
▲BenQ 公式サイトより引用
本記事では、数多く存在するゲーミングモニターの中から厳選したおすすめ製品をご紹介。ゲーム用・FPS用としてのモニター、144hzモニターや240hzモニターを探している人はぜひチェックしてみてください。またPS5やSwitchにオススメの比較的安い&コスパの良いモニターもお届けしていきます。
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目次
「ゲーミングモニター」を選ぶ上で注意しておきたいポイント!
①リフレッシュレートと応答速度

▲Intel 公式サイトより引用
ゲーミングモニターの性能を決める要素に「リフレッシュレート」と「応答速度」がある。
リフレッシュレートはモニターが1秒間にどれだけ画面を更新できるか、応答速度はモニターがどのぐらいの速さで画面の色を変えることができるかを表している。リフレッシュレートの単位はHz、応答速度はmsで表示される。
リフレッシュレートが高くても応答速度が遅いと残像を感じることが多くなるため、高リフレッシュレートかつ応答速度も速いことが望ましい。ゲーミングモニターであれば応答速度は概ね1ms以下には調整されていることが多いが、一応頭には入れておこう。
一般的にはテレビが60hzなのに対して、ゲーミングモニターは120hz/240hzなどが用意されているため、2~4倍滑らかに見えるのがゲーミングモニターの特徴だ。
②パネルの種類と特徴
モニターの種類は、概ねTN・VA・IPSの3つの方式に分類される。
TN方式の特徴は、安価でリフレッシュレートが高くて応答速度も速く、FPSや格闘ゲーム等の競技性の高いゲームをプレイするのに適している。
VA方式の特徴はコントラスト比が高く、黒色をはっきり映せるので映像を見るのに向いており、ゲーム以外にも動画鑑賞に利用したい人におすすめ。
IPS方式の特徴は、色の再現度が高く、鮮やかなムービーが多く流れるRPGやACT、大人数でプレイするパーティ系のゲームに向いている。
このようにそれぞれ特徴があるので、自分がどんなゲームをプレイするか想定してから購入を検討するのがおすすめ。モニターを複数買って使い分けするのも1つの手だ。
③メーカーごとの特徴の違い。安心のメーカーを選ぼう。

▲BenQ 公式サイトより引用
モニター産業は非常に技術力の出る産業のため、参入障壁がかなり高く「ゲーミングモニター」を複数出しているメーカーであれば基本、どこでも安心ができる。
ここでは各メーカーの特徴をご紹介させていただこう。
各メーカー(一部)の特徴をご紹介!BenQ | ・台湾を拠点とする電気製品メーカー ・プロジェクター等も販売 ・ゲーミングモニターはeスポーツ大会で採用実績あり |
ASUS | ・PCやスマホのパーツ、周辺機器を扱う台湾のメーカー ・最近では世界初の500Hz対応モニターを発表 ・安価で性能がいいという評価が多い |
Acer | ・PCや関連機器を生産する台湾のメーカー ・モニターはコスパに優れるモデルが多い ・PUBG日本大会公認モニターも販売 |
MSI | ・PCやPCパーツ、周辺機器メーカーで本社は台湾に所在 ・湾曲型のモニターシリーズもあり、ラインナップが充実している |
I-O DATA | ・日本のPC周辺機器メーカー ・国内メーカーで品質が高く、サポートが手厚い ・日本のPCモニターシェアトップクラス |
LG | ・韓国の巨大財閥グループ、化学薬品メーカーとしても有名 ・液晶パネルの生産数は世界でトップクラス ・ライト向けからヘビー向けまで幅広いラインナップ |
Dell | ・アメリカのPC関連製品のメーカー ・種類は少ないが低価格のゲーミングモニターも性能は十分 ・高性能なゲーミングモニターもあるが価格帯はやや高め |
Pixio | ・コアゲーマーがカリフォルニア州で設立したメーカー ・低価格高品質のモニターを提供することを最重要課題に掲げている |
FPS/TPSゲーマーに特におすすめ!240hzモニター3選!
フレームレートとリフレッシュレートの値が高いほど画面の動きが滑らかに見える。ライター個人的には、60fpsから120fpsへの変化よりも120fpsから240fpsへの変化に感動したため、高性能PCを持っている人にはぜひ240Hz対応のモニターの購入を検討して欲しい。
画面の変化を見逃しづらくなるため、Fortnite/Apex/Valorantなどの一瞬の判断が勝敗を分けるFPS/TPSなどをプレイする人には特におすすめ。

■基本スペック
メーカー | BenQ |
---|---|
定価 | 69,400円(税込) |
リフレッシュレート/応答速度 | 240Hz/0.5ms |
パネルの種類 | TN |
接続端子 | HDMI 2.0 x3 / DP 1.2 / headphone jack |
メーカーサイト | BenQ Zowie 公式サイト |
BenQは台湾を拠点とする電気製品メーカーで、モニター以外にもプロジェクターや電子黒板等を取り扱っている。また販売しているゲーミングモニターはeスポーツ大会でも採用実績があるため、ゲーマーからの信頼性も非常に高いメーカーだ。
ゲーミングモニターとしてはミドルクラスのお値段だが、e-Sportsモニターを謳っているだけあって、性能としてはリフレッシュレート240Hz、応答速度0.5msと申し分ない。
DyAc+テクノロジーは、FPS/TPSでフルオート射撃したときの画面のブレを軽減し、Black eQualizer機能で暗いシーンでの視認性をアップする等、FPS/TPSをプレイする上において非常に役に立つ機能を搭載。
また、プレイヤーが外部情報をシャットダウンして集中力を高めるアイシールドも付属。アイシールドは取り外しも可能だ。
- プロがプレイする環境に近いモニターを探している人
- FPS/TPSで上位のランクを目指している人

■基本スペック
メーカー | Acer |
---|---|
定価 | 不明 (公式サイトに表記なし) |
リフレッシュレート/応答速度 | 240Hz/0.5ms |
パネルの種類 | IPS |
接続端子 | HDMI 2.0 x2、DisplayPort v1.2 x1、USB3.0 ×4 |
メーカーサイト | Acer 公式サイト |
Acerはモニターメーカーとしては有名な台湾のメーカーで、同じくモニターメーカーのBenQは元々Acerのモニター製造部門として立ち上げられた元子会社でもある。
リフレッシュレートは240Hz対応で、かつ応答速度も0.5msとゲーミングモニターの性能としては最高クラス。その上で価格も4万円強とコスパも最強レベルとなっている。
鮮やかな発色のIPSパネルで、明部と暗部両方をくっきり描画できるVESA DisplayHDR 400を搭載しているため、映像美も楽しめる製品となっている。
またブルーライト照射量調整機能やフリッカーレステクノロジーによる画面のちらつき軽減等、目にも優しいモニターだ。
- ゲームプレイに有利な機能だけでなく映像の奇麗さも欲張りたい人
- コスパのいいモニターを探している人

■基本スペック
メーカー | JAPANNEXT |
---|---|
定価 | 不明 (公式サイトに表記なし) |
リフレッシュレート/応答速度 | 240Hz/1ms |
パネルの種類 | IPS |
接続端子 | DisplayPort1.2 x1、HDMI 2.0x1、HDMI 1.4x1、USB |
メーカーサイト | JAPANNEXT 公式サイト |
モニターメーカーとしては新興で近年まであまり情報がなかったが、日本好きのフランス人の社長が立ち上げた日本のメーカーであるJAPANNEXT。大手と比べてかなり安価だが、ユーザー評価は悪くなく、安心して購入できるメーカーだ。
このモニターも同社メーカー製モニターの例に漏れず、240Hz対応モニターとしては破格の3万円弱のお値段。大手メーカーの同クラスの製品が安くても4万円代であることを考えると、かなりお得であると言えるだろう。
本製品は安さだけが売りではなく、画面中央に照準マークを表示する「ゲームモード」を搭載(※1)しており、FPS/TPS等をプレイする際に有利にできる。
※1「照準マークを表示」の機能は、ゲームの規約等で使用を禁止されていることもあるため、ゲームの利用規約をよく読んでから使用しよう。
また、フレームレスデザインを採用しており、値段の安さと相まって複数のモニターを並べやすいところもおすすめできるポイントだ。
- なるべく安く240Hz対応モニターが欲しい人
- デュアル/トリプルディスプレイ用に複数モニターが欲しい人
PS5ユーザーや比較的安いモニターの購入を検討している人にオススメ!120hz~165hzモニター3選!
フレームレート上限が120fpsとなっているPS5用として購入を検討している人は、出力画質にもよるものの、120Hz〜165Hzのリフレッシュレートのモニターがおすすめ。240Hzに対応した高性能モニターはその分お値段も高いので、予算とプレイするゲームハードによっては、このランクのモニターも検討したいところ。
テレビだと60Hzまでしかでないものも多いため、PS5の性能を活かした映像美を楽しみたい人には特におすすめ。

■基本スペック
メーカー | IODATA |
---|---|
定価 | オープン価格 |
リフレッシュレート/応答速度 | 144Hz/0.6ms |
パネルの種類 | TN |
接続端子 | HDMI×3/DisplayPort×1 |
メーカーサイト | IODATA 公式サイト |
日本の大手電子機器メーカーIODATA。日本ではPCモニターのシェア率ではトップクラスで、ゲーミングモニターを購入するのは初めてという人でも恐らく会社名を聞いたことはあるだろう。国内メーカーなので製品品質やサポート対応の手厚さも高評価を受けている。
120Hz以上対応モニターとしては比較的安価で、ゲーミングモニターを初めて購入するという人も手を伸ばしやすい。
メーカーでPS5やその他のゲーム機において動作確認済みのため、家庭用ゲーム機目当てにゲーミングモニターが欲しい人も安心して購入できる。また、3年間の保証がついており、平日以外の土日も電話サポートに対応しているため、万が一故障してしまった際も安心だ。
- 手厚いサポートを受けられるメーカーのモニターが欲しい人
- ゲーミングモニターを購入するのは初めてという人

■基本スペック
メーカー | JAPANNEXT |
---|---|
定価 | 不明 (公式サイトに表記なし) |
リフレッシュレート/応答速度 | 165Hz/1ms |
パネルの種類 | IPS |
接続端子 | DisplayPort1.2 x1、HDMI 1.4x2 |
メーカーサイト | JAPANNEXT 公式サイト |
モニターメーカーとしては新興で近年まであまり情報がなかったが、日本好きのフランス人の社長が立ち上げたれっきとした日本のメーカーであるJAPANNEXT。大手と比べてかなり安価、ユーザー評価は悪くなく、安心して購入できるメーカーだ。
リフレッシュレート165Hz対応でかつIPSパネルのモニターとしてはかなり安めで、約25,000円は驚異の価格。このコスパの良さはJAPANNEXTならではだろう。
IPSパネルのため、斜めの角度から見ても画面の色合いが劣化しにくく鮮やかな色彩表現を楽しめる。リフレッシュレート以外にもこだわりたいという人にはおすすめ。
- PS5で様々なジャンルのゲームをプレイしたい人
- IPSモニターで安価なモニターが欲しい人

■基本スペック
メーカー | ASUS |
---|---|
定価 | 不明 (公式サイトに表記なし) |
リフレッシュレート/応答速度 | 165Hz/0.5ms |
パネルの種類 | TN |
接続端子 | dual-link DVI-D、DisplayPort 1.2、HDMI(v1.4) |
メーカーサイト | ASUS 公式サイト |
ASUSはPCやスマホ、周辺機器の台湾メーカー。最近では世界初の500Hz対応モニターを発表する等、非常に技術力の高いブランドだ。安価で性能がよく、コスパがいいとユーザーからも好評価。
リフレッシュレート165Hz対応で応答速度0.5msと性能は十分。価格が3万円と他の120Hz以上対応のモニターと比べると少し割高感はあるものの、他にも様々な機能が搭載されているので、それらに付加価値があると感じる人にはおすすめ。
ASUS独自機能の「EXTREME LOW MOTION BLUR」は、移動する物体の映像のぶれ(モーションブラー)を低減する機能。FPSやアクション等、画面の状況が目まぐるしく変わるゲームをプレイするのに適していると言えるだろう。他にもコントローラーからの入力を画面に反映するまでの時間の遅延を抑えるGameFast入力技術も搭載している。
- 高リフレッシュレート以外にも付加機能があるモニターを探している人
- PS5でFPSやアクションなど、画面の動きが激しいゲームをよくプレイする人
映像美を堪能したい人におすすめ!ワイドや湾曲のコスパ◎モニター!
PS4やSwitchのフレームレートは最大でも60fpsまでしか出力できないため、無理に240Hz対応モニターを買ってもモニター側の性能を持て余しがちとなってしまう。コスパを考えて安さかその他の部分で特化したモニターを買うほうがおすすめ。
湾曲モデルやワイドモデルではレースゲームやフライトシミュレーター等で臨場感あるゲーム体験が可能。また、ゲームによっては表示範囲が広くなることで情報量が増えてプレイする上で有利になるものもあるので、「よくプレイするゲーム名 ワイドモニター」等で検索してみるとよいだろう。
目に優しいモデルや発色の良さを謳ったモデルなど、ゲームプレイの有利不利よりも美しさ重視のモデルも多い印象だ。

■基本スペック
メーカー | BenQ |
---|---|
定価 | 66,600円(税込) |
リフレッシュレート/応答速度 | 165Hz/1ms |
パネルの種類 | VA |
接続端子 | HDMI 2.0×2,DP 1.4×1 |
メーカーサイト | BenQ 公式サイト |
BenQは台湾を拠点とする電気製品メーカーで、販売しているゲーミングモニターはeスポーツ大会でも採用実績があるため、非常に信頼性の高いメーカー。
リフレッシュレートと応答速度だけを見ると165Hz/1msで5万円以上とこの性能としてはやや割高感はあるものの、湾曲モデルで、解像度はWQHD(2560×1440)対応と映像の美しさを感じられるゲームで臨場感を楽しみたい人におすすめ。
高性能の「treVoloスピーカー」を内蔵しているため、このモニター1つで映像・音どちらも高品質な環境でゲームをプレイできる。また、ブルーライト軽減機能や輝度自動調整機能などを搭載し、ゲームプレイで目にかかる負担を減らしてくれる。
- 臨場感ある映像を楽しみたい人
- 1つのモニターだけでマルチに活用したい人

■基本スペック
メーカー | HUAWEI |
---|---|
定価 | 不明 (公式サイトに表記なし) |
リフレッシュレート/応答速度 | 165Hz/4ms |
パネルの種類 | VA |
接続端子 | HDMI×2、DisplayPort ×1、Type-C×1 |
メーカーサイト | HUAWEI 公式サイト |
日本ではスマホメーカーとしても有名な中国の大手通信機器メーカーHUAWEI。様々な国でワールドワイドに事業を展開している。
応答速度が4msとゲーミングモニターとしてはやや遅いが、前述の項でも説明している通り165Hzのリフレッシュレートのモニターとしては十分な性能。
価格はやや高価だが、WQHD解像度対応の34インチウルトラワイドモニターでサウンドバーもついている至れり尽くせりな製品。
かなり高性能なモニターなので、景色を楽しむようなゲームをプレイする人にはぜひオススメしたい作品だ。
- 大画面でゲームを楽しみたい人
- 有名メーカーのモニターが欲しい人

■基本スペック
メーカー | IODATA |
---|---|
定価 | オープン価格 |
リフレッシュレート/応答速度 | 75Hz/2ms |
パネルの種類 | ADS(IPSと基本的に同じ) |
接続端子 | HDMI×2、アナログRGB×1、DisplayPort×1 |
メーカーサイト | IODATA 公式サイト |
日本の大手電子機器メーカーIODATA。日本ではPCモニターのシェア率ではトップクラスで、ゲーミングモニターを購入するのは初めてという人でも恐らく会社名を聞いたことはあるだろう。国内メーカーなので製品品質やサポート対応の手厚さも高評価を受けている。
ゲーミングモニターとしてはやや性能に物足りなく感じる点はあるものの、PS4やSwitchでゲームをプレイするなら十分で、価格も2万円以下とかなりコスパはいい。
IPSパネルと特性は近いADSパネルを採用しているので、視野角が広く、正面以外の角度からでも映像が色鮮やかに見える。特に複数人が集まってパーティプレイできるソフトも多いSwitchと相性のいいモニターだと言えるだろう。
- 家族や友人等、複数人で集まってよくゲームをプレイする人
- 安価で最低限の性能を持ったゲーミングモニターが欲しい人
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