2024年も『龍が如く』のファンミーティングが開催!今年も気合が入った内容になっているぞ!
2024年12月8日、「『龍が如く』ファンミーティング2024」が開催された。
このイベントは、『龍が如く』シリーズのファンを集め、開発者と一緒にさまざまな催しや交流を楽しむというもの。
来年は本シリーズが20周年を迎えるということもあり、このファンミーティングもなかなか気合の入ったものになっていた。さっそくレポートをお届けしよう。
神室町ならぬ歌舞伎町で自販機巡りツアー!
今回のファンミーティングは二部構成になっており、第一部ではグッズ自動販売機ツアーが実施された。
会場は東急歌舞伎町タワーの「namco TOKYO」のイベントスペース。シリーズのチーフプロデューサーである阪本寛之氏が登壇し、概要説明がはじまった。
『龍が如く』グッズの自動販売機は歌舞伎町に5台設置されており、今回のツアーは阪本氏と一緒にそれらを巡るというものだ。さらに、除幕式も実施されるという。
説明を終え、さっそくツアー開始。「真島のマジ祭り」の旗を目印に、スタッフとファンが一斉に歌舞伎町を進んでいく。
ツアーは40人程度の大所帯なので、道行く人が「いったいなんの撮影?」などと噂するような事態に。
また歌舞伎町らしく、仕事明けのホストらしき方から声をかけられるような事も発生した。
最初に訪れた自販機は「新宿バッティングセンター」に設置されたもの。なんとここでは、龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏がファンを待っていた。
そして、いざ自販機のお披露目である。そこに設置されていたのは、真島デザインの自販機。ツアーに参加しているファンが、真っ先に利用できるようになっていた。
ファンの皆さんがグッズを購入している間、横山氏と阪本氏が今回のイベントについて語ってくれた。
横山氏はいつもの“ぶっちゃけトーク”で自販機のグッズを「かなり高え」と一刀両断。
一方で、今回のツアーで通る道は「歌舞伎町の本当に危険な場所は避けた」そうで、ファンに対する優しさも見せていた。
阪本氏はツアーを先導していたこともあり、ファンの皆さんがはぐれないようになど気を使ってドキドキしたそうだ。
このあとはほかの自販機を巡り、ツアーは無事に完了となった。
一部、自販機の周りが空き缶だらけだったというアクシデントはあったものの、最後は全員で楽しく記念撮影をして第一部は終了となった。
ファンミ&ステージイベントが実施!カラオケオフ会で大盛り上がり!
第二部では、大崎にあるセガ本社でファンミーティングとステージイベントが実施された。
ファンミーティングでは、ピザーラのピザとノーベルのお菓子が振る舞われ、食事をしながら開発スタッフと楽しく会話ができた。
その後はステージイベントが実施。ここからは真島吾朗役の宇垣秀成さんがゲストとして登場し、会場は大盛り上がり。
まずは、事前に実施した真島吾朗に関するアンケートの結果発表が行われた。
最初のお題は「名台詞TOP10」。おもしろいセリフが多い真島だけあって、「イイ音 聞かせろや!」や「そこの桐生ちゃん!止まりなさい!」などがランクインしていた。
第3位は「アンタには諦めんことの重要さを教わったわ。俺も執着するで真島吾朗っちゅう男の生き方に」。
第2位は「おかげで18年もののコリが取れたわ」がランクイン。ここまでは確かに名シーンのセリフだったのだが……。
第1位は「桐生ちゃ~ん!!!」で、発表された瞬間に会場は笑いに包まれた。どの作品のどこのセリフなのかはピンと来ていないようだったが、真島という人物をよく表しているだろう。
続いては「ベストバディTOP10」が発表された。10位までのランキングに「ドス」が入っておりなかなか奇妙な結果となっていた。
こちらは第3位が「西田」、第2位が「桐生一馬」、そして第1位は「冴島大河」と納得の順位だったのだが、サプライズが用意されていた。
なんと、ここで冴島大河役の小山力也さんが登場。一緒にステージを盛り上げてくれることになった。
宇垣さんと小山さんは仲が良いようで、今回のイベントはこのふたりのイチャイチャっぷりを眺めるような会でもあったと言えよう。
続いては「名場面TOP10」が発表。こちらもファンの思い入れが感じられるランキングとなっていた。
第3位は『龍が如く5 夢、叶えし者』の「焼かれてこそ価値がある」、第2位は『龍が如く0 誓いの場所』の「狂犬・真島吾朗の誕生」、そして第1位は『龍が如く 極2』の「マコトとの別れ」となっていた。
そして、宇垣さんと小山さんのふたりが揃ったということで生アテレコも実施された。
あのホルモンを焼くシーン、狂犬・真島吾朗の誕生の瞬間、そして真島と冴島がアパートで決意を固める場面も生アテレコで楽しめた。
最初は真面目にアテレコしていたおふたりも、徐々にヒートアップしてアドリブを開始。冴島が銃を確認したあとに「まだ若いんやで、死にとうない!」などと言い出すとんでもない展開になっていった。
ステージイベント前半の最後に、ゲームに先駆けて真島吾朗のCDが2025年2月7日に発売されると明らかに。
夜食の誘惑に負ける様子をデスボイスで歌った『Midnight Desire』のMVも初披露された。
いよいよカラオケオフ会の開幕!会場はアツく盛り上がった!
休憩時間をはさんだあと『龍が如く8外伝』プロデューサーの堀井亮佑氏が登壇し、「龍が如く カラオケオフ会」が実施された。
宇垣さんと小山さんのふたりだけ歌う……のかと思いきや、ここで春日一番役の中谷一博さんと不二宮千歳役の伊波杏樹さんがサプライズで登場!
まずは「龍が如く」シリーズの楽曲からはじまり、宇垣さんが『24時間シンデレラ』、小山さんが『故郷に錦を飾るべし』、中谷さんが『GO! 愁傷SUMMER』、伊波さんが『Honolulu City Lights』が披露された。
二周目も一週目と同様に順番に歌う流れになり、この回は「龍が如く」シリーズに無関係の曲を歌う流れになった。それぞれの選曲がかなり意外なチョイス。
宇垣さんは恥ずかしがりながら『お嫁サンバ』を歌い、小山さんはまさかの『魔女っ子メグちゃん』を披露。中谷さんは米米CLUB『君がいるだけで』をしっとりと歌い上げた。
伊波さんは澤村遥の『KONNANじゃないっ!』を振りつきで歌って踊り、ファンと会場を沸かせていた。
最後は4人で『ばかみたい』を歌ってカラオケオフ会は終了。今回のファンミーティングのなかで最も盛り上がるイベントとなっていた。
「龍が如く」シリーズは来年で20周年を迎え、さまざまなイベントを実施する予定だという。
詳細については伏せられていたが、今後もファンを喜ばせる何かが用意されているようだ。