
いよいよ2025年11月6日にリリースが迫った、スマートフォン向けアクションバトルゲーム『アウトランカーズ(OUTRANKERS)』。
本作の完成披露会が、11月5日に東京・原宿にあるwith Harajuku Hallにて開催された。
▲新作スマートフォンゲーム「アウトランカーズ」プレイスルー映像【9/1〜ベータテスト開催!】
完成披露会では、本作のエグゼクティブプロデューサー・岡本吉起さんと、本作をイメージしたタイアップ曲「風に舞う戦士」を手掛けた小室哲哉さん、楽曲を担当する3人組ユニットOVAL SISTEMさんが登場。
名曲「恋しさと せつなさと 心強さと」の誕生秘話や、「風に舞う戦士」の本作とOVAL SISTEMのコラボMVの初披露など、熱気に満ちたイベントの様子をレポートする。
目次
斬新な3チームによる三つ巴バトルアクション
完成披露会は、株式会社baobab game studiosの美根俊一さんによる本作のプレゼンテーションからスタート。

本作は、プレイヤーと2人のAIキャラクターでチームを組み、3チームが三つ巴で入り混じる斬新なバトルアクションとなっている。3分33秒の制限時間の中で、最も多く「エルピス」という素材を集めたチームが勝利となる。
ゲームデザインにおいては、対戦ゲームをより深く分析し、負けたときの悔しみをなるべく緩和するようにしているとのこと。そのため、3チームによるバトルや、直接の戦闘を避けられる“奪い合い”というシステムを採用しているとのことだ。

岡本吉起さん、船水紀孝さん、西谷亮さん、下村陽子さん、風間雷太さんと、本作の開発には多くのレジェンドクリエイターが関わっていることもあらためて紹介された。
また、本作にキャラガチャが無いことやシーズン制でサービスが運用されること、シーズンごとにステージやキャラクターが追加されることなどを紹介。



さらに、CBT時に要望の多かったプレイヤー9人による3 vs 3 vs 3のバトル「9ランカーズ」の将来的な実装予定についても発表された。

岡本さんと小室さんが語る、30年越しの再会と名曲の誕生秘話
続いて、岡本吉起さんと小室哲哉さん、そして株式会社でらゲー 宣伝プロデューサーの河本清祥さんが登壇し、トークセッションが行われた。
岡本さんと小室さんがタッグを組むのは、1994年に公開された映画 「ストリートファイターⅡ MOVIE」以来とのこと。まさに、ゲーム業界と音楽業界のレジェンドの交差点と言える。

話題は、映画の挿入歌であり200万枚以上のCDを売り上げた名曲 「恋しさと せつなさと 心強さと」の誕生秘話に。
小室さんが最初に提出したのはバラードだったそうだが、岡本さんが映画の雰囲気と合わないことからボツにした。当時、小室さんがどれほど偉大だったかを知らなかったという岡本さんのエピソードに、会場は笑いに包まれた。
岡本さんの「音が入って、すぐバーっとサビが来るような、盛り上がるような感じ」という指示を受けて制作された2曲目はバッチリだったそう。岡本さんは「あのときボツにして良かった」と振り返っていた。

小室さんも「僕の音楽人生の中でも結構記憶に残る」「熱量はやっぱり感じた」「一番大事な曲が3日、4日ぐらいでできた」と、当時を振り返っていた。
本作をイメージしたタイアップ曲「風に舞う戦士」には、 「恋しさと〜」のDNAが受け継がれているとのこと。当時のテープなども引っ張ってきて、データに移植したことを明かした。
小室さんは「どこかで90年代の感じの雰囲気を出したいが、古い感じになっちゃってると思われたくない」と語り、「そのさじ加減に、一番苦労したかもしれない」と、バランスを取る難しさに言及していた。
OVAL SISTEM登場!MV初公開&レコーディング秘話を公開
タイアップ曲を担当する、OVAL SISTEM(住田愛子さん、mochilucaさん、iBerryさん)が登場。現在、JR山手線沿線で全30公演を行うツアーを開催中だ。

▲(左から)mochilucaさん、住田愛子さん、iBerryさん
本作のタイアップの話が来たときの心境を質問されたmochilucaさんは、「タイアップ曲を持つということが目標の1つだったので、今回その夢が叶って本当に嬉しい」と述べた。
普段のゲームプレイについて問われたiBerryさんは、「ゲーム実況を見るのがすごく好き」「「ストリートファイター」シリーズも見ていて、特に『ストリートファイターⅡ』が好き」と語り、これには岡本氏も嬉しそうな表情を見せていた。
レコーディングで印象深かったことを尋ねられた住田愛子さんは、「英語の発音が苦手だったので、小室さんに英語の授業をしてもらったこと」を挙げた。

ここで、「風に舞う戦士」のアウトランカーズとOVAL SISTEMのコラボMVが初公開。
小室さんらしさが光る、懐かしくも新しい雰囲気のサウンドに、OVAL SISTEMの力強い歌声と演奏が融合。ゲーム映像と合わせた、見応えのあるMVとなっていた。
▲アウトランカーズ×OVAL SISTEM:コラボMV「風に舞う戦士」
小室さんは、歌詞の「そして切ない 力強さがいい」の部分に触れ、これは「「恋しさと〜」のオマージュ」と語っていた。
住田愛子さんは「『アウトランカーズ』と共に、私たちの「風に舞う戦士」という楽曲も一緒に愛していただけるような、そんな楽曲にしていきたい」と語った。
クリエイター魂のこもった本作のプロモーション戦略
最後に、河本さんから本作のプロモーションについて紹介があった。
本作は誰でも遊べるゲームでもあり、誰にでも楽しんでいただきたいゲームでありつつも、対戦ゲームとして遊び込める作り込みも両立されているとのことだ。

まずは本作をちゃんと知ってもらうところを丁寧に進めているそう。
小室さんとOVAL SISTEMさんによるタイアップ曲やコラボMV以外にも、ストリーマーのゆふなさん、takeraさん、女優/モデルのアンジェラ芽衣さんによる本作の特番をYoutubeにアップしていくとのこと。

また、東京エリアや中京エリアなどで、駅構内の広告やデジタルサイネージなども展開予定だ。

プレイヤーの熱量を上げていく施策として、岡本さんをはじめとしたクリエイター陣とMC/キャスターのOooDaさんによる本作の制作秘話を語る番組をポッドキャストにて公開予定。

また、Pixivにてイラストコンテストも開催予定。賞金総額は100万円とのことだ。

河本さんは、最後に「対戦ゲームのルールを作ったとも言えるような方々が、今の時代に対戦ゲームを作るとどうなるか?みたいなことであったりとか、それが今の時代の人にフィットするためにはどうすればいいか?みたいなことを非常に考えられているゲーム」であり、「クリエイター魂のこもったゲーム」だと強調。

「みなさんの3分を、1日1回でも構わないので、このゲームにちょっと預けていただいて、新しいゲームの仕組みとしての楽しみをいっぱい体験していただき、面白いよっていうことを多くの人に伝えていただけるとものすごく嬉しい」とメッセージを送り、完成披露会は閉幕した。
『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』とは?

『OUTRANKERS(アウトランカーズ)』は、でらゲーが贈るスマートフォン向けアクションバトルゲーム。
3人 vs 3人 vs 3人の計9人が同時に戦う、奪い合いアクションバトルとなっており、シンプルながら奥深いルール設計と、オート機能による初心者アシストによって、幅広い層が楽しめる対戦体験を実現している。
本作は、ゲームプロデューサー・岡本吉起さんの立ち上げた「カミツクプロジェクト」から正式発表された作品で、船水紀孝さん・西谷亮さん・下村陽子さん・風間雷太さんといった豪華クリエイター陣が携わっている。
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