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昨今4Kの映像はPCだけでなく、PS4やXBOX ONE X、PS5といったような据え置きのゲーム機でも広がりを見せており、この恩恵をしっかり受けるためには4K出力に対応したモニターが不可欠。
少し前まではリフレッシュレート60Hz程度が精一杯だったが、最近はゲームプレイも想定した120Hz、144Hz対応のものも登場してきている。
しかし、一口に4Kモニターと言ってもインチやその他機能など見るものが多く、どれを選んで良いか迷ってしまうのではないだろうか。
そこで今回は4Kモニターの基本的な選び方と、編集部が厳選したおすすめの4Kモニターを紹介する。是非ともこの記事を4Kモニター選びの一助にして欲しい。
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目次
4Kモニターとは?ゲームにどんな影響を及ぼす?
昨今のゲーム事情は多くのゲームが1,920×1,080のフルハイビジョンが基本となっており、通常のモニターで問題なく表示することが可能である。
ただし、最近の雰囲気を重視したオープンワールドゲームやグラフィックの美麗さが特徴のRPGなどは3,840×2,160の4Kグラフィックに対応していることがあり、これを楽しむためには4Kの出力が可能な4Kモニターが必要になる。
画素が細かくなるためよりきめ細やかな映像を表示するため、臨場感や没入感が段違いというわけだ。とくにそういったゲームの環境描写や人物のリアルさなどは目を見張る物があるだろう。
4Kモニターの注意点
ただし、4Kモニターを運用する場合、当然ながらゲームの情報量が増えるという点には注意が必要。
単純にフルHDの4倍の表示が行えるため、4Kに対応していない昔のゲームなどをプレイすると文字などのインターフェイスが小さくなりすぎてしまい、プレイに支障を来す可能性がある。
また、当然ながら安定したリフレッシュレートで4Kを運用するためには強力なマシンスペックが必要なので、PCもハイエンド機を用意する必要性が出てくる。
マシンスペックが足りていないと画面情報が多い場面ではカクつきが起こったりプチフリーズが起こったりという可能性もある点は注意しよう。
4Kテレビと4Kモニターの違いは?
「4Kモニターを用意するくらいなら4Kテレビに出力したら良いんじゃないの?」という疑問を持つ方も中にはいると思うが、実を言うとこの二者は似ているようで全く違う。
4Kテレビはテレビ放送を視聴したりスピーカーで臨場感のある音楽を聞いたりと言ったような事が主な使い方で、更に低価格でも大型の製品を購入できる。
だが、ことゲームの描写に関してはあまり得意ではなく、応答速度が遅かったりカクつきが起こってしまったりする可能性がある点には注意しよう。
反面4Kモニターは応答速度が速いため、ゲームをプレイした時の残像感が少なく、対人ゲームなどの反応が重要なゲームであってもしっかりとプレイできるのが特徴だ。
しかしながらTVチューナーなどはついておらず、スピーカーもおまけ程度なのでそういった面を重視したい方は4Kテレビを選択するようにしよう。
4Kモニターの選び方
自分にとって最適な4Kモニターを選ぶポイントは以下の通り。
- インチ数
- リフレッシュレート/応答速度
- 対応端子
上記の3点を押さえることで自分に合った4Kモニターを選ぶことが可能。一つずつ見ていこう。
インチ数は27インチ以上を選ぶ。それ以下だと4Kの恩恵を感じられない場合も
4Kモニターを選択する際、最初に確認するべき点はインチ数。多くのeスポーツシーンでは24インチ前後が普通だが、その大きさだと4Kモニターの場合は画面の情報量が多すぎてインターフェイスの文字などが潰れてしまい、読みづらいと言うことになりかねない。
出来れば27インチ以上のものを選ぶのが臨場感、没入感ともにベターと言えるだろう。
なお、32インチ以上になると画面との距離に注意。ゲームをメインに考えるのであれば大きすぎて画面の情報が一度に捉えきれず、不利を被る場面が出てくる可能性がある。
32インチ以上のモニターを選ぶのであれば少し離して設置が出来るデスクか、モニター台と作業机を離せる環境のものを選ぼう。
RPGなどのそこまで画面表示が忙しくなりづらいゲームを中心に考えているのであれば40インチ以上のものを選び、臨場感を味わうのも一つだ。
リフレッシュレート/応答速度は120Hz/1msあると満足度が高い
リフレッシュレートは1秒間に画面を何回書き換えられるかの数で、地上波のテレビなどは60Hzとなっている。
しかし、PS5は4K/120Hzの解像度に対応しているため、60Hzだと十分なスペックを発揮することが出来ない。
ハイスペックなPCであれば4K/240Hzということも考えられるがここまで出来るPCはとても少ないため、PS5の4K/120Hzをひとまずは基準に考えると良いだろう。
ただし、120Hzに対応している4Kモニターは60Hzの4Kモニターに比べて値段が跳ね上がるため、対人を目的としないオープンワールドやRPGなどを主に考えるのであれば60Hzでも良いという考え方もある。
応答速度は画面の色が切り替わるのにかかる時間を数字で表したもので、この数字が小さくなればなるほど残像感が減り、色の変化が早くなる。
対人ゲームを考えるのであればこちらも1ms程度が理想ではあるが、やはりこれも価格にダイレクトに直結するため、予算が合わないのであれば5ms程度でもゲームプレイには支障は無いと言えるだろう。
4Kモニターの接続端子はHDMIとDisplayPortが主流
4K出力を行うのは据え置きゲーム機ではHDMIが主流で、PCであればDisplayPortが主流になっている。
HDMIは最新規格が2.1で4K/120Hzまで対応、DisplayPortは1.4が最新規格でこちらも4K/120Hzまで対応している。
基本的にはこの2つの端子があれば問題ないが、数個端子を搭載しているモデルでもHDMI2.1やDP1.4に対応している端子は1端子だけといったようなものも中にはあるので、PCとゲーム機それぞれを繋げておきたい場合などは注意が必要だ。
4Kモニターのおすすめ商品
LG(エルジー)27UL500-W
韓国のディスプレイメーカーの大御所、LG電子の4Kモニター。高コスパが魅力で、60Hzではあるもののこの価格でIPS4Kモニターが購入できるのは大きなメリットと言えるだろう。HDMI、DP両端子を搭載している。
HDR10にも対応しているため、色表現がこの価格帯でもしっかりしているのはポイントと言えるだろう。
ASUS(エイスース)VG28UQL1A-J
144Hzに対応したASUSの28インチ4Kモニター。HDMI2.0×2、HDMI2.1×2、DP×1ととにかく多数の端子を搭載しており、ゲーム機とPCを両方繋いでおきたいといったニーズにもしっかり応えられるのがポイント。
高さ調整やピボットなども行うことが出来るため、自分の環境に合わせて最適な角度に調整しやすいのも利点と言えるだろう。144Hz/1msのため、どんなタイトルでも快適にプレイすることが出来る。
JAPANNEXT(ジャパンネクスト)JN-i432TUR
この価格帯で43インチ4Kというのが最大の特徴であるJAPANNEXTの4Kモニター。USB-Aポートを搭載しているため、USBメモリーを取り付けて画像や動画をPCなしで表示することが可能。店頭のディスプレイとしても使用できる。
また、4Kモニターには珍しい光音声出力やビデオ入力、コンポーネント入力などにも対応しているので、それぞれの使い方に合わせた多種多様な使用用途を考えることが出来るのは利点と言える。
BenQ(ベンキュー)MOBIUZ EX2710U
台湾のPC周辺機器メーカー、BenQの4Kゲーミングモニター。144Hz/1msのリフレッシュレートと応答速度を備えているため、格闘ゲームやFPSなどの一瞬の判断が必要なタイトルでもしっかりと遊び倒すことが可能。
また、BenQ独自の技術である「HDRi」によって、コンテンツごとに最適化された映像を実現している。
MSI(エムエスアイ)MAG 321UPX QD-OLED
ディスプレイに有機ELを採用した台湾のPCメーカー、MSIの4KOLEDモニター。240Hz/0.03msと有機ELならではの高リフレッシュレート/高応答速度でどんなコンテンツもサクサク動かすことが出来る。
もちろんPS5やXBOX ONE Xといった次世代機の解像度にもしっかり対応しているので、ゲームをプレイ中にストレスを感じることはまずないだろう。「AI Vision」という独自の技術で、コントラストや明るさをシーンに合わせて自動調節する機能も好評だ。
IODATA(アイ・オー・データ)EX-LD4K492DB
日本の老舗PCサプライメーカー、IODATAの4K/ADSモニター。49インチとかなり大型になっており、少し離れた場所で使用することを想定されている。多機能なリモコンが付いており、入力切替や音量調節、明るさ調整などが手元ですぐに行えるのが強み。HDMI、DP以外にもVGA端子が搭載されているので、古いPCなどの機器を繋いで使用することが出来るのも利便性が高いと言える。
まとめ:4Kモニターを上手く活用して迫力のあるゲーム体験を
4Kモニターは文字が小さくなる、小さい画面だとそこまで恩恵を感じづらいというデメリット面がよく挙げられるものの、しっかりとその特性を理解して適切に使用すればその画面の綺麗さや臨場感、没入感に引き込まれること間違いなし。皆さんもこの記事を参考にして是非とも4Kの素晴らしい映像美を体験してみて欲しい。
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