そこにCRが介入し、FALCONSを挟み込もうとするもののFALCONSがその動きを予測して先回り。3:1の状況をうまく作り、CRを全滅させた。
フラグメントではFNATICがNOCTEMと対峙。最後までわからない展開ではあったが、グレネードを利用して上手く陣地に入り込んだNOCTEMがここを制す。しかし、すぐさまFALCONSが介入。疲弊したNOCTEMを取りきった。
その後は1枚落とされていた満身創痍状態のGHSに外から移動してきたENVYが襲いかかり、こちらも全滅。APAC-N勢は残念ながらここで全滅となってしまった。
今回のチャンピオンはLG。有力候補と言われながらなかなか結果のでない状況が続いていたが、ここでようやく切り返すことに成功した。
7戦目(ELIM ROUND2)
残り2試合。現在のボーダーはLGの32ポイント。一時は優勢かと思われたGHSだが現在11位と順位を落としてしまっている。このマッチでまずは浮上を見せたい。
30ポイントで4チームが並んでいるため、そこからどこが上がってくるか注目だ。CRも19位ではあるものの19ポイントを所持しているため、まだまだ勝負はわからない。
円は右上、避雷針に寄っていく。下位のチームは順位ポイントはもちろんのこと、キルポイントもできるだけ稼がないとかなり現実的に厳しくなってきている。
口火を切ったのはENVY。VKのトライデント移動の最中を狙い、アークスターを刺して大ダメージを与える。そのままファイトを行い、全くのノーダメージでVKを制した。
NOCTEMはGREEN STEGOに追い返され、円外の移動を余儀なくされたものの、眼の前にいたFNATICと対峙。ドームファイトでFNATICを寄せ付けず、最後はYukaFが倒されて残念ながら19位と沈んだ。ポイントを考えるとあまり余裕はないため、最終戦はしっかりとポイントを稼ぎたい。
次はCRと100Tがサンダーウォッチ周辺で激突。100THIEVESに坂の上からCRが被せ、見事ファイトを制した。この敗戦で100THIEVESの敗退がかなり濃厚となってしまう。逆にCRは首の皮一枚つなげた格好だったがそれもここまで。その後はGHSとともに下位へと沈んでしまった。
一時は2位まで順位を上げていたGHSだが、現在14位まで順位を落としている。しかしボーダーはそこまで上がっていないため、しっかりとここから勝ちきって欲しい。
その後はGS、FALCONS、NOCTIM、ZEROの4すくみ。最後はFALCONSとのドームファイトを制し、NOCTEMがチャンピオンを取りきった。最終円でのヘイト管理が完璧で、最後の飛び込むタイミングも熟練の業を見せた。
このタイミングでFALCONS、NOCTEM、VP、BURGER、VKまではほぼ抜けが確定。FNATICは7位で41ポイントともう少しポイントを稼がないと少し不安なポイントではある。GHSは最低でも5キル条件で上位、CRは10キルチャンピオンの気概で挑まないとかなり厳しい状況となっている。
8戦目(ELIM ROUND2)
ELIM ROUND2の最終戦。泣いても笑ってもこれが最後だ。ここから上位10チームが明日のFINALにコマを進めることとなる。現在ボーダー上の争いをしているのがAPAC-N勢ではGHSとFNATIC。このマッチをしっかりと上位をキープしぜひとも明日へとつなげて欲しい。
最初のファイトはVP VS GREEN STEGO。現在ボーダーのGREEN STEGOは絶対に負けられない状況だったが、VPになすすべもなくやられてしまう。これで39ポイントのボーダーで後の状況を見守るが、少し厳しいか。
そのVPに追いすがるはFNATIC。しっかりと相手の後ろを突き、VPから2キルポイントを獲得し、確実にFINAL進出への歩みを進める。
この時点で南米唯一の参加であるDRAGONSが19位。これで敗退が決まった。更に100THIEVESがDISGUISEDに2枚落とされてしまう状況。優勝候補とも目されていたが、FINAL進出はかなり絶望的な様相だ。
その後はGHSがVKを1枚撃破。このキルポイントはとても大きい。会場も大盛り上がりだ。その後VKは更にVPからも狙われ、厳しい状況が続いていたが100THIEVES、VKが相次いで蘇生に成功。状況をイーブンへと戻した。
ここでZEROがBURGERをワイプ。45ポイントを持ってその後の行く末を見守ることとなった。
その後、こちらも優勝候補との呼び声が高かったC9だが、残念ながらここで敗退。ELIM ROUND2で姿を消した。
FNATICももう少しポイントを上げたかったが全滅。44ポイントならギリギリなんとかなるか。FNATICが倒されてしまうと観客からは悲鳴が上がった。
その後、GHSはガンガンファイトを仕掛け、前に出る動きを見せたが惜しくも届かず11位。大健闘を見せたが悔しい結果となった。1TAPPYは現役引退。感動をありがとう。
その後CRAZY RACCOONはFALCONSに敗れ、こちらもELIM ROUND2敗退。
APAC-N勢はFNATIC、ENTER FORCE36がFINALへと進むことになる。他のチームの無念を晴らし、ここまで来たら是非とも優勝して欲しい。
DAY4総括
WINNERS BRACKETではENTER FORCE36、FNATIC、CRAZY RACCOONの3チームがAPAC-N勢として出場。FNATIC、CRAZY RACCOONは8試合を通してなかなか活躍の場面が見られなかったが、ENTER FORCE36は大躍進。
流れが変わったのは2試合目。それまで下位に甘んじていた状態だったが、ここでまさかの21キルチャンピオン。今大会最多記録の試合となった。
これにより総合順位2位へと一気に躍り出ることとなり、その後の試合も順調、最終的には3位とポイント差をつけ、総合2位を維持し、明日のmatch point finalへ堂々と駒を進める形になった。
一方のFNATIC、CRAZY RACCOONは残念ながら10位に残ることが出来ず、ELIM ROUND2へと落ちることとなった。また、優勝候補とされていたFALCONS、100THIEVES、C9も結果が奮わずELIM ROUND2へと移行する形になった。
大きな番狂わせがあったラウンドと言えるだろう。
ELIM ROUND2では先程のWINNERS BRACKETで結果が奮わなかったFNATIC、CRAZY RACCOONに加え、昨日行われたELIM ROUND1を勝ち抜いたGHSの3チームがAPAC-Nからの出場となった。
まず注目するべきはマッチ1だろう。GHSがELIM ROUND1の勢いそのままにチャンピオンと好発進を見せた。
キルポイントの関係で2位とはなったものの17ポイントと初戦からアクセル全開。一方でFNATIC、CRAZY RACCOONは下位からの厳しいスタートとなった。しかしその後GHSはなかなか順位を伸ばすことが出来ず、下位に沈むマッチが増えてしまった。
逆に調子を取り戻したのはFNATIC。マッチ3までは思うような試合展開が出来ず下位に沈んでいたが、yukaFとLykqのロールを入れ替えたことが功を奏したのか見事チャンピオンを獲得。キルポイントも12と伸ばし、一気に総合5位まで躍り出る形となった。
その後もコツコツとポイントを重ねていき、最終44ポイントでFINALSへと滑り込んだ。
CRAZY RACCOONは終始厳しい戦いを強いられ、キルポイントはとるものの、順位ポイントで伸び悩み下位に沈む試合展開になっていた。
最後の試合では意地を見せ、キルを重ねて3位まで順位を上げた。チャンピオンならばギリギリボーダーに滑り込めるところまでは来たものの、FALCONSに阻まれ夢は潰えた。
GHSは初戦のチャンピオンの勢いを維持することが出来ず、最後の試合で盛り返しを見せたものの12位でフィニッシュ。これにより1tappy選手の現役最後の試合となった。
明日のFINALSへはAPAC-N勢として、ENTER FORCE36、そして我らが日本勢のFNATICが優勝をかけて争うこととなる。
他にも調子を取り戻しつつあるFALCONSやWINNERSを圧倒的1位で通過したAURORA。王者TSM、今勢いのあるALLIANCE、GUILDなどの並み居る強豪を押さえ、是非とも優勝して欲しい。
【DAY4】WINNERS BRACKET試合結果
APAC-N勢としてENTER FORCE36は大躍進。対してFNATIC、CRAZY RACCOONは残念ながら10位以内に残ることが出来ず、ELIM RD2へと落ちることとなった。
また、優勝候補とされていたFALCONS、100THIEVES、C9も結果が奮わずELIM RD2へと移行する形になった。
WINNERS 1~10位 FINALS進出 | |
---|---|
ALLIANCE | SHOPIFY REBELLION |
AURORA | GONEXT |
Gaimin Gladiators | Guild Esports |
FURIA | ENTER FORCE.36 |
LIQUID ALIENWARE | TSM |
LOSRES 11~20位 ELIM RD2参戦 | |
---|---|
TEAM FALCONS | CLOUD9 |
100 THIEVES | CRAZY RACCOON |
EXO CLAN | NOCTEM |
COMPLEXITY | VIRTUS.PRO |
FNATIC | GREEN STEGO |
【DAY4】ELIMINATION BRACKET - ROUND 2 試合結果
DAY5のmatch point finalへはAPAC-N勢として、ENTER FORCE36、そして我らが日本勢のFNATICが優勝をかけて争うこととなる。
他にも調子を取り戻しつつあるFALCONSやWINNERSを圧倒的1位で通過したAURORA。王者TSM、今勢いのあるALLIANCE、GUILDなどの並み居る強豪を押さえ、是非とも優勝して欲しい。
WINERS 1~10位 FINALS進出 | |
---|---|
TEAM FALCONS | NOCTEM |
VIRTUS.PRO | EXO CLAN |
COMPLEXITY | ENVY |
FNATIC | LG |
TEAM BURGER | VK GAMING |
LOSRES 11~20位 敗退 | |
---|---|
CLOUD9 | 100 THIEVES |
GREEN STEGO | CRAZY RACCOON |
Orgless and Hungry | ZERO TENACITY |
Dragons Esports | FaZe Clan |
DISGUISED | GHS Professional |
発売日など基本情報
発売日 |
Switch: 2021年3月10日 PS4: 2019年2月5日 PC: 2020年11月5日 PS5: 2019年2月5日 |
---|---|
会社 |
Electronic Arts |
ジャンル | シューティング |
対応ハード | Switch / PS4 / PC / PS5 |
価格 |
Switch : 基本プレイ無料
PS4 : 基本プレイ無料
PC : 基本プレイ無料
PS5 : 基本プレイ無料
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今後発売の注目作をピックアップ!
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