Pocket Legend
気付けばプレイに没頭してしまう!運と戦略とパズル要素が絶妙な“面白さ”を生む『Pocket Legend』【PR】
2024年11月現在、Steamなどでデモ版が配信されている、Shading Boxが手掛けるストラテジーゲーム『Pocket Legend』。
本作は、カード化された異なる能力を持つ伝説の武器や道具などをインベントリに配置し、敵と戦っていくターン制ストラテジー作品。
“インベントリローグライグデッキビルディング”を謳う本作の肝は、なんといってもインベントリ管理にある。
一般的なTCGなどのデッキビルディングゲームとは異なり、デッキから引いた武器や道具などのカードは、インベントリに配置することで初めて使用可能となる。
強力な武器や道具であるほど広いスロット(空きスペース)が必要、配置する場所によって発揮する効果が変化するなど、戦闘中のインベントリ管理が非常に楽しい。それらを加味して、デッキ構築&運用するという斬新な駆け引きとバトルが味わえる。
ストラテジー作品が好きな本ライターが実際プレイしてみたところ、運と戦略、育成、パズル要素など全体的なバランスが秀逸で、気付けば時間が過ぎ去っていたほど没頭してしまった。
本記事では、その興奮をもとにオススメポイントを紹介していこう。
※本記事はShading Boxの提供によりお届けしています。
Pocket Legend
伝説の武具を集めて目指すはステージ完全攻略!
まずは作品の全体的な流れを紹介していこう。本作では、プレイヤーが異世界から勇者となり、武器や防具に魂が宿っている世界「ルメンシア」を舞台に、世界の支配を企む敵勢力を倒していくことになる。
最終目標は全7ステージの完全攻略。ジャンルにある“ローグライク”の名の通り、各ステージの構成や位置が毎回ランダムで生成され、何度も挑戦していくのが特徴だ。
メインとなる敵との戦闘以外にも、新たな武器や防具などの「カード」や永続的な特殊効果を持つ「遺物」の獲得イベント、それらの強化イベント、商店、焚き火(休息ポイント)などが存在し、どこへ進むかはプレイヤー次第となっている。
ステージを攻略するごとに手持ちのカードが充実していくので、その取捨選択、いわゆるデッキビルディングもプレイヤーの腕の見せどころ。シナジー効果を発揮するものも多く、コンボや相性を考慮しながら進めるのがポイントのひとつとなっている。
また、進行していくと、邪魔なアイテムが強制的に手に入る代わりに手持ちのカードを最大強化するなど、大きな見返りを得る代わりにリスクがある選択肢も多く、いかにして最大限の得をするか、損害を最小限にするかを考えながら進めるのが非常に楽しい。
運の要素も絶妙で、上手く立ち回れたときの達成感はかなりのもの。なおかつ、ゲーム自体は色々と試行錯誤しながら進めるものの戦闘自体はサクサクと進行するので、気軽に何度も遊びたくなるゲーム性となっている。
インベントリ管理こそ勝利の鍵!斬新な戦略性を含んだバトルにハマる
ここからは最も注目してほしいバトルについて紹介していく。
本作では、武器、防具、スキル、帰属、妨害という5種類のカードを組み合わせてデッキを作り、戦闘に挑むことになる。
バトルが始まると、デッキからカードを数枚引き、それらを手札とする。一般的なカードバトルは、カードを出した時点で効果を発揮するが、本作はインベントリに配置することで初めて使用可能となる。
インベントリのスロット(空きスペース)には上限があり、何をどう配置するかはプレイヤー次第。なお、インベントリの入れ替えはターンごとにでき、随時入れ替えながら戦うのがポイントとなる。
面白くも悩ましいのが、各カードの配置に必要なスロットの形。
例えば短剣「カルンウェナン」は2スロットしか使用しないため、非常に使いやすいが与ダメージは少なめ。対して弓「ブラフマーストラ」は大ダメージを狙えるが、3×3の9スロットを必要とするため、運用しづらさがある。
ほかにも凸型のスロットを要するアイテムなどもあり、いかに無駄なくインベントリを活用するかがバトルの勝敗を左右する。
なお、邪魔系アイテムなどの一部を除き、インベントリ内ではアイテムの移動や回転は自由。アイテム同士を上手く組み合わせてスペースを無駄なく活用する、このパズル要素も戦闘の面白さを引き上げている。
ここまで主に武器について紹介してきたが、防具やスキルなどもカードも非常に重要となる。
戦闘時、プレイヤーの防御力は固定ではなく、ターン毎にインベントリ内で使用した防具やアイテムなどの防御値が、そのまま防御力となる。
例えば盾「ドゥバン」を使用すれば、そのターンは防御2を獲得。敵の攻撃値が4であれば、攻撃4-防御2で2ダメージを受けるという具合だ。
つまり、戦闘時に攻撃全振りにすると敵から大ダメージを受けてゲームオーバー……という結果になってしまう。この攻撃・防御の押し引きが非常にシビアで面白く、1ターンごとに戦略を練っていくのがたまらない。
そのほか、武器・防具にバフを与えるスキルがあったり、隣接するものや空きスロットの状況によって能力が変わるものがあったりと、カードの種類は実に種々様々。
手持ちのカード同士のシナジー効果も勝敗を大きく左右するので、それらを思考の末に思いつき、試していくという手探り感も良い。
このように、本作は最善の手を尽くしてどんどん強くなる「ローグライクデッキビルディング」と、配置する位置が鍵を握る「インベントリ戦略バトル」の組み合わせが斬新な内容となっている。
現在無料配信中のデモ版でも、その面白さを十二分に味わえるので、ぜひ一度プレイしてほしい。
『Pocket Legend』STEAMはこちらインベントリを使用できる異世界からの勇者たち
プレイ開始時、プレイヤーは主人公となるキャラクターを選択可能。デモ版では高校生コスプレイヤー「ブリッツ」のみ使用できるが、今後のアップデートで歴史学者「スタック」も追加されるようだ。
さらに製品版では総勢4人のプレイアブルキャラクターの実装が予定されており、それぞれ異なる特徴があるとのこと。こちらも期待して待とう。
ブリッツ
地球からルメンシアに召喚された高校生。コスプレイベントで剣をふりかざしていたら興味を覚え、剣術を真剣に学ぼうか悩んでいる。
スタック
地球からルメンシアに召喚された歴史学者。世界中の神話や伝説について知っている。なお、こちらはのキャラクターは今後のアップデートで実装予定。
王道ファンタジーな世界観を形成する美麗なビジュアルにも注目
舞台となる「ルメンシア」は、人と魂が宿る武器・防具たちが共存する世界。
その世界観を表現するアイテム、敵、背景などのビジュアルにも非常に力が入れられている。
特に敵勢力である「タネブラ」は、単純なモンスターではなく、いわば闇落ちした武具たちであり、それぞれ特徴的な姿をしている。
戦闘中はLive2D表現で、激しいエフェクトと共にバトルを盛り上げてくれるので、そちらも要注目だ。
Pocket Legend
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今回はデモ版『Pocket Legend』を紹介したが、いかがだったろうか。
今ある戦力でどれだけ効率的に戦うか。そんなTCGや戦略系ゲームなどの根幹にある醍醐味と、ローグライク作品ならではのほどよいランダム性のバランスが絶妙で、1ターンごとの戦闘が非常に楽しい本作。
自分でコンボを考えつき、それが上手く回ったときの快感はたまらない。じっくり戦略を練るのが好きな方は、ぜひこの面白さを体感してみてほしい。
先述通り、現在本作はsteamでデモ版を配信している。ウィッシュリストに登録して、作品の本リリースを待とう!
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