ミラティブ(Mirrativ)におけるPC配信の仕方について解説しています。PCで配信したいけどやり方が分からない方はぜひ参考にしてください!
目次
そもそもPC配信とは
Windows、MacのPCで配信すること
ミラティブではWindows、MacのPCを使って配信することができる。PC配信をするためにはツイッターもしくはGoogle連携が必須なので事前にしておこう。
OBS studioの使用を推奨している
PCで配信するためには別途で配信ソフトが必要になり、公式はOBS studioの使用を推奨している。OBSは無料でダウンロードできるためPC配信をする際はダウンロードしておこう。
スマホアプリ以外のゲームも配信可能
PCで配信する場合はスマホアプリ以外にもSteamで購入したゲームやフリーゲームなども配信できる。アプリ以外のPCゲームを配信したい場合はPCから配信しよう。
Point! | キャプチャーボードを持っている方はPS4やSwitch等のゲームも配信可能です。 |
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PC配信でもミッションは達成可能
デイリーミッションやウィークリーミッションはPC配信でも達成可能。ただし報酬の受け取りはアプリで行う必要があるので、配信後にアプリから受け取ろう。
必要に応じてマイクやカメラを用意しよう
PCに内蔵されている場合は必要ないが、内蔵されていない場合は別途でマイクを用意しよう。また顔を画面に写して配信したい場合はカメラも必要になる。
推奨環境について
ミラティブではPCの推奨環境が公式より提示されている。配信前に自分のPCの機種やOSを確認しておこう。配信するゲームにもよるが、ゲーミングPCなどの高スペックなPCでなくても配信できる。
PC機種 | OSバージョン | 推奨ブラウザ |
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Windows | Wimdows 7以上 | Google Chrome Microsoft Edge |
Mac | 10.10(Yosemite)以上 | Safari Google Chrome |
PCで配信を視聴することも可能
配信を大画面で視聴できる
スマホアプリではなくPCサイトで配信を視聴することで、より大きな画面で配信を楽しむことができる。PCに何かをインストールする必要はないので、手軽に配信を見られる。
PCやスマホブラウザで配信/視聴時にできないこと
- コラボ配信
- ライブゲームで遊ぶ
- 配信者へギフトを贈る
- ギフトポイントの確認
- 配信の検索
Point! | これらの機能を利用したい場合はスマホアプリを利用しましょう。 |
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配信の検索はできない
PCやスマホのブラウザでは検索ができない。スマホアプリには検索機能が付いているので、特定の配信を見たい時はスマホから視聴しよう。
事前に準備しておくもの
OBS studio
「OBS」で検索するとOBS studioのダウンロードページが出てくるので、そこからダウンロードしよう。
ミラーリング用ソフト
スマホアプリの配信に使う
PCでスマホアプリを配信する場合はスマホ画面をPCに映す必要がある。特にこだわりがなければ、ミラティブ公式の「配信の仕方」で紹介されているLonely Screen(Macの場合はQuickTime Player)というソフトでOKだ。
Point! | スマホ画面をPC画面に映すことが目的なので、同じようなソフトであれば上記以外のものでもOKです。 |
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同一のWi-Fiに接続しよう
Lonely Screenを使用する場合は、配信を行うPCとスマホを同一のWi-Fiに接続するようにしよう。
コメント読み上げソフト
これは必須ではないがPC配信でコメントを読み上げてほしい場合は、読み上げソフトを前もってインストールしておこう。
Point! | 無料でインストールできる読み上げソフトも多くあるので、「読み上げソフト」などで検索して探しましょう。 |
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PC配信の手順まとめ
- PCでミラティブサイトを開く
- 「X(旧Twitter)またはGoogleと連携して配信する」を選択
- マイページで「配信する」を選択
- サムネやタイトルを設定する
- ガイドに従いOBS studioの設定をする
- OBS上でソースを設定する
- 「配信開始」を選択して配信スタート
- 終わるときは「配信終了」を選択
1.PCでミラティブサイトを開く
「ミラティブ」で検索しよう
「ミラティブ」で検索するとミラティブのサイトが検索結果に表示されるので、そこからミラティブサイトを開こう。
2.XまたはGoogle連携して配信するを選択
ログインは必須
ミラティブのWEBサイトを開いたら、画面右上にある「X(旧Twitter)」または「Google」のログインをクリックしよう。PC配信をするにはログインが必須なので、アカウントがない人は作成しておこう。
X(旧Twitter)連携の方法はこちらで確認!Point! | XまたはGoogleと連携しているアカウントがない場合はPCで配信できません。先にアプリの方から配信をしたいアカウントに連携をしておきましょう。 |
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3.マイページで「配信する」を選択
自動的にマイページに遷移するので、画面右上の方にある「配信する」を選択しよう。
4.サムネやタイトルを設定する
サムネイルやタイトル、配信するアプリ等を設定する画面に移動するので自由に設定しよう。サムネイルや配信アプリ選択は任意だが、タイトルは必須項目なので必ず埋めよう。
5.ガイドに従いOBS studioの設定をする
配信の画質や音質を設定する
下にスクロールしていくとOBSの設定方法が解説されているので、確認しつつ設定を進めていこう。ビットレート・FPS・解像度が推奨値と大きく異なる場合、自動的に配信が切れることがあるので注意しよう。
OBS設定の推奨値 | |
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解像度 | 360p~720p程度(数字が大きいほど高画質) |
配信ビットレート | 500~1000 Kbps |
キーフレーム間隔 | 2 |
プロファイル | baseline (Bフレームを使用しない) |
音声ビットレート | 64(全て) |
FPS | 30 |
OBSの設定方法を解説(Windows)
Macの場合は、公式のガイドを見て配信開始まで進めて問題ない。ここではWindowsの場合の設定を解説していく。
1.ファイルから設定を開く
OBSを開いたら、まずファイルや左下から設定を開こう。
2.ビットレート、キーフレーム間隔、プロファイルを設定する
設定を開いたら出力を選択し、ビットレート、キーフレーム間隔、プロファイルをミラティブの推奨値に合わせて設定する。
OBS設定の推奨値 | |
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配信ビットレート | 500~1000 Kbps |
キーフレーム間隔 | 2 |
プロファイル | baseline (Bフレームを使用しない) |
3.音声ビットレートを設定する
出力内でタブを音声に切り替え、音声ビットレートを64に設定しよう。
4.解像度とFPSを設定する
出力から映像に切り替え、解像度とFPSを設定する。FPSは30、解像度は360p(640×360)から720p(1280×720)の中で設定しよう。
5.URLとキーをコピペして設定完了
ミラティブサイトに表示されている「OBS用URL」と「キー」をコピーし、OBSの配信内にある「サーバー」「ストリームキー」にそれぞれペーストする。
6.OBS上でソースを設定する
ソースとは
ソースとは簡単に言ってしまえば視聴者に見せる画面のことであり、ここで設定した画面がそのまま配信に映る。ゲーム画面や画像、カメラの映像などをソースとして登録することで配信画面を自由に設定できる。
ソースの追加方法
1.ソース左下の+を選択
OBSを開いたら、ソースの左下にある「+」を選択しよう。
2.ソースの種類が表示される
+を押すとソースの選択肢が表示されるので、必要に応じて選択しよう。ここでは例としてスマホの画面を映すために「ウィンドウキャプチャ」を選択して進める。
Point! | 映したいものがPCゲームなら「ゲームキャプチャ」、スマホアプリなら「ウィンドウキャプチャ」、カメラ映像なら「映像キャプチャデバイス」というように用途に応じて使い分けましょう。 |
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3.ソースの名称を変更する
分かりやすいようにソースの名称を変更してOKを押そう。必須ではないので付けたい名前が特になければ変更せずにそのままOKを押しても構わない。
4.ウィンドウを選択する
今回はLonely Screenを使用してスマホ画面を映しているので、ウィンドウから「Lonely Screen」を選択してOKを押そう。これで放送にスマホの画面を映すことができる。
7.「配信開始」を選択して配信スタート
OBSの配信開始を選択
OBSの設定が全て完了したら、OBSの画面上にある「配信開始」を押そう。
ミラティブ上で配信開始を押す
OBSの方で配信を開始したら、続いてミラティブ上の「配信開始」をクリックしよう。OBSとミラティブの両方で配信開始することで放送を始めることができる。
8.終わりたいときは「配信終了」を選択
まずはミラティブ上の配信終了を選択
配信を終わりたい時はまず先にミラティブの方の「配信終了」を押そう。
次にOBSの配信終了を選択
ミラティブで配信を終了したら、続いてOBSの方でも開始時と同じように「配信終了」を押そう。両方で配信終了を押すことで配信を終える事ができる。
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