シリーズ最高峰の美麗な戦闘アニメーションが楽しめる。
従来のシリーズと同様、マップ上にユニットを出撃させ、それを自由に動かして敵と戦っていく。
バトル時には、シリーズお馴染みのフルアニメーションによる美麗な戦闘シーンが楽しめるぞ。
ダイナミックなカメラワークも注目のポイントだ。
マキシマムブレイクと呼ばれる特殊スキルの存在が明らかに。ツインユニット2組(計4機)が攻撃することで1回の戦闘で必殺技を4使用することができる強力な技だ。
特殊スキル"MB発動"を習得
マキシマムブレイクに参加するパイロットのカットイン
舞台は「新西暦」と呼ばれる異星人や異形の存在が常識化した時代。
2つの隕石の落下で文明が停滞し、侵略者たちによって地球人類は数々の脅威にさらされていた。
緩やかに絶望へと向かう中、それを阻止すべく鋼の巨人たちが立ち上がる。
キャラクター設定など細かく作り込まれているぞ。
グランディードに乗る少年「トーヤ・シウン」。
突如トーヤの元に現れた少女「カティア・グリニャール」。
ガディソード軍の一員「ジーク・アルトリート」。ロボットの操縦は高い技量を持つ。
フューリア聖騎士団の女性騎士「フー=ルー・ムールー」。戦場を楽しむ戦闘狂な一面を持っている。
初期主人公機のうちの1機「グランティード」。トーヤ・シウンがパイロットを務める。
遠距離戦タイプの「ソウルセイバーGG」。
ジーク・アルトリートがパイロットを務める機体「レオニシス・ハーガ」。
フューリア騎士団の隊長格が乗る機体「ラフトクランズ」のフー=ルー機。
スパロボシリーズの中でも、ガンダムやマジンガーZなどの人気作品が参戦せず、オリジナルキャラ・ロボットのみでストーリーが進んでいくタイプのタイトル。しかしオリジナルのキャラ・ロボットのバリエーションも豊富で、しっかり楽しめるボリュームになっている。
ビギナー向けのモードや、過去のストーリーを振り返ることができるアーカイブ機能が搭載されてはいるが、他タイトルと比べゲーム進行の難易度はやや高い印象なので、初心者よりはスパロボ常連者向け。
グリングリンうごく抜群の戦闘シーン演出や、OGシリーズ特有のウェポンセレクトシステムも健在。スパロボ、特にOGシリーズ大好きっ子であればどっぷり惹き込まれて楽しめる作品。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 3点
ゲーム性 4点
「アニメで大好きだったあのロボットがでるゲーム」という理由でスパロボにふれるプレイヤーも少なくないと思うが、OGシリーズはオリジナルキャラのみで創られる作品のため、初めてスパロボに触れる方にはストーリー背景含めやや複雑かもしれない。
部隊編成、機体・武器の改造、精神コマンドの使い所、パイロットに覚えさせるスキルのチョイスなどの自由度が高いので、優先的に強化すべき機体やパイロットの選択を誤るとゲームの進行がややし難くなる。
バトルのサブミッションではシビア目な「指定ターン数でのクリア」が条件のものも多いので、ターン制ストラテジーに慣れたプレイヤー向けの一作。
コンテンツ量 3点
自由度 3点
ソーシャリティ 2点
BGM 3点
グラフィック 3点
感情移入 3点
敷居の低さ 3点
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズをプレイしたユーザーのレビュー。