Sony Interactive Entertainmentから発売のPS5,PS4対応ゲームソフト『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は、世界中で高い評価を得たアクションアドベンチャー『ゴッド・オブ・ウォー』の続編。
本作は、世界に終焉をもたらすとされる「ラグナロク」が迫る“分断された九界”を舞台に、“命か九界の平和か”といった選択を迫られながら、九界の存続をかけた物語が描かれる。
前作で特徴的だった「リヴァイアサン」などの武器は続投。新たなスキルの習得をすることで、前作同様、自由度の高い育成要素や緊迫感あるアクションを楽しむことができる作品だ。
北欧の神々や異形の怪物に立ち向かいながら、“仲間と答え”を探して神話の世界へと旅立とう。
目次 2,310文字
▲「クレイトス」と息子「アトレウス」の重厚な物語に注目だ。
▲骨太や多彩なアクションも健在。前作と同じく自由な育成なども楽しめる。
▲美しく神秘的な世界にも注目。壮大な世界で“仲間と答え”を探しだそう。
ゲーム内で前作の簡単なあらすじをおさらいできるが、本作を十分に楽しみたいのであればなるべく前作『ゴッド・オブ・ウォー』をプレイすることを強くおすすめしたい。
正直ネタバレが怖くて何も言えないのだが、初めから終わりまでノンストップで語られる物語はゲームの辞め時が分からなくなるくらい引き込まれる物だった。
クレイトスら含め心境の変化や家族関係の描き方がとても良くできている。特に前作をプレイしている人なら序盤のクレイトスとアトレウスのやり取りを見るだけで思わずニヤリとしてしまうだろう。
メインクエストは基本的にリニアな体験だが、サブクエストでは少し大きめな自由に探索できるフィールドが用意されている。
この自由に探索できるフィールドでは、サブクエストや謎解き、宝箱など、さまざまな要素が用意されており、どれも探索して回るには丁度良いボリューム感なので、気付いたら時間が吸われていた。
前作同様、本作でも移動中に主人公らの会話が常に進行するので、探索しながら各キャラクターの過去や関係性などの情報で世界を深く知ることができるので無駄がない。
戦闘や謎解きに関しては前作から大きく変わった部分はないが、細かい部分がブラッシュアップされており、戦う楽しさ変わらずだ。
全体的に控えめな演出だった前作と比べて、本作では旧3部作を彷彿とさせる大迫力なバトルが楽しめる。特に印象的なボスキャラたちとのバトルは必見。
また、今作では初期装備でもしっかりと強化すれば物語終盤でも戦える性能を有しているので、好きな装備で戦い抜けるのは嬉しかった。
本作はシリーズを前三部作を含め、クレイトスの物語を締めくくる物語としてふさわしい作品となっているので、少しでも興味のある方は是非プレイしていただきたい。
コンテンツ量 4点
自由度 3点
ソーシャリティ 1点
BGM 4点
グラフィック 5点
感情移入 5点
ゲーム性 4点
コンテンツ量 4点
自由度 3点
ソーシャリティ 1点
BGM 4点
グラフィック 5点
感情移入 5点
敷居の低さ 3点
ゴッド・オブ・ウォー ラグナロクをプレイしたユーザーのレビュー。