龍が如くスタジオ・新作『龍が如く8外伝』の魅力をたっぷり伝える“RGG SUMMIT 2024”の模様をお届け
龍が如くスタジオの新作タイトル発表会である「RGG SUMMIT 2024」が、2024年9月20日に品川インターシティホールにて開催された。
本イベントは、セガの龍が如くスタジオ代表・制作総指揮である横山昌義さんらが登壇し、シリーズ最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』や、Switch版『龍が如く 極』などの情報を、制作・演じた側の感想トークを交えて発表していくもの。
新作情報はもちろん、ここでしか聞けない裏話や役抜擢の驚きの理由などが飛び出る愉快なイベントとなった。本稿では、その模様をレポート形式でお送りする。
目次
主役は真島吾朗!最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は海賊となって大海原を冒険!
発表会の開始とともに会場中央の巨大モニターに真島吾朗が登場。
記憶喪失となり、浜に打ち上げられたシーンから始まり、ヤクザらしいクールで力のあるアクション、つい背筋がピンとなる芯の入ったボイスが大音量で会場に響く。
これが本イベントのオープニングおよび、最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』のトレーラー映像だ。新たな舞台は島と海。海賊船長となった真島と仲間たちが大海原へと出航する姿が描かれていた。本作の発売は2025年2月28日となっている。
裏話が飛び出すファン必見のゲストトーク
映像の上映後には、龍が如くスタジオ代表・制作総指揮を務める横山昌義さんが最初に登壇し、続いて『龍が如く8外伝』の主要キャラを演じる宇垣秀成さん(真島吾朗役)、ファーストサマーウイカさん(ノア・リッチ役)、青木崇高さん(志垣輝彦役)、秋山竜次さん(マサル・フジタ役)、谷田歩さん(ロドリゲス役)、大東駿介さん(モーティマー役)、松田賢二さん(ジェイソン・リッチ役)が登場した。
こうして集結した主要メンバーによるゲストトークがスタート。初の単独主人公に選ばれた真島吾朗を演じる宇垣さんは「シリーズに20年携わり、初めての単独主人公に選ばれて大変嬉しく思っています」と喜びを隠しきれない表情で話した。会場からは温かい拍手による祝福が溢れた。
真島が主人公に選ばれた話自体は、『龍が如く8』の打ち上げの際に横山さんから聞いていたとのことで、「早く言いたかった」と、うずうずした思いを今日まで秘めていたことを語った。
続いて、声優として出演が決まったウイカさんは「私がいっさいチラつかないようなノア・リッチの演技に挑戦してみた」と話す。実際、ウイカさんの演技を聞いた開発陣も誰が演じているかが分からない、といった場面もあったそうだ。
『龍が如く』シリーズに初主演である青木さんは、「多くの先輩役者さんが出演している『龍が如く』に自分も参加できて光栄です」と語った。また本作に出演が決まった際、「周りの人たちに言いたくても言えずにうずうずしていた」らしく、「ようやく解放された気分」と晴れやかな顔でコメントした。
そして、今作でCGとなった秋山さんは自分の顔を「ゲームにまんま持って行ってよかったんですか?」と話す。実際、初公開となったPVで登場する秋山さん演じるマサル・フジタは秋山さんその人。登場時には会場からも笑いが漏れた場面があった。
このマサル・フジタのモデルは、これまでの『龍が如く』シリーズで誰一人当てはまるものがいないため、特注で作られたものらしく、まさに秋山さんをゲームに登場させるためのオンリーワンなキャラモデルとなっているようだ。
過去作で出演経験のある谷田さんは、今作で初めてのフェイスキャプチャーを行った自分の顔での出演。「『龍が如く』シリーズに自分の顔で出るのがようやく叶い、最高です」と話した。ゲームでの出演以外でもCMのナレーション等を務めていた谷田さんのリアル出演とも言える今作の発表は、シリーズファンも嬉しいことだろう。
同じく『龍が如く5 夢、叶えし者』などの過去作で出演経験のある大東さんは、今作で演じるのがモーティマー役と伝えされた際、「モーティマーや……モーティマーやなぁ」と会場の笑いを誘うしみじみとした感想を語った。
また収録の際に4時間ほど早くボイス取りが終わってしまったらしく、その時間を使ってフェイスキャプチャーを一応撮ったらしい。「ゲームのどこかで使われていたらいいな」と語った。ゲームが発売されたら探してみるのも面白そうだ。
最後にジェイソン・リッチを演じた松田さんは、ボイス収録に関して「3日間、しゃべりまくり怒鳴りまくりで声カスカス、ヘロヘロになりました」と、如何に収録が過酷だったかを思い出すように語る。また、ボイス以外にも歌の収録について「特に印象に残っていて、楽しかった」とコメントした。
要注目のプレイスポット“Masaru's LOVE JOURNEY”
一同のゲストトーク後は、本作のプロデューサーである堀井亮佑さんが登場し、ゲームについての概要をスライドや映像とともに説明。
『龍が如く8外伝』は、シリーズを踏襲するアクションアドベンチャーながら、真島らしいアクションが楽しめる狂犬と、海賊道具を使って戦うパイレーツの2種のスタイルが準備されているほか、シリーズ初となるバトル中のジャンプアクションが追加されていることが発表された。
ちなみに大東さんは収録時、時間が余ったタイミングでゲームを遊んだそうで、興奮した様子で「めちゃくちゃすごかった!」とコメント。これにはウイカさんをはじめとした『龍が如く』シリーズのファンでもある出演陣から「いいなー」と羨む声が上がっていた。
そして『龍が如く』お馴染みのプレイスポットも紹介。クレイジーデリバリー、ドラゴンカート、コーディネート、カラオケ、Masaru's LOVE JOURNEYという5つのコンテンツが発表されたが、やはり話題に上がったのはMasaru's LOVE JOURNEY。
“ミナト区系女子とお酒を飲んでみたかった”という設定のマサルが、登場する女性らと真実の愛を探していく、というものらしい。このコンテンツの収録について秋山さんは、「まるでコントみたいな収録だった。急に実写だし、シャワー浴びたりしましたからね?」と困惑した顔で話し、会場には笑いが生まれていた。
これに対して横山さんは、「そもそもこのコンテンツが真っ先に思いついて、マサルを誰にお願いしよう……秋山さんだ」との発想になった、という衝撃のエピソードも明らかとなった。
ブランド・Yohji Yamamotoとのコラボや、Switch版『龍が如く 極』プロモーション映像が公開
イベント終盤では、龍が如くスタジオとデザイナーの山本耀司さんによるブランド・Yohji Yamamotoのプロジェクトの1つ「WILDSIDE」とのコラボ発表や、Switch版『龍が如く 極』のプロモーション映像が公開された。
また、実写版の『龍が如く』である『龍が如く ~Beyond the Game~』にて、桐生一馬を演じる竹内涼真さんと錦山彰を演じる賀来賢人さんからのビデオメッセージも公開。さらにドラマの新映像が公開され、ここで実写版では真島吾朗を登壇者である青木さんが演じることが発表された。
最後に本イベントの登壇者からそれぞれファンに向けたメッセージが贈られて、イベントは無事に終了。非常に密度の濃い情報が詰まったイベントとなった。
©SEGA
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発売日など基本情報
発売日 |
2025年2月21日 |
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会社 |
SEGA |
ジャンル | アドベンチャー |
対応ハード | PS5 / PS4 / PC / Xbox |
価格 |
PS5 : 6,300円(税抜)
PS4 : 6,300円(税抜)
PC : 6,300円(税抜)
Xbox : 6,300円(税抜)
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