『かみながしじま』で新たに実装されたカミ“マガツヒ”を使ってみた
『かみながしじま 〜輪廻の巫女〜』は、UUUMの人気クリエイター「はじめしゃちょー」が初めてゲームの企画に携わった非対称型オンラインホラーアクション。同作は2023年7月19日(水)から、待望の「シーズン2」を迎えた。
新たなカミ「マガツヒ」も登場し、ヒトとカミとの間に新たな戦いが展開していく。
本稿では早速そんなマガツヒを使って何戦かプレイしてみたので、実際に触れてみた感想やその魅力をお届けしていこうと思う。
普段は宙を舞う仮面だが、顕現化の姿があまりにもイカつい「マガツヒ」さん
霊体時の姿だけを見れば、なんとなく頼りなさそうな印象すら受けるマガツヒだが、その姿形から想像できるのはまるで“鬼の仮面”。
霊体とはいえ、四股胴体を持つほかのカミたちとは一線を画すあまりに斬新な姿に、不気味な妖力すら感じるのが不思議である。
プレイ中は孤島の上空を自由自在に呪いの仮面が飛び回っているといった様相でちょっぴりシュールだ。
見ようによっては巨大な生首が飛んでくるようであり、仮にヒト側からその姿が見えたとしたら不気味なことこの上ない。
しかしながらマガツヒを操作している身としては、そのなんとも言えない姿に心なしか愛嬌を感じてしまう瞬間も。
カメラの角度によるが、ちょっと陰りのあるションボリした表情にも見えなくない...。
仮面の中ではきっと呪いの力が凝縮されていたのであろう。しかしそんなカワイイ(?)マガツヒも顕現化すると、仮面の姿からは想像できないほどイカつい屈強な姿を見せてくれる。
「ここからが本番」と言わんばかりのパワープレイで脆弱なヒト共を圧倒するのだ。
追われる方も“力”の圧力を感じる圧倒的な存在感。
仮面の時の不気味さは一体どこへやら。非常にマッシブな体格に恵まれた顕現体マガツヒは存在感がもうスゴい。
カミ側のキャラクターは皆、顕現体の姿がラスボス感溢れる恐ろしい形相なのだが、仮面1つからここまでムキムキになれてしまうテンションの落差には恐れ入る...。
ヒト側の視点で見るとだいぶ“圧”を感じられる巨体加減で、生半可な装備では足止めできないことが本能的に理解できてしまうほど。
こんなヤツが人間たちを逃すまいと山の峠から高速で飛行接近してくるのだから、ホラーの怖さとは異なる命の危機を感じる。
マガツヒ視点だと必死に逃げようとするヒト側に哀れみの心すら抱いてしまうだろう。
「力」が恐怖に転化された禍々しいフォルムから繰り出される攻撃の数々は、辺りの山々をも容易く崩せそうなパワフルさだ。
巨漢ここに極まれりと言った感じで、追われる方が体験する逼迫感(ひっぱくかん)はスリル満点。
ヒト側でプレイしている最中は、「コイツは本当にカミなのか? 鬼とかゴーレムの類ではないんだろうか?」などと、神様相手にだいぶ不敬な物思いにふけっていた(だからこそ執拗に追われていた可能性も捨て切れないのだが)。
序盤は便利な弱体化スキルが光る。終盤は顕現体で一気呵成に試合を傾けるキャラクター
マガツヒはスキル「呪い火」が非常に強力。上空から接近して、狙った対象の攻撃力と被ダメージを上昇させられるので、野生動物とヒトとの距離が近ければ、スキル→憑依の流れで一気に倒せてしまえる。
シーズン2からは一部の野生動物のHPが向上したり、憑依の硬直が短くなったりと攻撃に移りやすい環境のため、マガツヒは扱いやすい印象だ。
顕現体から鬼神の如き活躍を見せてくれるが、実は霊体の時点でも結構戦える。
また、固有能力「鬼火」は、解除された結界の数に応じて憑依状態の攻撃力が上昇する。
まだ顕現体になれなくても、ヒト側に対して常に有効な攻撃手段になり続けるワケだ。
顕現体ではスキル「轟天」の高速突進がクセを残しつつも強力。直撃させるのに練習する必要があるものの、当たればかなり痛い。
通常攻撃は前方に伸びるパンチで慣れると扱いやすかった。
マガツヒはダイナミックな強襲をかけるのが得意なキャラクターなので、ヒト側が受ける緊張感は相当なもの。
性能と一口にまとまる話ではなく、顕現体が持つ見た目の圧力には心理的なプレッシャーも与えられるはずだ。
『かみながしじま 〜輪廻の巫女〜』とは?
『かみながしじま 〜輪廻の巫女〜(かみ巫女)』は、LiTMUS、Aiming、講談社の3社が贈る呪われた孤島を舞台にカミとヒトが争う非対称型オンラインホラーアクション。
ゲームでは謎の無人島を舞台にヒト4人とカミ1柱の2チームに分かれて競い合う。どちらのポジションでプレイするかによって、遊び方や感じられる楽しさが異なる対戦ゲームとなっている。
「仲間とともに島から脱出する」ヒト側のプレイヤーと、「『ヒト』の脱出を阻止する」カミ側のプレイヤーで展開する、緊張感溢れるゲーム体験が特徴的だ。
下記の記事では7月19日のアップデートでどのような変化が起きたのかを紹介している。こちらもあわせてチェックしていただければ幸いだ。
© LiTMUS Co., Ltd. All Rights Reserved. © Aiming Inc. © KODANSHA LTD.ALL RIGHTS RESERVED.