角満のゲー漫 第32回!今回はスマホでもPS4でもSwitchでも遊べる超大作RPG!『原神』について。プレイしてみて「今すぐ書かないとダメ」と言わしめた、その完成度の高さを語ってくれます。
総評!「ココ」が凄かった!
美しいグラフィック、考え抜かれた戦闘システム、かわいいキャラクター、今後を期待させる展開などなど、“2020年下半期の超新星”と呼ぶにふさわしいゲームかと!
バトル完成度 | ★★★★★(5) 7つの元素をうまく組み合わせることで、幅広い立ち回りが可能。各武器ごとの特色もうまく活かされていて、とにかく戦闘が楽しいです。 |
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オープンワール度 | ★★★★(4) ★4にしたのはまだまだ全貌が見えていないからで、世界を冒険している感は十分満点の出来です。今後に期待! |
グラフィック度 | ★★★★★(5) 作り込まれたアニメを見ているかのような、美麗にして精緻な映像は『原神』の見せ場のひとつ。ぜひ堪能してほしい! |
2020年下半期の超新星
史上初のオンライン開催となった東京ゲームショウ2020が終わった。開催前は、
「ウリだった会場展示や試遊がなく、番組だけの構成で……はたして大規模ゲームイベントが成り立つのだろうか!!?」
と、差し出がましくも心配していたんだけど、蓋を開けたら……一種独特な満足感があって、
「コレはコレで……アリかもな^^;」
と思ってしまったよ。
それはひとえに、国内外のメーカーが番組制作に協力し、新情報の発表やゲーム大会、著名人を呼んでのトーク、そして隠し玉的なタイトルのお披露目等々、例年のゲームショウと遜色ないコンテンツを提供したからにほかならないだろう。
それを自宅でコーヒーを飲みながら、いくつかの番組をザッピングしつつ視聴するヨロコビ……。
考えてみたら、海外のゲームイベントや発表会では定着しつつある見せ方なので、コロナ禍が収まって会場展示ができるようになっても、公式放送の充実は継続してほしいと思いましたわw
さて。
そんな東京ゲームショウ2020と、その前後に行われたハードメーカーの発表を受けて、2020年下半期以降に注力していきたいタイトルが固まってきた。
その際たるものは、9月17日に電撃発表されたカプコンのNintendo Switch用ソフト『モンスターハンターライズ』であることは間違いなく、『逆鱗日和』の作者としてここでも何か書こうかなぁと考えたんだけど……それはもうちょっと、機が熟すまで封印しておきます。
というのも……直近でインプレッションを書かねばならないタイトルがいくつも出てきてしまったから!!
とくに……今回取り上げるmiHoYoのオープンワールドアクションRPG『原神(Genshin)』に関しては、いますぐ書かないとダメだぁぁぁあああ!!
この出来のよさよ!!
すでにプレイされている人も多いと思うので詳しい説明を書くのもはばかられるのだが、ざっと『原神』について説明しよう。
『原神』は前述の通り、中国のゲームメーカーであるmiHoYoが開発・運営するオープンワールドアクションRPGで、対応ハードはプレイステーション4、iOS、Android、PCというマルチ展開。
加えてNintendo Switch版も鋭意開発中の意欲作で、基本プレイは無料となっている。オンラインのコンテンツは、どのプラットフォームのプレイヤーもいっしょに遊べるクロスプレイが可能で、さらにPC、スマホ間はプレイデータの共有ができる……という。
しかも……
広大なフィールド! 考え抜かれたアクション!! フルボイス!!! 超美麗なアニメ調のグラフィックッ!!!
と、ウリに関しては事欠かない大作中の大作になっているのであります。
俺はこのゲームがリリースされる日を、一日千秋の思いで待ち続けていた。
というのも、夏に行われていたβテストを完全にスルーしてしまい、体験者から沸き起こった、「めちゃくちゃおもろい」、「クオリティ高すぎ」、「約束された神ゲー!」なんていうインプレッションを見て、
「むつつつつつ!!!>< なんで俺は、このゲームに乗り遅れてしまったんだ!!><」
と激しく歯噛みしていたから……。なので一刻も早く本編をプレイし、この連載も含め関わっているメディアというメディアで『原神』のことを書きまくってやりたいと思っていたのである。
それほど前のめりに期待していた原神を、配信初日である9月28日から遊んでいるわけだが……!!
これがもう、楽しいのなんの!!www
まだ始めたばかりなので、キャラはぜんぜん揃っていないし、ストーリーの全貌も見えないし、バトルの立ち回りも安定しないんだけど、すでに、
「間違いなく、長く続けなきゃいけないゲームだなw」
と確信している次第。ひとりひとり、個性がキチっと際立っているキャラを手に入れ、ウリのひとつである7つの元素(炎、水、風、雷、草、氷、岩)と元素反応を組み合わせた戦略的な立ち回りができるようになってきたら……!
『原神』の楽しさは掛け算になって跳ね上がり、最終的には、
「もっと別のキャラも使ってみたい!!!」
となって、課金するような気がする^^; 運営型のゲームは基本的に無課金で遊ぶ俺にそう思わせるんだから、「『原神』、恐るべし……!」と言わざるを得ないわ。
このゲーム、期待していたのはもちろん俺だけではなく、事前登録者数は前代未聞の全世界1000万人(!)を達成したとのこと。それを記念した報酬もたくさんもらえるので、当コラムを読んで、
「ちょっと……興味が出てきたな」
という人は、迷わずプレイされることをオススメします!
(おおつかかどまん)
20年以上にわたりファミ通で記者、編集長などを務めつつ、自ら著者としてゲームプレイ日記の単行本、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズなどを上梓。ベストセラーとなる。2019年より独立し、パズドラのストーリーダンジョンのシナリオ担当を務めるなど、活動の幅を広げている。 |
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