FPSでの微細なAIM調節やMOBAでのキー操作に欠かせないゲーミングキーボード。ライティング機能や打鍵感、デザイン性を重視したモデルなど各メーカーから多様な製品が発売されている。しかしゲーミングキーボードとひと口に言っても軸やマクロ機能など、チェックすべきポイントが多い。そこで本稿では専門家のたろっささんに協力を仰ぎ、ゲーミングキーボードの選び方と自信を持っておすすめする厳選製品を紹介していく。
目次
※当記事のAmazon/楽天のリンクはアフィリエイト広告を含みます。
記事監修者情報
たろっさ
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの家電ライター。家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物すべてに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。 ゲームも幼少期から現在に至るまでオールジャンル幅広くプレイし、とくに格闘ゲームでは過去に全国大会に出場した経験も。現在はAPEXやOW2、GBVSRなどを中心にプレイ中。最近はSteamの新着インディーズゲームを漁るのが日課。 |
ゲーミングキーボード最新情報!
ROGシリーズ初となる、ラピッドトリガー搭載のゲーミングキーボードが登場!【NEW】
ASUSのオリジナルブランド「ROG」シリーズで初となる、ラピッドトリガー搭載ゲーミングキーボードの発売が発表された。
残念ながらフルサイズやJIS配列(日本語配列)は未発表なものの、US配列で65%のテンキーレスが好きな方にはピッタリな商品だ。
本商品は、ラピトリのほかにも軸に磁気式を採用するなどの最先端ゲーミングキーボードとなっている。
気になる方は是非、以下の記事もチェックしてみてほしい。
低背メカニカルキーで高性能にアップグレードされた、ロジクールの新商品が低価格で登場
ロジクールから発売された新商品「G515 LIGHTSPEED TKL」の一番の特徴は、いままでのロジクール製メカニカルキーボードでは不可能だったキーでもカスタマイズ可能なこと、要は本製品のキー全てがカスタマイズ可能になった。
ワイヤレスタイプで悩む要因のひとつ、接続スピードもロジクール独自の「LIGHTSPEED」技術で極限までラグをなくした接続と、使い勝手の良いBluetooth接続、更にUSBを使ったワイヤード接続の3タイプに対応している。
商品詳細については、商品一覧でも紹介しているため、是非以下のボタンからチェックしてみて欲しい。
▼商品の詳細を見るゲーミングキーボードとは?普通のキーボードとの大きな違いは?
通常のキーボードよりも、打鍵感やキーを押下したときの反応速度、昨今話題のラピッドトリガー機能の有無、マクロ機能など、多種多様でゲームプレイに役立つ機能が満載だ。
更に、キーの同時押しを多用するPCゲームにおいて、それらの識別とコンマ単位での入力順を正確に処理する能力がゲーミングキーボードには搭載されている。
通常のキーボードよりも高価なものがほとんどだが、キーボードとしての性能が高いため、中には仕事の打ち込みで利用する方も。そのライティング機能の良さも見逃せない。
■プロも大注目!話題のラピットトリガーとは?
ラピッドトリガー機能が搭載されたキーボードは、上記動画の右側のように、キーが押し込まれた瞬間に入力されたと判断され、最低0.1mmキーの高さが上がった瞬間に入力解除と判断される。
キーを素早く、かつ短いストロークで反応させることが可能になり、特にFPSゲームなど瞬時の判断・瞬時の操作が勝負に差をつけるようなゲームのために開発された。
ラピッドトリガー搭載のゲーミングキーボードは、eスポーツの世界でも重宝されるほど、画期的な機能だ。
ゲーミングキーボードの監修者おすすめメーカー
Logicool(ロジクール)
言わずとしれたゲーミング機器メーカーで、キーボード、マウス、ヘッドセットなどなど多数のデバイスを世に送り出している。
豊富なラインナップと価格帯で自分の用途に合わせて選びやすいのが特徴だ。ただし、ラピッドトリガー機能付きの製品は現在取り扱いがないのでご注意を。
SteelSreies(スチールシリーズ)
以前からゲーミング機器を制作していたが、ラピッドトリガーの開発により一気に台頭したメーカー。
Apex Proシリーズは今やプロゲーマーもこぞって導入している人気シリーズとなっている。
スチールシリーズはゲーミングマウス記事でも紹介しているので、是非ゲーミングキーボードと一緒に検討して欲しい。
Razer(レイザー)
アメリカの大手ゲーミングメーカーとして老舗メーカーの部類に入るほどゲーミングデバイスを追求しているメーカー。
常に最先端技術を導入し、デザイン性にも優れているのが特徴で、機能もさながら独特なデザインもプロゲーマーたちに好まれユーザーも多い。
レイザーも、ゲーミングマウス記事で多数商品を紹介しているので、併せて検討してみて欲しいメーカーだ。
エレコム
日本の老舗PCサプライメーカー。ゲーミングデバイスとは無縁のメーカーだというイメージを持っている方も多いだろう。
しかし最近、少しずつゲーミングデバイスにも注力し始め、コスパに優れた商品展開が多いのが最大の特徴だ。
本稿の商品一覧でも紹介しているが、気になる方は公式サイトをチェックしてみて欲しい。
ゲーミングキーボードの選び方
勝つならラピッドトリガー機能は推奨
FPSゲームなど、瞬時の判断と瞬時の操作が勝敗を決することもあるゲームでは、ラピッドトリガー搭載は必須とも言えよう。
通常キーは、設定されている高さまで押し下げることで押されたと認識し、設定された高さまでキーが上がることで入力が止まるため、
ラピッドトリガー機能は自キャラが止まった状態で撃たなければならない『VALORANT』などのFPSゲームで大きく効果を発揮する。
また、アクチュエーションポイントの調整が可能かどうかもチェックしてから選び、好みのアクチュエーションポイントにカスタマイズしてキーボードを使えるようにするのがおすすめ。
ゲーミングキーボードはメカニカルキーが主流
■メカニカル方式
メカニカル方式のキーボードは、多くのゲーミングキーボードに採用されていて、快適な打鍵感や素早い反応性が特徴。
この打鍵感や反応性の良さは、キースイッチ部分の『軸』というパーツによって大きく変わる。軽い力で押すことのできる『赤軸』や、押したときにカチカチとしっかりした押し心地のある『青軸』など、自分の好みにあった軸を選ぼう。
主要な軸の種類 | |
---|---|
赤軸 | ・少ない力でキーを押すことができ、静音性が高い ・クリック感が少ない ・軽い打鍵感を求める方におすすめ |
青軸 | ・しっかりとした押し心地で、誤入力しにくい ・クリック音が少し大きめ ・しっかりとした打鍵感を求める方におすすめ |
茶軸 | ・赤軸と青軸の中間のクリック感を持つ ・バランスを求める方におすすめ |
■メンブレン方式
メンブレン方式は多くのノートパソコンに採用されていて、キー内部のラバーカップが押されることで入力を判断する。
軽い打鍵感と高い静音性が特徴のスイッチで、薄型のキーボードで多く採用されているが、打鍵感が弱く、キーの認識率もあまり高くないため、ヘビーユースには向いていないタイプ。
■静電容量無接点方式
静電容量無接点方式は、スイッチが物理的に接触せず、内部の電極が一定距離まで近づくことで入力を判断するため、パーツ同士の接触が無く耐久性や静音性に優れている。『スコスコ』といった独特の打鍵感で、一度使うとクセになってしまう人も続出するスイッチ。
■無接点磁気検知方式
ラピッドトリガーに次いで磁気式(マグネティックキー)も、eスポーツ業界で話題にあがっている。
キーキャップの下に磁石が取り付けられており、キーが押されると磁力が変化し、この変化をセンサーが感知して入力を判断するタイプ。
キーとスイッチが物理的に接触することがないため、摩耗による劣化が少なく耐久性が高い点が特徴で、高速入力に加えて静音性にも優れているため、次世代キーボードとして芽吹いてきている。
サイズ感は完全に好みの問題
キーボードの主要な大きさはフルサイズ・テンキーレス・60%の3種類に分けられ、タイプによって横幅やキーの量が大きく変わる。そのため、使っているデスクの大きさや使用用途に合わせて自分にあった大きさを選ぼう。
サイズごとの見た目 | おすすめゲーム | |
---|---|---|
フルサイズ | MMOなどチャット機能のあるもの | |
テンキーレス | FPS、MOBAなど | |
60% | オフ対戦など持ち運びもする方 |
有線接続?無線接続?
「充電が面倒」「有線のほうが無線よりも速度が速い」という意見がある反面、「コードが邪魔」「ゆったりプレイしたい」などの意見もあり、有線接続派と無線接続派は根強い派閥のようになっている。
しかし、速度の面で言えば、昨今のゲーミングキーボードは有線接続とほぼ変わらないもしくは同等と言っても過言ではないほどの無線接続(ワイヤレス)の技術が向上している。
ただし、どうしても有線接続のほうが価格面でコストを抑えられることは確かなので、使い勝手や自分のゲームスタイルなどで選ぶといいだろう。
マクロ機能は便利だが注意が必要
決まったボタン操作やコマンド操作をあらかじめインプットしておき、ワンボタンで呼び出せるマクロ機能はかなり便利である。
マクロ機能によりゲームで様々にラクできる場面が出てくるが、一点注意が必要だ。それがマクロ機能の利用を禁止しているゲームも多いという点。
特に対人戦が主なゲームではチート扱いとなり、最悪のケース、アカウントBANの対象になる可能性もあるためゲームの利用規約は事前に必ず熟読しておこう。
おすすめゲーミングキーボード比較表
商品画像 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | ZENAIM(ゼンエイム) ZENAIM KEYBOARD | Wooting 60HE | 東プレ REALFORCE GX1 | SteelSeries Apex Pro TKL | Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP | エレコム VK720A | SteelSeries Apex Pro Mini JP | Logicool G813 | Logicool G515 LIGHTSPEED TKL | エレコム VK600A | ROCCAT Vulcan TKL | HyperX Alloy Origins Core RGB TKL | Razer Huntsman Mini White | Logicool G913 | Razer Ornata V3 X JP | Logicool G213r | エレコム VK310T | SteelSeries Apex 3 TKL | Razer Tartarus Pro Mercury White | MH-Device MH-Delta |
キータイプ | 無接点磁気検知方式 | 無接点磁気検知方式 | 静電容量無接点式 | 無接点磁気検知方式 | アナログオプティカル(Razer独自) | 無接点磁気検知方式 | オプティカル(Razer独自) | メカニカル | メカニカル | 無接点磁気検知方式 | メカニカル | メカニカル | オプティカル(Razer独自) | 薄型メカニカル | メンブレン | Mech-Domeキー(Logicool独自) | メカニカル | メンブレン(SteelSeries独自) | アナログオプティカル(Razer独自) | メカニカル |
軸 | - | - | - | - | - | - | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) | クリッキー(青)/タクタイル(茶) | - | 赤軸相当 | 赤 | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) | - | - | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) | - | - | 赤 |
接続方式 | 有線(着脱可能) | 有線(着脱可能) | 有線 | 有線 | 有線 | 有線(着脱可能) | 有線 | 有線 | 無線 | 有線/無線 | 有線/無線 | 有線/無線 | 有線 | 無線 | 有線 | 有線 | 有線/無線 | 有線 | 有線 | 有線 |
サイズ | テンキーレス | 60% | テンキーレス | テンキーレス | テンキーレス | 75% | 60% | フルサイズ | テンキーレス | 65% | テンキーレス | テンキーレス | 60% | テンキーレス | フルサイズ | フルサイズ | テンキーレス | テンキーレス | 32キー+スティック+ホイール | 31キー+ジョイスティック+ホイール |
ラピッドトリガー | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
< マークについて>
本記事で使用している マークは本稿の監修者である家電エキスパートたろっささんが自信を持っておすすめしている商品です。
どうしても迷ってしまう方は是非、参考にしてみてください。
※2024年8月現在のおすすめ商品となります。
おすすめゲーミングキーボード|FPS向け
ZENAIM(ゼンエイム) ZENAIM KEYBOARD
人気eスポーツチームも開発に携わるキーボードに英語配列が登場
日本の人気eスポーツチーム「ZETA DIVISION」が開発に携わるゲーミングギアブランド「ZENAIM」より、「ZENAIM KEYBOARD」のUS配列モデルが新登場した。
ラピッドトリガー機能搭載+独自開発のオリジナル磁気スイッチを搭載しており、『VALORANT』プロの選手も愛用しているキーボードだ。
キータイプ | 無接点磁気検知方式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線(着脱可能) |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 搭載 |
東プレ REALFORCE GX1
高耐久で打鍵感が気持ち良いハイエンドモデル
静電容量無接点方式を採用した高い耐久性と押し心地の良い打鍵感のキーボード。キーの反応する高さを30段階で変更可能で、※Kill SwitchというFPSゲーム向けの機能も搭載されている。
■Kill Switchとは?
設定した2キーの同時入力を無効にし、片方のキーを入力中にもう片方のキーを入力すると最初のキーの入力が無効化される機能。
主に「ストッピング」というテクニックが格段にしやすくなり、『Velorant』や『CS2』で弾をまっすぐ飛ばしやすくなる。
キータイプ | 静電容量無接点式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 搭載 |
Wooting 60HE
VALORANTプロがこぞって使用する磁気式キーボード
Wooting 60HEは、FPSゲーム『VALORANT』の世界大会で選手の半数以上が使用された実績を持ち、性能面では格別のハイエンドキーボードである。
0.1-4.0mmで設定可能なアクチュエーションポイントがあり、キー入力が速いため一瞬の操舵が求められるFPSゲームにおいて、その性能を活かすことができる。
キータイプ | 無接点磁気検知方式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線(着脱可能) |
サイズ | 60% |
ラピッドトリガー | 搭載 |
SteelSeries Apex Pro TKL
FPSプロも愛用するカスタマイズ性が高さ
全キーの設定を細かく行えるキーボードで、各キーのライティングやラピッドトリガーを調整できる。本体右上にディスプレイやホイールが搭載されているので、素早く音量やプロファイルを変更できる。
キータイプ | 無接点磁気検知方式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 搭載 |
Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless JP
アルミの外装が美しいハイエンドプロ仕様
全面がアルミ製の美しい外装に覆われているキーボード。Razer独自のスイッチが採用されており、光によって押下を認識するため反応速度が非常に高いのがポイント。
「Razer Synapse」を使用することで、RTやカラーリングなどの細かい設定を行うことができる。
キータイプ | アナログオプティカル(Razer独自) |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 搭載 |
エレコム VK720A
コンパクトでプロレベルのスイッチが搭載
非常にコンパクトなサイズ感のテンキーレスキーボード。
競技シーンで使用されるレベルの応答性や耐久性の高いスイッチを使用しており、カチカチとしっかりした打鍵感のあるクリッキータイプと、静かで疲れにくいリニアタイプから選べる。
キータイプ | 無接点磁気検知方式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線(着脱可能) |
サイズ | 75% |
ラピッドトリガー | 搭載 |
SteelSeries Apex Pro Mini JP
メーカー独自の磁気スイッチで世界最速を自負
OmniPoint 2.0 アジャスタブルスイッチにより、アクチュエーションポイントを最短0.1mmまで設定可能。更にラピッドトリガーも加えて、0.54msまで反応速度を上げられる。
他にも、「2-in-1アクションキー」により1つのキーの押し方次第で別々の動作(行動)が可能に。FPSでもアクションゲームでも大活躍してくれるだろう。
キータイプ | OmniPoint 2.0 Adjustable HyperMagnetic(SteelSeries独自) |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線(着脱可能) |
サイズ | 60% |
ラピッドトリガー | 搭載 |
Logicool G813
性能と薄さを両立した次世代キーボード
メカニカルの打鍵感と究極の薄さを実現したキーボード。本体には鋼鉄とアルミを使用しているので、質感が良く非常に高耐久。
また、専用ソフトの「G HUB」による拡張性が非常に高いので、自分好みのライティングやキー設定に変更できる。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) |
接続方式 | 有線 |
サイズ | フルサイズ |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
おすすめゲーミングキーボード|無線・ワイヤレス
Logicool G515 LIGHTSPEED TKL
ロジクールの最新商品!機能満載
記事冒頭でもお伝えした通り、本製品はロジクールの新商品。
最大の特徴は何と言っても低背メカニカルタイプのキーだ。メカニカルや無接点、磁気式などはどうしても高背キーになってしまいがちで、打鍵感が気に入らない人も少なからずいるだろう。
低価格で実現されたこの機会に、クリッキー(青軸)とタクタイル(茶軸)から選択して、メカニカルキーボードの良さを体感してみてはいかがだろうか。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | クリッキー(青)/タクタイル(茶) |
接続方式 | 無線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
エレコム VK600A
WASD操作に特化したキー形状で操作がしやすい
WASD周辺のキーが操作しやすい高さと角度に設計されていて、ゲーム中は少し押しにくいXキーも親指で押しやすくなっている。
また、押した際の重さが初動のみ軽いリニア型のスイッチを採用しているため、速い応答速度を実現している。
キータイプ | 無接点磁気検知方式 |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線/無線 |
サイズ | 65% |
ラピッドトリガー | 搭載 |
ROCCAT Vulcan TKL
ライティングが映える薄型モデル
キーキャップが薄く下部が透明になっているため、キーボードをライティングさせた際の光り方が非常に美しい。赤軸相当の軽い打鍵感のスイッチが使われており、静音性にも優れている。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | 赤軸相当 |
接続方式 | 有線/無線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
HyperX Alloy Origins Core RGB TKL
指への負担を考慮したやさしさ設計
赤軸を採用したメカニカルキーボードで、キータッチが軽く長時間のプレイでも疲れにくい。
カラーリングや本体サイズも様々なものが用意されているので、自分の好みに合わせて選ぶことができる。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | 赤 |
接続方式 | 有線/無線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
おすすめゲーミングキーボード|白・ホワイト
Razer Huntsman Mini White
1,680万色もの光り方がオリジナリティを出せる
白色かつキーボードのライティングをしっかり設定したい人におすすめのキーボード。Chroma RGBというRazer独自のバックライトを採用しているので、専用ソフトを使う必要はあるがライティングをしっかり作り込むことができる。
キータイプ | オプティカル(Razer独自) |
---|---|
軸 | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) |
接続方式 | 有線 |
サイズ | 60% |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
Logicool G913
白×金属光沢が美しい激薄ワイヤレス
白色のキーとアルミ素材のマッチが美しいデザインのキーボード。Logicoolの無線マウスでも採用されているLIGHTSPEEDが搭載されているので、有線キーボードと遜色のない応答速度でプレイできる。
キータイプ | 薄型メカニカル |
---|---|
軸 | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) |
接続方式 | 無線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
おすすめゲーミングキーボード|安い
Razer Ornata V3 X JP
静音に優れた薄型メンブレン
静音メンブレンスイッチを採用しており、柔らかい打鍵感と静かな入力音の薄型キーボード。
キーキャップにはUVコートキーがされているため、頻繁に使用するキーの印字が消えにくくなっているのが特長だ。
キータイプ | メンブレン |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | フルサイズ |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
Logicool G213r
夜中でも長時間プレイに向いている静音性重視のメンブレン
メンブレンスイッチを採用しているが、メカニカルスイッチのようなしっかりとした打鍵感や反応速度を実現しているキーボード。
パームレストが標準装備されていているので、長時間プレイしても疲れにくい。
キータイプ | Mech-Domeキー(Logicool独自) |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | フルサイズ |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
エレコム VK310T
操作ミスしにくい形状で普段使いにもちょうどいい
青、茶、銀の3種類から、自分の好みの打鍵感を選べる高コスパキーボード。
ネオクラッチキーキャップを採用しており、WASDキー周辺での操作ミスをしにくい設計となっている。
メカニカルでこの低価格を実現できるのは日本老舗メーカーならではのできるワザだろう。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | クリッキー(青)/タクタイル(茶)/リニア(赤) |
接続方式 | 有線/無線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
SteelSeries Apex 3 TKL
防水と静音性にこだわりのある方へおすすめ
「Whisper-Quiet Switch」を採用しており、優れた耐久性と高い静音性が魅力。IP32防水にも対応しているため、水を多少こぼしてしまっても安心の設計をしている。
キータイプ | メンブレン(SteelSeries独自) |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | テンキーレス |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
おすすめゲーミングキーボード|片手・左手用
Razer Tartarus Pro Mercury White
左利きに嬉しい、マウス機能とコントローラー機能も搭載
キーボード全体が左手で操作することを前提とした設計。左手親指でスティックやホイールを操作でき、32個ものキー全てにカスタマイズ可能。
また、切替可能なプロファイルに文字数・行数制限のないマクロ機能搭載と、ゲーマーが欲しい機能全て揃っていると言っても過言ではないほど優れた機能設計だ。
キータイプ | アナログオプティカル(Razer独自) |
---|---|
軸 | - |
接続方式 | 有線 |
サイズ | 32キー+スティック+ホイール |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
MH-Device MH-Delta
左手用・右手用どちらも選択可能な高性能片手キーボード
「MH-Device」は2022年に誕生したばかりの新しいゲームデバイスメーカー。開発者が元々ゲーマーで、ゲーマー視点で設計・制作された製品は使いやすさを追求している。
本製品は左手用を紹介しているが、ショップ内では右手用も販売しており、どちらの手でも31個のキーにジョイスティック、ホイール操作が集結した逸品だ。
キータイプ | メカニカル |
---|---|
軸 | 赤 |
接続方式 | 有線 |
サイズ | 31キー+ジョイスティック+ホイール |
ラピッドトリガー | 非搭載 |
自分好みの機能やプレイするゲームに合わせて快適なゲームプレイを!
ここまでラピッドトリガー搭載やFPS向けゲーミングキーボードから、片手・左手用の普段使い+アルファで使用できるものまで紹介してきた。
本稿監修者の家電エキスパートであるたろっささんのご意見も最大限に反映させたため、ゲーミングキーボードに知識のない方から基礎知識を持った方まで幅広く参考になるだろう。
是非、自分の好みを見つけ、プレイするゲームに合わせてゲーミングキーボードを使用していただけたら僥倖だ。
GameWith編集者情報
ハマったゲームにはとことん課金していた元廃課金厨。現在はライト課金の協力プレイでじっくり遊ぶタイプに。好きなジャンルはPCゲームならアクション、MMORPG、時々ホラー系。しかしめちゃくちゃ怖がりで、プレイしながら心臓が飛び出ることも…。謎解きやシュールなゲームも意外と好物。無料アプリをやる/やらないは広告の頻度に左右される。 根っからのゲーミングデバイス大好きマンで見ているだけでも幸せな気分に浸れる。BTO製PCをカスタマイズするのが趣味(?)この前RAMを増設したばかり。紹介しながら欲しいと思ったモノは即購入のクセがあり(浪費癖が完治していない)、モノトーン色が好きなことも相まってブラックorダークグレーのカラバリが多いメーカーを好む傾向にある。 |
その他ゲーミングデバイス
【関連記事まとめ】
今後発売の注目作をピックアップ!
真・三國無双 ORIGINS
8,580円(税込) 2
/PC/Switch
FAIRY TAIL2
7,800円(税抜) 3
/PC
龍が如く8外伝
Pirates in Hawaii
6,300円(税抜)