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マウスコンピューターってどんなメーカー?日本製?

ゲーミングPCをはじめとしたPC事業で有名なマウスコンピューターだが、漠然と中国や台湾のメーカーと思っている方は多い。
しかし、実を言うとマウスコンピューターは1993年に創業した埼玉県春日部市のパソコンショップがルーツ。その後本社を秋葉原へと移し、現在も続いている。
更にPCの組み立てや製造を全て長野県飯山市で自社生産しており、部品やPCパーツの流通1本化などを効率よく行っているため、低コストで高品質な国内生産を可能としているのが背景だ。
現在はビジネス向けモデルのPCからゲーミングPCまでを幅広く取り扱っており、BTOでの受注生産を得意としている。

マウスコンピューターの中でもゲーミングブランドとして位置づけられているG-Tuneだが、ゲーミングPCに興味のある方は多かれ少なかれ耳にしたこともあるブランドではないだろうか。
こちらの製品は価格と性能のバランスが良い製品が多く、BTO初心者~上級者まで幅広い支持を受けている。
とくにPCのサポートに関する丁寧さというところが評価されることが多く、購入前の電話相談なども積極的に行っているため、初めてでどれを選べば良いかわからないという方も聞きやすいというのが大きなメリットと言えるだろう。

また、タイムセールや期間限定価格など、様々な製品が異常なまでにお得に購入できるタイミングが多いのもポイント。
物によっては3割引程度まで値引きされることもあるため、タイミングさえ合えばビックリするほどの低価格でPCを購入することが出来る。
欲しいPCがあるのであれば、日頃マウスのセールがないかどうかチェックしておくのがおすすめだ。
「G TUNE P6-I9G60BK-A」のスペックは?
それではマウスコンピューターに対する理解が深まったところで早速「G TUNE P6-I9G60BK-A」の気になるスペックを見ていこう。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i9-12900HX プロセッサー |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
ビデオメモリ | GDDR6 8GB |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
スロット数/最大容量/メモリ形状 | 2 (空き×0) / 最大64GB (32GB×2) / SO-DIMM |
メモリ動作 | DDR5-4800 |
ストレージ | M.2 SSD1TB (NVMe Gen4×4) |
カードリーダー | 右側面 SDメモリーカードリーダー ※UHS-I対応 |
パネル | 16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応) |
解像度 | 1,920×1,200 (WUXGA) |
サウンド | ハイデフィニション・オーディオ |
ディスプレイ | 2 (背面 Mini DisplayPort×1 / HDMI×1) |
USB2.0 | 1 (左側面 Type-A×1) |
USB3.0 (5Gbps) | 2 (右側面 Type-A×2) |
USB3.1 (10Gbps) | 1 (背面 Type-C×1) |
ネットワーク(LAN) | 1 (背面 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(RJ-45)×1) |
無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 |
サウンド | 左側面 (マイク入力×1、ヘッドホン出力×1) |
WEBカメラ | 前面:100万画素 |
マウス | 高精度タッチパッド |
キーボード | 日本語キーボード (102キー / キーピッチ約18.82mm / キーストローク約1.4mm / 4ゾーン設定対応RGB LED / Nキーロールオーバー対応 / JIS配列) |
スピーカー | ステレオ スピーカー(内蔵 / Dolby Atmos対応) |
マイク | デジタルマイク(内蔵) |
動作時間 | 動画再生: 約 3.5時間 アイドル状態: 約 6.5時間 |
本体寸法(mm) | 358.4×268.3×26.3 |
本体重量(kg) | 約2.34kg |
この中で特筆すべきはまずCPU。20万円台では非常に珍しい「Intel Corei9」を搭載している。
Corei7の更に上のスペックで、ノートPCの場合はコア数こそ同じ世代では変わらないもののクロック周波数が高く、単純に処理の高速化が期待できる。
良いGPUを搭載していてもCPUによってはその性能を十二分に引き出すことが出来ないため、ゲーミングを目的とするのであれば出来るだけ良いものを選びたいという中でのこのCPUはかなり嬉しい。

▲mouse公式サイト より
GPUはVRAM8GBのラップトップ用RTX4060。
価格を考えると少し控えめと言えるが、CPUのことを考えると妥当と言えるだろう。後述するがこれでもしっかり最新のゲームは動かすことが可能。
メモリはDDR5の32GBで、こちらも流石ゲーミングに一日の長があるマウスコンピューター。16GBじゃないというところは「分かっている」スペックということが言えそう。
ストレージはSSDM.2接続で1TB。これで十分…と言いたいところだが最近のゲームは平気で100GBを超える容量のものがなかなかに多い。
こういったことを考えると外付けのストレージや大容量のSDカードなども視野に入れておいたほうが良いだろう。

▲mouse公式サイト より
モニターは165HzのWUXGA。一般的なフルHDよりも縦の表示領域が広いので、作業スペースを広く取ることが出来る。
上から下へ流れる文書処理などを頻繁に行う方にはとくにおすすめと言えるだろう。
他にもWi-Fi6Eや有線LAN、豊富なUSB端子に映像出力など、拡張性がかなり高いのが特徴だ。
ノートPCにゴチャゴチャ取り付けてしまうと取り回しが…ということも無くはないが、そもそも2kg超のゲーミングノートPCを頻繁に持ち運ぶというのがナンセンス。
持ち運んでどこでも使いたいということであれば素直にモバイルノートを選択するのがベターと言えるだろう。
基本的なスペック解説が終わったところで早速実機のレビューを見ていこう。
「G TUNE P6-I9G60BK-A」実機レビュー
今回はマウスコンピューターさんからこちらのPCをお借りする機会を頂いたので、実際に触ったレビューをまとめていく。
開封~サイズ感、初期設定まで

こちら開くと本体、ACアダプタ、電源ケーブル、サポートマニュアル、構成記載用紙、ファーストステップガイドが添付されていた。
とくにサポートマニュアルはしっかりとしており、分からないことがあってもすぐに対応できるようになっている上、サポートダイヤルまで記されている。海外メーカーにはないサポート対応と言えるだろう。

ファーストステップガイドを見れば初期設定までつまずくことは無いだろう。

16インチのため、普通の15.6インチのフルHDノートPCよりも高さが若干感じられる。4:3の昔のノートPCに少し近いフォルムと言えるだろう。

ACアダプタは大きさ、重量共に「The ゲーミングノート用のACアダプタ」といった感じ。かなり大きくて熱を持つ上にPCとACアダプタを繋いでいるケーブルがそこまで長くないため、置き場所には気をつけよう。



こちらがそれぞれの端子となっている。少しPC自体に厚みがあるため、背面にも端子が付いているのが面白いポイント。
背面にはUSB-C端子の他、映像出力や電源端子が付いている。
更にコアゲーマーにとって死活問題の有線LAN端子も搭載されているので、一瞬のラグやカクつきを気にする方はこちらも活用しよう。

キーボードはゲーミングPCらしくライティング。もちろん発光のONOFFは出来るし、発光の仕方を制御も出来るため、自分好みの使い方がしやすいと言えるだろう。

こちらが初期設定の様子。通常のWindows搭載機と変わらず画面のガイダンスに従ってセットアップを進めていくだけのため、初心者でも迷いにくい。
ただし、昨今のWindowsのセットアップには初回で必ずマイクロソフトアカウントが必要になるため、作成用のメールアドレスなどは用意しておくと楽だろう。

無事に完了し、デスクトップへ。
こういったBTOのPCは最初ゴミ箱のみのものが多いが、ゲーミングPCということもありXBOXGAMEPASSの案内やSteamがプリインストールされているといった、ゲームをプレイするためのちょっとした手間を軽減する工夫がなされているのは地味に嬉しい。
また、PC本体の機能を解説したハードウェアマニュアルとWindows11を使用するうえで簡単なトラブルシューティングが備わったユーザーガイドもデスクトップにショートカットが置かれているため、操作に不安がある方は一読しておくと良いだろう。

また、マカフィーの60日無料体験版もプリインストールされている。
Windows11自体のセキュリティが高いためそこまで気になることは少なそうだが、万全を期したい人はこちらもチェックしておこう。

なお、持ち運ぶとこんな感じ。約2.3kgということもあって結構な重量を感じた。
家の中を持ち運ぶ程度なら問題無さそうだが、あちこち持ち運んで公共の交通機関などで使用するのは少し難しいかもしれない。
実際にゲームを動かしてみた!

今回はDLCが追加されてますますの盛り上がりを見せている大人気アクション「モンスターハンターワイルズ」のベンチマークと、次世代のeスポーツ向けFPS「デルタフォース」を実際にプレイしてみた。


まずはモンハンワイルズだが、こちらがベンチマークの結果だ。
見ていただくと分かる通り、高画質設定でも平均フレームレートが60fpsを大きく超えており、プレイに支障は無い。
しかし、大型モンスターの縄張り争いなど、著しく処理が重い場所では一時的に60fpsを割り込んでいる場面も散見された。
常時安定したプレイを求めるのであれば画質は中程度でプレイすることを推奨する。
次にデルタフォースのプレイだが、こちらも全く処理落ちすること無くプレイが出来ている。
最大64人同時プレイも発生する今作だが、ディテールも含めてしっかりとプレイすることが出来た。
最新のFPSゲームも問題なくプレイできるというのは大きなポイントと言えるだろう。
ムービーもキレイに動かせている。カクつきなども無いため、没入感を味わうことが出来るだろう。
RTX4060ということもあり、もう少し苦戦すると予想していたが思った以上にCPUによる恩恵は大きいようだ。
まとめ:この価格帯で最上位のCPUを味わえる高コスパゲーミングノート
今回は最上位クラスのCPUを搭載したマウスコンピューターの良コスパモデル「G TUNE P6-I9G60BK-A」をご紹介した。
何よりこの価格帯でCorei9のPCを使用できるというのが最大のメリット。
CPUが良いとゲームだけでなくブラウジングや軽作業なども楽々行うことが出来るため、総じてパフォーマンスが上がると言うことが出来る。
皆さんもこれを機に是非ともこちらのPCに触れてみて欲しい。
mouse G-TUNE I9G60BK-A

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