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インディーゲーム開発者のAlex Grade氏が発売したPC対応ゲーム『Dollmare』は、人形工場で働き怖い思いをするホラーゲームです。
主人公は家賃を払うため、人形工場で働くことになります。簡単にお金を稼げると思いきや、工場の中は暗くて殺風景であり、人の気配もありません。そもそも前の従業員はどうなったのか、なぜ所長が姿を現さないのか。謎が深まるばかりのなか、奇妙なプロトコル（ルールや手順書）に従い、仕事を黙々とこなしていきます。
プレイヤーのお仕事は、一つには人形に欠陥や異常がないかを検査することです。次々と人形が送り出され、体のどこかが欠損しているもの、突然しゃべりだすもの、ひとりでに動くものなど、不良品の枠に収まらない様々な人形が現れます。また、製造施設のメンテも業務内容のうちです。
インディゲーム100選！
Dollmare
謎解きばかりしていると家賃が払えなくなります
さらに工場内を探索すると、誰かが残していったと思しきメモや、板で打ち付けられた扉、段ボールが山積みされた部屋など、怪しすぎる謎だらけです。そうして主人公は、場に隠された秘密を解き明かしていくことになります。
本作の軸はあくまで「お仕事ゲーム」にあります。謎解きに心をとらわれ過ぎて仕事がおろそかになると、お給料も少なくなり、家賃が払えないという現実的な恐怖が待っています。
ホラーとはいえモンスターが襲ってくることはなく、戦うこともありません。あくまで工場が不気味だ、何かが起こりそう、誰かが見ている……という感じがじわじわ迫るというものです。なにしろ開発者は、他のホラーゲームが怖すぎるために本作を作ったというのですから、その点は安心(?)です。
Dollmare
プレイの度に少しずつ異なる体験、何回も遊べる
またゲーム内に登場する人形や起こるイベントはランダムに変わるため、プレイするたび少しずつ違った体験が味わえます。また、複数の結末があるマルチエンディングでもあり、両方の運命を見届けるためにも繰り返しプレイしたいところです。
日本語には非対応ですが、使われている英語は難しくなく、手元に翻訳アプリがあれば困ることはないでしょう。
発売日など基本情報
今後発売の注目作をピックアップ！
真・三國無双 ORIGINS
8,580円(税込) ２
/PC/Switch
FAIRY TAIL2
7,800円(税抜) ３
/PC/Xbox
テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター
5,900円(税抜)
