100%延期かもね
TYPE-MOONから発売のPS4,Switch対応ゲームソフト『魔法使いの夜(まほよ)』は、『月姫』や『Fate』シリーズといった奈須きのこ氏の作品群の原点となったビジュアルノベルゲーム。
本作は2012年にPC版で発売された同作を、フルボイス化・フルHD化に対応させたリメイク版となっている。
最大の特徴は、ノベルゲームには珍しく終始三人称視点で進むこと。本作特有の、まるで映画を見ているかのような没入感を与えてくれる作品だ。
コンテンツ量 3点
自由度 1点
ソーシャリティ 1点
BGM 5点
グラフィック 2点
感情移入 5点
ゲーム性 1点
「Fate」や「月姫」に次ぐ作品として、TYPE-MOONから2012年に発売されたPC向けノベルゲーム。
タイトルからして、ファンタジー色の強い作風かと思われがちだが、物語の半分以上はキャラクターの学園生活や日常パートが占める。
一方、中盤から終盤にかけて徐々に明かされる魔法や魔術のエッセンスは、物語に緩急をつける1つのスパイスとして機能しており、常に緊張感を持ちながら読み進めることができる。
現代社会と魔術。日常と非日常の境目を繊細に描いた表現力は、”美しい”の一言。
得体の知れぬ魔術の世界を覗き見るシーンは、得も言われぬ高揚感を刺激するだろう。
作中で使用されているBGMや効果音に並々ならぬこだわりが見られるのも本作のポイントだ。
肌寒くも爽快な冬を想起させるメインテーマや、カップとソーサラーが擦れ合う摩擦音、窓を弾いて流れる雨音などなど。”音”の1つ1つが「魔法使いの夜」の世界観を鮮明に描き出し、より深く没入できる品質に仕上がっている。
また、ノベルゲームにも関わらず「魔法使いの夜」の画面はアニメのように動く動く動く…。その演出の特異さから、ファンの間では「ノベルゲームの1つの到達点」「もはや映像化不要」とまで言われた。サウンドノベルの限界を超えた圧巻の演出は一見の価値アリだ。
今後、ufotableによってアニメ映画化を控えるなど期待の高まる「魔法使いの夜」。豪華声優陣によって命を吹き込まれた「まほよ」の世界、そして冷たくも美しい本作の世界観に触れない手はない。
コンテンツ量 3点
自由度 1点
ソーシャリティ 1点
BGM 5点
グラフィック 2点
感情移入 5点
敷居の低さ 5点
魔法使いの夜をプレイしたユーザーのレビュー。
会社 | TYPE-MOON |
---|---|
ジャンル | アドベンチャー |
ゲーム システム |
ノベルゲーム |
タグ | |
発売日 |
Switch : 2022年12月8日
PS4 : 2022年12月8日
PC : 2023年12月14日
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価格 |
Switch : 6,000円(税抜)
PS4 : 6,000円(税抜)
PC : 6,000円(税抜)
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最大プレイ人数 |
1人
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公式サイト | |
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この判定基準は「メーカーが発表している必要・推奨スペック」と「CPUやGPUなどのベンチマークスコア」を基に独自の基準で算出されています。
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