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大塚角満のゲーム漫遊記 第65回「また、どこかで!」

大塚角満のゲーム漫遊記 第65回「また、どこかで!」

最終更新 :

読者の皆様いつもありがとうございます!角満のゲーム漫遊記、第65回にして最終回!今回はこれまで本コラムで取り上げてきた珠玉の大塚角満セレクションのゲームたちを振り返ります!1年以上にわたる長期連載、楽しんでいただけましたでしょうか!?また会う日までさようならっ。

ゲーム漫遊記65回目最終回のアイキャッチ

今回で連載終了です!

“攻略やデータが中心のGameWithにおいて、読み物のゲームコラムを連載する”

という、見方によっては異端な、そしてどっからどう見てもチャレンジャブルな連載を始めてから、早1年数ヵ月の月日が流れた。

毎週1本、書き手の俺が独断と偏見で選んだゲームソフトを好き勝手に紹介する……という、ぶっちゃけよくある切り口の連載だったわけだが、本当に自由な裁量でやらせてもらったので、ときには読者の皆様におかれましては、

「このゲームは……なんだ??」

と、驚きと戸惑いを感じた回もあったんじゃないかなと想像する。

さて、なんでこんな書き出しになっているのかと言うと、長く続いたこの連載“大塚角満のゲーム漫遊記”がここでの役割を終え、今回を持って“大団円”となるからだ。

思い出すなぁ……。この連載の1回目。

ゲーム漫遊記を綴るうえでの決意表明として、

“ゲームという切り口だったらなんでもいい! 人狼だろうがリアル脱出ゲームだろうが、好きに書いてオッケー!!”

なんてブチ上げたんだけどさ……。

終わってみたらけっきょく、99%以上テレビゲームのことばかりを綴っていたわ(苦笑)。

また、GameWithの担当者からは、

「だいたい、1500文字くらいのコラムで大丈夫です!」

と言われていたのに、これまた気が付けば毎回毎回、3000文字以上の長文を書いてしまっていたっけ……w どんだけ自分をコントロールできてないんだ俺は……。

まあ、そんなこんながありつつも1年半にわたって連載を続けてこられたのは、GameWithの皆さんのご協力はもちろん、読んでくださっていた読者の皆様のおかげであります。

改めまして、御礼申し上げます。

長い間、本当にありがとうございました!

さて今回は最後となるので、ここまで綴ってきた64本のコラムの中から、作者の俺自身が印象に残っている回をいくつかピックアップしたいと思う。

まずは、連載4回目の『初音ミク Project DIVA MEGA39's』の回。

初音ミク ProjectDivaの画像

年齢を重ねるごとに動体視力や反射神経が著しく低下し、素早い操作が必要なシューティングゲームやリズムゲームを避けるようになってしまった老境のゲームエッセイストが、同僚が激ハマりしていた『初音ミク Project DIVA MEGA39's』に触ってしまい……という内容。

加齢の悲哀と、それでも新たなジャンルに打って出たジャーナリストの矜持が浮き出た会心のコラムとなっております(苦笑)。ぜひ皆さん、ご一読を!

つぎは……『ファイナルファンタジーVII リメイク』について書いた、第14回かな!

ファイナルファンタジーVII リメイクの画像

“『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、ゲームの枠を超えたインタラクティブ映画である”

が結論のコラムなんだけど、書いているときも、

「俺……映画のレビューを書いているんだっけ??w」

なんていう“うれしい戸惑い”に見舞われたことをよく覚えているわ。

第18回で扱った『The Last of Us Part II』も思い出深いなーーー!

The Last of Us Part IIの画像

いまだプレイした人のあいだで議論百出の激論が交わされている問題作で、俺自身も、

「こ、これは……どうなんだ!?」

と、大いに憤ったり戸惑ったり感動したりした作品。ゲームを遊んでこれほど心が揺れ動いたことって……あんま記憶にないな。

なので、コラムで取り上げるかどうかも迷ったんだけど、いま読み返してみて、

「やっぱり、書いておいてよかったな」

と感じております。

作品のクオリティーがあまりにも凄まじく、たまらず2週連続でコラムを書いてしまったのが『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』だ。

ゴーストオブツシマの画像

“海外のゲームメーカーが作った、日本が舞台のオープンワールドアクション”

という情報てんこ盛りの作品だが、グラフィック、ストーリー、演出、システム、プレイ感覚……などなど、ゲームを構成するあらゆる要素において“2020年の最高傑作”と断言できる至高の作品である。

プレイステーション5が発売される直前に放たれた、プレイステーション4用ソフトの集大成。このゲームについて語るには、コラム2回でも少なすぎたくらいだなw

いまだ遊んでいる『原神』について書いた第32回目のコラムも忘れられない。

原神の画像

フォトリアリティーを極めた『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』とは対照的な、高品質アニメをそのまま操作しているかのような映像とプレイ感覚。

「このゲームを、基本無料で遊べんの!?」

との驚きは、サービスインから半年以上が経過したいまも続いているw

そして、最後にピックアップするのは……やっぱり『ウマ娘 プリティーダービー』について書いた第54回目だな!!!

ウマ娘の画像

サービスが始まるやとてつもない勢いでユーザーを増やし、一気にゲームアプリの頂点に立ってしまった奇跡のような作品。

そのスピード、切れ味はまさに、往年のサイレンススズカを髣髴とさせるものがあった!!

でも、超競馬マニアでもあった俺は、大好きな名馬を擬人化したという設定に最初は懐疑的で、

「けっきょく、美少女系のゲームなんでしょ?」

と、眉にツバを付けまくりながら触ってみたんだけど……!!

ゲームそのもののクオリティーがとんでもなく高く、しかも史実と絶妙に絡めたシナリオも秀逸で、一瞬で虜になってのめり込んでしまったんだよね……w

その勢いがコラムにも反映されていると思うので、『ウマ娘』をプレイされている方はぜひ読んでみてください!!

というわけで、こういう思い出話はいくらでも書けてしまうので、このへんでスッパリと筆を置かせてもらおう。

1年半、本当にありがとうございました!

また、ゲームのどこかでお会いしましょう!

角満さんの画像
大塚角満
(おおつかかどまん)
20年以上にわたりファミ通で記者、編集長などを務めつつ、自ら著者としてゲームプレイ日記の単行本、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズなどを上梓。ベストセラーとなる。2019年より独立し、パズドラのストーリーダンジョンのシナリオ担当を務めるなど、活動の幅を広げている。

これまでのコラムは一覧でチェック!

『ゲーム漫遊記』の記事一覧

ゲーム漫遊記の「ココ」が凄かった!!(担当編)

長期にわたる連載を拝読いただいた読者の皆様ありがとうございました!そして連載を執筆していただいた角満さんの凄さを最終回なのでポイントで表現しました!
(記事担当:まいく)

縦横無尽度
★★★★★(5)
ローグライク好き!といいつつ音ゲーから『サイバーパンク2077』のようなオープンワールド、さらにゲームハードまで縦横無尽、八面六臂な大活躍。ゲームの様々な楽しさを紹介していただきました!
ユーザーフレンドリー度
★★★★★(5)
常に初心者目&おっさんゲーマー目線で、どんな人にでも伝わるユーザーフレンドリーなコラムでした!どれを読み返しても遊びたくなります。
お疲れ様でした度
★★★★★(5)
遊ぶたびにマップの形が変わり、その楽しみ方が無限大なローグライクの様に毎回何が飛び出すかわからない楽しい連載…だったはず!?激動の1年に連載を開始し、激動のままひとまず本連載は終了。お疲れ様でした!また、どこかで!

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